女性のWell-beingを高めるカギは「環境づくり」にあり!?「SHIBUYA WOMEN’S WELLNESS調査2025」公開 健康充足度が高い渋谷区から、フェムケア・フェムテックの未来を考察

大広フェムテック・フェムケアラボと渋谷を拠点に活動する「わたしたちのウェルネスアクション」共同調査で見えた渋谷のウェルネスポジティブサイクル

一般社団法人渋谷未来デザインのプレスリリース

一般社団法人渋谷未来デザイン(代表理事:小泉秀樹、以下 渋谷未来デザイン)は、渋谷を中心にウェルビーイングを発信する「わたしたちのウェルネスアクション」において、株式会社大広(本社:東京都港区、代表取締役社長:泉恭雄、以下「大広」)の大広フェムテック・フェムケアラボと共同で、女性のWell-beingを高めるヒントを探る独自調査「SHIBUYA WOMEN’S WELLNESS調査2025」をリリースします。渋谷区に在住・通勤・通学している女性と一般女性を比較し、健康充足度が高い渋谷区について深堀りすることで、女性の健康課題をよりサポートするためのポイントを探索しました。フェムケア・フェムテックといった女性関連商品・サービスや、健康経営・女性活躍をテーマにしている企業担当者・自治体の方へ向けたレポートです。

2024年に渋谷未来デザインのプロジェクトである「わたしたちのウェルネスアクション」で発表した女性のウェルネス意識・実態をまとめた「SHIBUYA WOMEN’S WELLNESS SCORE」では、渋谷に関わる女性の健康課題が可視化されました。プロジェクトでは、そのうちのいくつかの課題に向き合い、年間を通じて自社イベントの開催や外部イベントへの出展、民間企業との共創プロジェクトの実施、オウンドメディアでの発信などを行ってきました。その中で、渋谷に関わる女性が、自分自身の課題に対してどのように行動をしているのか?ということを知ることで、プロジェクトの活動をさらに精度の高いものにできると考え、今回大広フェムテック・フェムケアラボと共同での調査を実施するに至りました。

今回の調査では、渋谷の女性が普段どのような情報をキャッチし、生活に役立てているのか、意識と情報、行動について調査を行いました。

「SHIBUYA WOMEN’S WELLNESS調査2025」は以下URLからダウンロードしてご覧いただけます。

URL:https://www.daiko.co.jp/femtech_femcare_lab/shibuya_womens_wellness_research.pdf

「フェムテック」が新語・流行語大賞にノミネートされてから4年。生理・妊娠・更年期といった女性の心身に寄り添う製品やサービスは、ブームを超えて様々な商品・サービス・制度が広がりつつあります。これからさらなる社会浸透を図ることで、よりよく暮らし、働き、支え合う社会に近づきます。

そこで、大広フェムテック・フェムケアラボは、独自生活者調査を行い、生活者のリアルな声や生活実態を踏まえながら、社会に定着し新たな価値を生み出していくためのヒントを探りました。その中でも本調査では、女性活躍をはじめすべての人をエンパワーメントすることに力を入れている渋谷区に着目し、渋谷未来デザイン内「わたしたちのウェルネスアクション」チームとともに分析を行ったところ。環境・行動・意識の3つの側面で「ポジティブサイクル」が回っていることを発見しました。

このような調査をきっかけに、女性の心身の健康課題により対処しやすい社会づくりが進むことを目指し、大広フェムテック・フェムケアラボとわたしたちのウェルネスアクションは情報発信を続けてまいります。

【担当者コメント】

大広フェムテック・フェムケアラボ 大谷 拓

本レポートは、女性の健康課題にスポットを当てたものですが、その先にある「みんなが生きやすいと感じる社会」のために必要なことも探っていると思います。性別関係なく、ヘルスケアやウェルビーイングに関心がある方にはぜひご一読いただきたいレポートです。

大広フェムテック・フェムケアラボ 佐飛 美弥

私自身、1年前に渋谷区に引っ越してから周囲の環境が変わり、レディースククリニックにとても気軽に通えるようになりました。そのおかげで、自分の身体や心の健康と向き合う時間も少しずつ増えてきたように感じています。いきなり大きく環境を変えることはできませんが、コツコツと心地よい環境を整えていけたらと思いますし、このレポートがその一助になれば嬉しいです。

渋谷未来デザイン 平松 葉月

2024年からの調査に続いて、今回は実際に女性が抱える課題に対して、どのように考え、行動しているのか、というところに焦点をあてた調査でしたが、渋谷に関わる女性が他の地域の方に比べ行動に繋げている方が多いという結果となり、「情報の得やすさ」、「環境」、「まわりの方の意識」などが行動につながる一歩を踏み出しやすいということが明らかになりました。今後の活動においても情報発信や、意識の啓蒙などを踏まえた内容としていくことで、渋谷をよりウェルビーイングな街にしていきたいと思います。

【調査概要】

調査対象:①渋谷関与層(渋谷区在住・通勤・通学の女性15-59歳):1240サンプル

②一般層(全国の女性15-59歳):2064サンプル

調査方法:インターネットリサーチ

調査時期:2025年9月

【調査内容】

1、健康充足度において、渋谷関与層と一般層で10pt以上の差がある。

2、渋谷区には環境・行動・意識のポジティブサイクルがある。

3、渋谷区 松澤香副区長 にインタビューを実施。

4、届け方の工夫について、渋谷区担当者にヒアリングを実施。

【一般社団法人 渋谷未来デザイン 概要】

渋谷未来デザインは、ダイバーシティとインクルージョンを基本に、渋谷に住む人、働く人、学ぶ人、訪れる人など、渋谷に集う多様な人々のアイデアや才能を、領域を越えて収集し、オープンイノベーションにより社会的課題の解決策と可能性をデザインする産官学民連携組織です。都市生活の新たな可能性として、渋谷から世界に向けて提示することで、渋谷区のみならず社会全体の持続発展につながることを目指しています。 

一般社団法人渋谷未来デザイン https://fds.or.jp/

【わたしたちのウェルネスアクション 概要】

一般社団法人 渋谷未来デザインが主催する「わたしたちのウェネスアクション」は、2021年の「SOCIAL INNOVATION WEEK」でのトークセッションを経て2022年3月に発足しました。

渋谷を中心に「自分の健康や体と向き合い、周りと繋がって自分を大切にしながら“自分らしく”生きられる社会」を目指して「情報発信・啓発活動」「コミュニティの形成・拡大」「調査の実施」「課題解決に向けた活動」を実施しています。

わたしたちのウェルネスアクション https://womens-wellness-action.com/

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