手指に痛みがある人は40代以上で約6割。特に更年期以降の女性に起こりやすい「キャップが開けられない」問題を救う「10秒神経マッサージ」とは?

『「キャップが開けられない」「指が痛い・こわばる」人のお助けBOOK』12月19日発売

株式会社主婦の友社のプレスリリース

著者は「痛み改善ドクター」として人気の冨永喜代先生。

 株式会社主婦の友社は、2025年12月19日(金)に、富永喜代医師著の『「キャップが開けられない」「指が痛い・こわばる」人のお助けBOOK』https://www.amazon.co.jp/dp/4074621436)を発売いたしました。

40代以上の約6割が、手指に痛みやトラブルを抱えているというアンケート結果が。

 今回、主婦の友社が「手指の痛み・こわばりに関するアンケート」を40代以上の男女に行ったところ、約6割の方が手指に痛みやこわばりなどのトラブルを抱えているという結果が出ました(主婦の友社が運営する、読者参加型の会員コミュニティサービス「@主婦の友」にて実施。40代以上の男女会員に送付。※実施期間:2025年12月10日~16日 有効回答数:128)

40代以上で手指に痛みやこわばりを抱える方は6割。その多くが女性だった。

 手指に痛みやこわばりを抱えている方に詳しい症状を聞いたところ、関節が曲がらない、曲がりにくい、痛い、腫れているなど、手指の関節まわりのトラブルが多いこともわかりました。

複数回答。関節まわり以外では、親指の付け根や手首が痛いという声も。

 さらに、手指に痛みやこわばりを抱えている方に「日常的にやりにくい動作」を聞いたところ、以下のような結果でした。

複数回答。指先に力を入れないとできない動作や、手先を使う細かな動作がやりにくいという声が多い。

 

 「ペットボトルのキャップを開けようとしても、指が痛くて開けられない」という声はとても多く、力を入れずに開けられるグリップを使っている、という方もいました。また手指の痛みやこわばりは朝に起こることが多く、症状が治まるまで何もできないという声も多数聞かれました。

 しかし、このように手指の痛みに悩む方はたくさんいる反面、病院に行っていないという方は6割近くいました。

痛みがあるものの病院には行っていないという方が予想外に多かった。

 病院に行かない理由を聞いたところ、「老化によるものだと思っているから」といったあきらめの声や「しばらくしたら治ると思っているから」「手指の使い過ぎが原因だとわかっているから」といった自己判断をしている方も多いようです。

複数回答。自己判断で病院に行かない方が多いという結果が。

「へバーデン結節」など、手指のトラブルは進行性の病気もあります

手指の痛みの原因と考えられる病気はいくつかあり、本書でも詳しく紹介しています。

本書より。手指の第2関節に症状があらわれるブシャール結節やばね指、母指CM関節症の紹介も。
本書より。手根管症候群やドゥケルバン病、関節リウマチや糖尿病による手指の痛み・しびれも紹介。

 著者の冨永喜代先生は、2008年に愛媛県松山市で「冨永ペインクリニック」を開業し、日本で唯一の「へバーデン結節外来」を開設したという、痛みの専門家です。

 「『へバーデン結節』は、手指の「第一関節」に痛みや腫れ、しびれ、変形などの症状が現れる病気で、患者数は中高年の女性を中心に、国内で300万人以上に上ります。主な要因は手指の使いすぎや加齢などと言われていますが、実はまだはっきりとわかっていません」と富永先生。

 「へバーデン結節は、はじめは指の第一関節に違和感を覚えるところから始まりますが、月日が経つにつれて痛みや変形が進んでいく進行性の病気です。症状が進むと思うように指を動かせなくなるなど、日常生活に大きな影響が出てきます。そのため、手指に違和感を感じたらできるだけ早く専門の医師の診断を受けて対策をとることをおすすめします」とのこと。

 痛みやしびれは主観的なものなので、誰にも理解されないことが多いもの。また病院に行っても「老化現象なので、なるべく手を使わないように」と言われることも多く、そのような経験から、病院から遠ざかってしまう方が多いのかもしれません。

まずは「10秒神経マッサージ」で痛みをとり、痛みの悪循環を断ち切ることが大事。

 手指がしつこく痛むと、痛みで手指の関節や筋肉が硬くなり、血管が収縮します。すると、血流が悪化して酸素や栄養が行き渡らなくなり、指先の組織が硬く縮こまってしまう。それにより、さらに痛みが強くなる、という痛みの悪循環に陥ってしまうそう。

 「慢性痛の治療は、まず痛みをとらないことには何も始まりません」と富永先生は語ります。

 「例えば五十肩。肩関節をしっかり動かすほうが治りが早いのですが、うめくほどの痛みがあるようでは肩を動かすことなど到底できないでしょう。痛みが解消されれば、関節はラクに動かせるようになっていきます。ですから、まずは痛みをとることが大事なのです」と富永先生は話します。

 富永ペインクリニックでは、通常の診療・薬の処方のほか、自宅で『10秒神経マッサージ』を朝晩行っていただくように指導をしているとのこと。「この『10秒神経マッサージ』は誰にでも簡単にできて安全なものです。副作用もありませんし、道具も不要。1か所10秒で終わります。このマッサージで、私のクリニックの多くの患者さんが痛みから解放されて改善しています」とのこと。

 本書では、7種ある「10秒神経マッサージ」の方法をイラストつきでわかりやすく紹介しています。

「10秒神経マッサージ」は7種。実際に痛む場所や病気、症状の種類によって組み合わせて行う。
7種ある「10秒神経マッサージ」の1つがこちら。

 さらに、ブシャール結節やばね指、手根管症候群や腱鞘炎など、手指の病気や症状別に「10秒神経マッサージ」を組み合わせて紹介しています。

 「病院に行って原因不明、治療法なし、と言われた方でも、その痛みやしびれをどうかあきらめないでください。また最近はスマホの操作時間が長くなったことで手首の腱鞘炎になる方も多くいます。単なる腱鞘炎とあなどらず、重篤になる前にぜひ「10秒神経マッサージ」を試していただき、痛みのない好循環に切り替えていただけたらと思います」。

 実はこの本の編集担当も半年以上「ばね指」の症状に悩んでおり、この「10秒神経マッサージ」を試してみたところ、朝の痛みやこわばりも落ち着き、パソコン入力作業もラクになってきたという魔法のマッサージ、手指の痛みに悩んでいる方はぜひ試してみてください。

【目次】

手指の痛みやしびれの症状と主な病気ごとにわかりやすく解説。
「10秒神経マッサージ」は7種をわかりやすくイラストつきで紹介。病気別の早見表も。
富永先生直伝の暮らしの中で手指の負担を減らすコツは役に立つ情報ばかり。

【著者プロフィール】

富永 喜代(とみなが・きよ)

富永ペインクリニック院長。医学博士。日本麻酔科学会認定麻酔指導医。1993年より、聖隷浜松病院などで麻酔科医として勤務し、延べ2万人超の臨床麻酔実績を持つ。2008年、愛媛県松山市に富永ペインクリニックを開業。痛みの専門家として、日本で唯一の「ヘバーデン結節外来」や「性交痛外来」を開設。経済産業省「平成26年度 健康寿命延伸産業創出推進事業」を委託され、国際的には、ウーマナイザー日本初イベント「Pleasure Journey」講演、「第33回メトロマニラビジネスカンファレンス(MMBC)に登壇。YouTube『女医 富永喜代の人には言えない痛み相談室』はチャンネル登録者数29.9万人、総再生回数7400万回、SNS総フォロワー数45万人。著書は「ヘバーデン結節は自分で治せる」(永岡書店)など累計100万部を超える。「おはよう日本」(NHK)、ABEMA TV (127万回再生)等出演多数。

【書誌情報】

書名:「キャップが開けられない」「指が痛い・こわばる」人のお助けBOOK

著者: 富永喜代

定価:1540円(税込)

発売日:2025年12月19日(金)

判型・ページ数:A5判、128ページ

ISBN:978-4-07-462143-9

発行:主婦の友社
【Amazon】https://www.amazon.co.jp/dp/4074621436

【楽天ブックス】https://books.rakuten.co.jp/rb/18457797/

※電子書籍も同時発売

本件に関するメディア関係者からのお問い合わせ先

【主婦の友社広報窓口】
株式会社C-パブリッシングサービス 広報宣伝部
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