治験に関心のある層へ、効率的なスクリーニングを実現

パシャっとカルテによる、同意に基づいた治験候補者募集支援

Arteryex株式会社のプレスリリース

Arteryex株式会社は、医療情報管理アプリ（PHR）「パシャっとカルテ」を通じて、治験・臨床研究に関心のある層への情報提供に対し、PHR（Personal Health Record）データを活用した条件等による治験候補者のスクリーニングおよび情報提供支援を行っています。

■ 治験候補者募集における背景と課題

治験・臨床研究における候補者募集では、近年以下のような課題が存在しています。

その結果、

といった課題が顕在化しており、治験候補者募集において大きな負担となっています。

「パシャっとカルテ」では、ユーザー自身が登録・管理している医療情報をもとに、治験に関心を持つ可能性のある層への情報提供と、条件に応じた候補者抽出の支援を行うことが可能です。

が特徴となっています。

これまで若年の健常者を中心のパネル構成では難しかった疾患関連治験においても、条件適合性の高い候補者へのアプローチが可能になるとの評価をいただいています。

本取り組みでは、個人情報保護および倫理的配慮を前提に以下のフローに基づいて治験候補者のスクリーニング支援を行います。

1.条件設定

年齢、既往歴、性別などの条件を設定し、PHR内に蓄積されたデータをもとに候補者母集団を抽出します。

2.パシャっとカルテアプリ内のバナー設置

アプリ内のキャンペーンタブに治験案内用のバナーを設置し、対象ユーザーへ情報を周知します。

3.治験候補者の募集・同意取得

治験内容を明示したうえでユーザーの同意を取得し、治験候補者の募集を行います。

4.クライアント様への提供

同意を得たユーザーについてスクリーニングを実施し、条件に合致した候補者情報のみをクライアント様へ提供いたします。

もし少しでもご興味ある企業様はぜひお声がけください。

Arteryexでは今後も、治験・臨床研究に関する情報を通じて治験理解の促進に取り組むとともに、PHRデータの品質向上およびパネルの拡充を進めていきます。また、医療情報の適切な二次利用を前提に、治験・臨床研究領域における候補者募集の新たな選択肢として、実務に即した価値提供を継続してまいります。

Arteryexは、医療データを患者自身が管理し、自分の“資産”として運用する「健康銀行」構想を掲げ、医療情報管理アプリ「パシャっとカルテ」を中心としたサービスを提供しています。

「パシャっとカルテ」から得られる医療情報を活用した医療情報プラットフォーム事業をはじめ、ヘルスケア領域におけるシステム・アプリケーションの受託開発を行っています。

また、構築中の医療情報プラットフォームのPHR（Personal Health Record）データを活用し、さまざまなサービスとの連携を進めることで、医療情報の正しい二次利用を推進しています。

会社名：Arteryex株式会社
設立日：2018年2月1日
所在地：東京都千代田区外神田6-6-1 斎藤ビル2階・4階

代表取締役：李東瀛
事業内容：医療情報管理アプリ「パシャっとカルテ」の開発・運営、医療情報プラットフォームサービスの提供、医療分野におけるシステム・アプリケーション開発
営業時間：平日11:00〜18:00
WEB：https://arteryex.biz

Arteryex株式会社
広報担当：脇坂
E-mail：sales@arteryex.biz
Web：https://arteryex.biz