【話題】韓国の皮膚科「ムーンクリニック」、異例の「日本商標権」取得…「国境を越えたブランド価値を証明」

– 広告なし、実力だけで成し遂げた成果… 韓国のローカルクリニックとしては珍しい「日本国内での商標登録」を完了– 地下30坪の“唇職人”のこだわりが日本列島を魅了し、ブランド資産へと成長

ムーンクリニックのプレスリリース

ソウル・カンナムのアックジョンに位置するプレミアムな唇フィラー専門クリニック「ムーンクリニック(MOON CLINIC)」が、最近日本の特許庁から商標権を取得した。

これは、韓国のローカルクリニックが日本国内で正式にブランド価値を認められ、商標登録まで完了した異例の事例であり、単なる施術提供を超えてグローバルブランドとしての地位を確固たるものにしたという評価を受けている。

ムーンクリニック側は「今回の日本での商標登録は、顧客の信頼と口コミだけで成長してきたムーンクリニックのブランドアイデンティティを守り、日本のお客様にもより責任あるサービスを提供するという約束の意味が込められている」と語った。

広告ゼロで「日本市場」を突破…口コミが生んだ奇跡

ムーンクリニックのスタートは、華やかさとは無縁だった。ソウル・カンナムという中心地に位置しながらも、地下1階30坪ほどの小さな空間から始まったこのクリニックは、大手病院のように派手なマーケティングやプロモーションを行う余裕はなかった。

代わりにムーンクリニックが選んだのは「職人精神」だった。

デパートのような幅広い診療よりも、フィラー、リフト、色素治療など得意分野に特化。特に唇フィラーでは、医師の繊細なデザイン感覚と徹底したディテールにより「自然なオーダーメイドデザイン」を追求。そのこだわりが結果に表れ、韓国内では「深夜2時まで待ってでも施術を受ける場所」として知られるようになり、2018年以降は日本人顧客からの予約が急増した。

大手広告やエージェンシーを一切使わず、訪れた日本人顧客の 紹介(知人紹介)や、日本現地のX(旧Twitter)・InstagramなどSNSとコミュニティで「韓国に行ったら必ず行くべき場所」「私の顔にぴったりな自然さ」といった実際のレビューがバイラルに広がった。今回の商標取得は、そうした自発的なファン層と長年のブランド力が実を結んだ結果だ。

■ “おもてなし”を取り入れた真心…コロナでも揺るがなかった信頼

ムーンクリニックがここまで日本人顧客の信頼を得た背景には、韓国の医療技術に日本特有の「おもてなし」の精神を融合させたサービス哲学がある。

日本人顧客が急増した際、ムーンクリニックは「遠く異国の地まで実力だけを信じて訪れてくれたお客様の信頼を裏切るわけにはいかない」との思いから、単なる施術以上の最高の結果と最善のサービスを提供するという決意を固め、単なる通訳ではなく「文化的配慮」による対応を素早く取り入れた。
▲日本人専任コーディネーター常駐

▲日本語の施術同意書・アフターケア案内

▲通常の2倍の相談時間確保 など、日本人が安心して施術を受けられる環境を整えた。

特にコロナ禍で渡航が困難になった時期にも、ムーンクリニックの真摯な姿勢は際立った。経営が厳しい中でも、韓国在住ビザを持つ日本人スタッフの雇用を維持し、既存の日本人顧客に対するオンライン相談やアフターサービスを継続した。このような「義理」と「責任感」が、国境が再び開かれた後に日本人顧客が再訪する決定的な理由となった。

“Kビューティーの真髄”を備えたグローバルブランドへ

ムーンクリニック関係者は「ムーンクリニックという名前が日本の方々にとって単なる病院名を超え、『信頼できるKビューティーの基準』として定着したからこそ、商標登録を進めた」と語り、「今後もフィラー施術にとどまらず、お客様の心に寄り添うサービスでお応えしていく」と述べた。

現在ムーンクリニックは、日本での商標権取得を機に、X(旧Twitter)やInstagramなどを通じて、唇のタトゥーに代わるフィラー施術の利点を紹介するなど、日本の顧客とのコミュニケーションをさらに強化している。小さな地下クリニックから始まり、日本の商標権というグローバル資産を手に入れるまでに成長したムーンクリニックの歩みは、「実力と真心が国境を超える」ことを証明している。

最後に、「ムーンクリニックはこれまで日本の皆様に長く愛されてきたことに感謝し、今後も日本をはじめとした海外のお客様に、韓国の高水準な美容医療サービスを提供し、Kビューティーを代表する唇フィラー専門クリニックとしての名声を守っていく」と語った。

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