水素含有ゼリーが運動時の乳酸上昇と酸素摂取量を抑制する可能性を確認   ― 慶應義塾大学医学部との共同研究で新たな疲労軽減メカニズムを発見 ―

株式会社新菱のプレスリリース

株式会社新菱(本社:福岡県北九州市、代表取締役社長:土山 正明)

■ 概要

株式会社新菱は、慶應義塾大学医学部 スポーツ医学総合センターの勝俣 良紀 専任講師との共同研究により、水素濃度約30〜40ppmのゼリー(以下「水素含有ゼリー」と表示)の摂取が高強度運動時の乳酸上昇および酸素消費を抑制する可能性を確認しました。この研究成果は、2025年11月に開催された「第36回日本臨床スポーツ医学会」(東京)にて慶應義塾大学より発表されました。さらに、2025年11月に札幌で開催された「第12回日本スポーツ理学療法学会学術大会」でも同内容にて発表されました。

■ 背景

近年、水素分子には細胞内の酸化ストレスを抑制し、生理機能を安定化させる可能性が報告されており、その応用が注目されています。

当社では、常温で最大24ヵ月間、高濃度の水素を安定保持できる独自のゼリー技術を開発しており、摂取効率・携帯性に優れた新しい形態の水素基材として注目されています。本研究は、この水素含有ゼリーが運動生理に与える影響を科学的に検証することを目的に実施されました。

■ 研究概要

・共同研究機関:慶應義塾大学医学部 スポーツ医学総合センター/内科学教室(循環器)

・研究期間:2024年5月~11月

・対象者:健常成人50名

・試験デザイン:二重盲検ランダム化クロスオーバー比較試験

・介入方法:運動前24時間、1.5時間前、直前に水素含有ゼリーまたはプラセボゼリーを摂取

・運動負荷:嫌気性代謝閾値(VT)の120%で30分間の一定負荷運動

・測定項目:血中乳酸(5分毎)および酸素摂取量(VO₂, 連続測定)

■ 主な結果

・水素含有ゼリー摂取条件では、最大乳酸値が有意に低下(平均差 -0.8 mM、p = 0.01)

・最大酸素摂取量(VO₂)も有意に低下(平均差 -1.2 ml/min/kg、p = 0.01)

・性差分析では、女性は乳酸上昇抑制、男性は酸素利用効率の向上が認められました

これらの結果は、水素含有ゼリーが運動中の代謝負荷を軽減し、筋エネルギー利用効率を改善する可能性を示しています。

■ 考察と展望

水素含有ゼリーの摂取により、肝臓での乳酸再利用(コリ回路)が促進され、ミトコンドリア機能が最適化されることで、「乳酸蓄積の抑制」および「酸素利用効率の向上」がもたらされる可能性が示唆されました。今後は、日常的な運動や疲労回復シーンへの応用を念頭に、長期摂取時のパフォーマンス維持・疲労軽減効果について検証を進めてまいります。

■ 参考論文(Preprint公開)

本研究の詳細は、医学系プレプリントサーバー「medRxiv(メドアーカイブ)」にて公開されています。

論文タイトル:Effect of hydrogen-rich jelly on metabolic response during high-intensity exercise: a double-blind randomized crossover trial

公開日:2025年10月26日

URL:https://medrxiv.org/cgi/content/short/2025.10.26.25338854v1

※本論文は現在査読中であり、正式掲載後に改めてお知らせいたします。

■ 勝俣 良紀 専任講師のコメント

「今回の試験は、運動生理学的にも非常に興味深い結果が得られました。水素分子がミトコンドリアの機能を改善し、乳酸代謝を効率化する可能性は、スポーツ選手だけでなく一般の健康維持にも応用が期待されます。」

■ 株式会社新菱の取り組み

株式会社新菱は、長年にわたり化学技術・材料開発を通じて高濃度水素基材を美容・健康領域に応用してまいりました。今後も、科学的エビデンスに基づくヘルスケア製品の研究・開発を推進し、「エビデンスから信頼を生み出すブランド」として社会に貢献してまいります。


株式会社新菱のプレスリリース⼀覧

https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/87172

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