業界初、環境配慮型パッケージの新基準をリード
ユニリーバ・ジャパン・カスタマーマーケティング株式会社のプレスリリース
ユニリーバ・ジャパン(本社:東京都目黒区、代表取締役 社長:エド・ブリオラ)は、経済産業省が創設した「プラスチック資源循環促進法」に基づく家庭用化粧品容器の設計認定制度において、同分野の第1号認定を取得しました。この認定は、プラスチック資源の循環利用を進めるうえで重要な「環境配慮設計(Design for Circularity)」を、最も高いレベルで満たした製品に付与されるものです。
本制度は、プラスチック使用量の合理化、単一素材化、再生材活用など、循環型経済の実現に向けた高度な環境配慮設計を満たす製品を国が認定するものです。今回の認定取得は、当社が日本市場において環境配慮型パッケージ開発をリードしてきた成果であり、化粧品・日用品業界における循環型設計のモデルケースとなるものです。
「プラスチック資源循環促進法」に基づく家庭用化粧品容器の設計認定制度
家庭用化粧品容器の設計認定制度とは、プラスチック資源循環促進法に基づき、環境負荷の低い容器を国が公式に評価・認定する仕組みです。対象となる化粧品容器は、プラスチック使用量の削減(内容量あたりの原単位上限設定)、再生材やバイオマス材の一定量以上の使用、単一素材化や分別しやすい構造など、リサイクル性を高める設計が求められます。また、PVCなどリサイクル困難素材の不使用、全面印刷の禁止といった条件も含まれます。認定を受けた製品はグリーン購入法の対象となり、自治体や企業の調達で優遇されるほか、国による公表により環境配慮型ブランドとしての信頼性向上が期待されます。
プラスチック使用製品設計指針に基づく4製品分野における設計認定の基準を公表しました (METI/経済産業省)
認定対象のパッケージ
ダヴ クリーミー泡洗顔料は100%再生材ボトル(着色剤、添加材除く)使用で石油由来プラを大幅削減。単一素材と分別しやすい設計で、環境に優しいリサイクル適性を向上させたサステナブルパッケージを実現しました。
さらに本製品は、生分解性成分96%*1の処方で、環境への配慮と機能性を両立しています。
*1 処方から水や無機塩等の無機物を除いた、有機物中の生分解性成分(微生物により水、無機塩、二酸化炭素等の無機物に分解される有機物)の割合 ユニリーバ調べ
ラックス バスグロウは100%再生材ボトル(添加材除く)使用で石油由来プラを大幅削減。無着色PETの単一素材と分別しやすい設計で、環境に優しいリサイクル適性を向上させたサステナブルパッケージを実現しました。
「輝く毎日をすべての人に」を実現するために
ユニリーバでは、2010年から世界共通の成長戦略の一環として、世界中で「Less Plastic」、「Better Plastic」、「No Plastic」の3つのアプローチを組み合わせることで、環境負荷を最小限にしながら、プラスチックを大切な資源として活用できるようにしてきました。日本においても再生材の使用や単一素材化などに日々取り組んでおり、こういった認定制度により我々の取り組みが評価されるのは喜ばしいことです。一方、こういった取り組みを進める上で、国内において質の高い再生材が得られないため一部再生材の調達を海外に頼らざるを得ないことや、リサイクル性を高める設計を実現しても現状は高度なリサイクルを行う仕組み自体が確立されていないなど、様々な課題があります。ユニリーバはこれからも、多くの方々と協働しながら、「プラスチックはごみ」ではなく「プラスチックは資源」が‘’あたりまえ‘’になる未来をめざしていきます。
代表取締役 社長 エド・ブリオラ
「このたび第1号認定をいただけたことを大変嬉しく思います。チームとパートナーの皆さまの努力の結晶であり、心より感謝しています。しかし、プラスチックをめぐる課題は一社だけでは解決できません。今後も業界の垣根を越え、行政・企業・消費者の皆さまと協働しながら、循環型社会の実現に向けた取り組みを加速してまいります。」
研究開発 ジャパンB&W パッケージ開発 マネジャー 山本さや香
「ユニリーバ・ジャパンは、2019年から「ラックス」「ダヴ」「クリア」などのボトルに再生材の採用を進めてきました。再生材は、汚れや色味が残りやすく、従来と同等の透明感や色味を再現するには大きな課題があり色調の微調整を繰り返すなど開発陣は試行錯誤を重ねました。また、厳しい選別・洗浄・処理工程を経た高品質の再生原料のみを使用し、安全性と機能性を徹底的に検証することで、非再生材と変わらない品質を実現しています。今後もリデュースやリユースを含む循環型パッケージをさらに進化させ、持続可能な未来を築くことを目指しています。」
ユニリーバ・ジャパン
1964年に世界最大級の消費財メーカー、ユニリーバの日本法人として設立。
以来60年にわたり、日本の消費者の皆さまに「ラックス」、「ダヴ」、「ネクサス」、「プラウドメン」「ドメスト」など、ビューティ&ウェルビーイング、パーソナルケア、ホームケアのブランドをお届けしています。「輝く毎日をすべての人に」というパーパス(目的・存在意義)のもと、「気候変動」「プラスチック」「自然の保護と再生」「エクイティ、ダイバーシティ、インクルージョン」「働き方」といった環境・社会の課題にも早くから取り組んできました。さまざまなパートナーの皆さまとともに、誰もが自分らしく、いきいきと幸せに暮らせるような未来に向かって、これからも変化を積み重ねていきます。