日本最北端の茶処村上在来種と静岡の晩茶研究から生まれた『村上酸茶』。微細水粒子浸透技術が引き出す新しい味わいの乳酸発酵茶をリリースします。

170年農薬不使用で守り継いできた在来種のチャノキを生かし、乳酸発酵×先進技術で生まれた古くて新しい乳酸発酵茶と廃材である茶実コスメの製品化を3年越しに成功しました。

有限会社 北精園のプレスリリース

新潟県村上市で「北限のお茶」を守り続ける 有限会社 北精園(代表:中村達男、ブランドディレクター:中村春菜・中村綾夏)と、静岡茶の新たな需要創出を目的に、伝統的な晩茶研究を基盤とした乳酸発酵茶の開発に取り組む bodhi tea&culture(ボーディー ティーアンドカルチャー)合同会社(代表:池田佳正)は、株式会社アイシンの微細水粒子技術「Hydraid(ハイドレイド)」を活用し、乳酸発酵茶『村上酸茶(むらかみさんちゃ)』の開発に成功しました。

本プロジェクトでは、日本最北の茶産地・村上で育つ在来種茶葉の特性と、乳酸発酵技術を融合させることにより、従来の日本茶にはない味わいと表現を持つ、ノンアルコール飲料としての新しい日本茶の体験を実現します。

2026年2月よりクラウドファンディングによる先行販売を行い、伝統的な製茶・発酵の技法と先端技術を組み合わせた、新しい日本茶のあり方を提案してまいります。

【クラウドファンディングはこちら】

■ プロジェクトの背景:産地のテロワールと伝統技術の出会い

村上の北精園で育った茶葉を使い仕上げた乳酸発酵茶

日本には徳島県の阿波晩茶や高知県の碁石茶に代表される、乳酸菌の働きによって茶葉を発酵させる「後発酵茶」という希少な茶文化が存在します。しかし、後発酵茶を含む各地の「晩茶」は地域の風土や暮らしに根ざした独自の製法を持ちながらも、生産量や担い手の減少といった課題を抱えています。

bodhi tea&culture合同会社( 以降 bodhi社)は、松下智・元愛知大学教授の指導のもと設立された晩茶研究会の活動を背景に、各地の伝統製法を調査・研究しながら、現代のライフスタイルに合った乳酸発酵茶のあり方を探求してきました。その成果として確立された独自の製法による「菩提酸茶」は、「酸味のある芳醇な味わいの茶」という新しい価値を持つ、これまでにない飲料として注目を浴びています。

本プロジェクトは、bodhi社が日本最北の茶産地・新潟県村上市で、栽培期間中農薬不使用の在来種茶を守り続ける北精園と出会ったことから始まりました。厳しい寒さと積雪を越えて育つ村上茶の力強い在来種の茶葉と、乳酸発酵に関する知見が結びつくことで、雪国ならではの個性を持つ乳酸発酵茶『村上酸茶』が誕生しました。


■ 北限の乳酸発酵茶 村上茶 3つの特徴

1. 日本の商業用茶園における「北限の地」 村上の在来種
400年の歴史を誇る村上茶。北精園茶舗では、創業以来、在来種を農薬や肥料を使用せずに在来種のチャノキを栽培しています。乳酸発酵茶の製造を軸に捉えても、村上の地で育つ在来種は、旨味軸で設計された茶葉にはない酸や渋みが活きる余白を保有しています。厳しい冬を越えるために自らを鍛えた茶葉は、発酵プロセスに耐えうる力強さを持ち、村上の風土そのものを閉じ込めた唯一無二の原料となります。

村上在来種の茶の花
村上在来種の茶の実

2. 「乳酸発酵」 という視点で切り開く茶の新しい文化

日本最北端の環境で育まれた村上の茶葉に、bodhi社の乳酸発酵技術を掛け合わせることで、フルーティーで穏やかな酸味と軽やかな香りを引き出しました。これまで十分に活用されてこなかった二番茶以降の茶葉に乳酸発酵という手法を用い、新たな価値を与えます。

加工中の村上酸茶

茶葉由来のポリフェノールを含み、高温工程によりカフェイン量を抑えた『村上酸茶』は、美容や日常のコンディショニングを意識する層にも適した飲料です。口当たりがやさしく、日常のさまざまなシーンで楽しめるノンアルコール飲料として飲用の幅を大きく広げます。

拝見場でのテイスティングの様子
茶葉 左:やぶきた 右:村上在来種

3. アイシン「Hydraid」(ハイドレイド)技術による製造イノベーション

自動車部品メーカー・アイシンの微細水粒子浸透技術ハイドレイドを発酵過程で導入。世界最小レベル(※)の微細な水粒子を照射することで、乳酸菌の働きを引き出します。結果として、果実のような香り、雑味を減らしたすっきりした味わい、クリアな色味が実現できました。茶葉の新しい価値に寄与できるよう検証を進めています。
※ 世界最小レベル:同種の水クラスターを安定的に生成できる実用化された技術(世界主要メーカー公表値)との比較による(ステラアソシエ調べ/2025年11月1日)

【各社代表者からのメッセージ】

■北精園茶舗(担当:原料提供・主催者)
 ブランドディレクター:中村 春菜 / 中村 綾夏 

村上は商業的な茶栽培の北限。厳しい冬を越えるこの地の茶葉は、生命力に満ちた力強い味わいが特徴です。今回、栽培期間中農薬不使用で大切に育てた在来種の茶葉を、最新技術で乳酸発酵させるという新たな挑戦をしました。北限の地で雪と共に熟成された、ここにしかない新しい茶の世界をぜひ感じてください。

■bodhi tea&culture合同会社 (担当:開発・加工責任者) 
 代表:池田 佳正(池田園) 

私たちは2025年4月に静岡県袋井市から新しいお茶のブランドとしてスタートしました。村上の在来種が持つポテンシャルとアイシン様の技術が融合した『村上酸茶』は、私たちのビジョンである『世界の乾杯を変える』ための象徴的なプロダクトになると確信しています。日本茶の新しい選択肢として、世界へ提案していきたいと考えています。

■株式会社 アイシン(担当:技術提供) 
 担当:今村 綾子
茶葉が持つ深いポテンシャルに、異なる分野のハイドレイド技術が出会ったことで、新しい可能性が生まれました。伝統を受け継ぐ職人の技を、水分テクノロジーで支える—そんな関わりから生まれた一杯を、日本茶の新たな選択肢として、皆さまとともに提案していきたいと考えています。

■訪れたい場所株式会社(担当:プロジェクトマネジメント支援・PR)
 代表:古長谷 莉花
 
世界各地の植物を巡る中で、村上在来種のチャノキとの出会いは印象的なものでした。日本最北の地という過酷な環境で育ってきた茶樹には、従来の茶の評価軸にとらわれない無垢で力強い魅力があります。それを守ろうとする中村ファミリーの姿勢も素敵で、静岡のbodhi tea&cultureとの出会いも運命的だと感じました。本プロジェクトが、新しい日本茶の可能性を示す一助となれば幸いです。

【参画企業 会社概要】

■有限会社 北精園(ほくせいえん) 
事業内容:日本最北の茶産地・村上における茶樹の栽培および製茶を行っています。明治元年創業の北精園茶舗は、在来種の無農薬栽培と自社一貫生産を守り続けてきました。2021年の事業承継を機に父をサポートすべく姉妹が参画し、村上茶の研究と発信に注力。家族一丸となり、150年の伝統を次世代へつなぐ茶づくりに取り組んでいます。

■bodhi tea&culture(ボーディー ティーアンドカルチャー)合同会社
2025年4月に静岡県袋井市菩提地区で立ち上げたスタートアップです。袋井市の生産者2名と焼津市の茶商1名が結集した新しいカタチのお茶のブランドをスタートさせました。伝統と革新を融合させた乳酸発酵茶「菩提酸茶」とスパークリングティー「bodhi」で、これまでにない飲用体験を創造しています。

池田園(代表:池田 佳正)

長峰製茶株式会社(代表:多々良 高行)

安間製茶(代表:安間 孝介)

■株式会社 アイシン 
自動車部品メーカーのアイシンは、独自の技術開発力を応用し、極小の水粒子を生成・放出する技術「ハイドレイド」を開発しました。内部までやさしく浸透・保持する特性を持ち、美容・医療・農業・食品など多様な分野において、その特性を活かした新たな価値創出に取り組んでいます。

■訪れたい場所株式会社 
「植物と場所の再編集」をテーマに、植物や茶の香り・風味を起点とした研究開発を事業の軸として活動。植物素材が持つ背景や土地性を読み解き、プロダクトの企画設計からブランド構築、地域と連動した商品・体験の創出までを手がけています。

村上酸茶:クラウドファンディングページのご案内 

北限の茶処と言われる新潟県村上市で、茶業を営む北精園。江戸時代から続く在来種の茶を農薬不使用で育てながらも、その価値を届けきれずにいました。60歳で事業を継いだ父と、覚悟を決めて飛び込んだ私たち。乳酸発酵×先進技術で生まれた古くて新しいお茶と、廃材である茶実オイルの製品化に3年越しに成功しました。この挑戦で村上茶の未来を切り開きます!

クラウドファンディングページはこちら:https://for-good.net/project/1003224


今、あなたにオススメ