2月20日に策定記念シンポジウムを開催。厚生労働省、経済産業省、慶応大学・宮田裕章氏らが登壇
一般社団法人ヘルスケア検査サービス推進機構のプレスリリース
ヘルスケアを目的とした消費者向け検査サービスを展開する、事業者6社が設立した「一般社団法人ヘルスケア検査サービス推進機構(理事長:瀧本 陽介、以下 当機構)」は、消費者の安全・安心の確保と業界の健全な発展を目的に「業界自主ガイドライン」を策定いたしました。
本ガイドラインの完成を記念し、2026年2月20日(金)に品川 ザ・グランドホールにて「業界自主ガイドライン策定記念シンポジウム」を開催いたしました。当日は行政関係者や有識者を招き、ガイドライン導入の意義と今後の展望について活発な議論が行われました。
設立背景と目的
2025年7月の設立準備委員会発足以降、当機構は経済産業省の補助事業(※)として、ヘルスケアを目的とした検体検査サービスにおける品質管理や広告表現、個人情報保護の在り方などを検討してまいりました。
従来、この領域には統一された品質基準が存在せず、利用者がサービスを選択する際の判断基準が不明瞭であるという課題がありました。本ガイドラインの策定により、業界主導で厳格な基準を確立し、信頼性の高いサービスが正当に評価される健全な市場の創出を目指します。
ガイドラインはこちら:https://htpo.jp/activity/guideline/
記念シンポジウム開催レポート
当日は行政、有識者、業界関係者ら200名以上の方が来場し、ガイドラインの策定報告と今後の展望について、以下の通り発表・講演が行われました。
1. 行政からの期待として、来賓挨拶
厚生労働省 医政局総務課長 水谷忠由氏、経済産業省 ヘルスケア産業課長 福田光紀氏よりご挨拶をいただきました。民間主導によるルール形成が、社会課題の解決と新産業創出の両立において極めて重要であるとの期待を頂戴しました。
2. ガイドライン発表
当機構 理事長であり、ヘルスケアシステムズ株式会社 代表の瀧本より、ガイドラインの骨子と、当機構の今後の活動方針について発表しました。「パブリックコメントや専門家によるレビューを経て完成した本ガイドラインは、今日、ヘルスケア検査業界の未来にとっての大きな一歩となります」と、運用の本格化を宣言しました。
3. 基調講演
慶應義塾大学医学部 教授 宮田 裕章氏より「ヘルスケアの未来と共創」についてご講演いただきました。医療データの活用と個人のウェルビーイングを両立させるために、本ガイドラインのような「信頼の基盤」がいかに重要であるか、極めて示唆に富む提言をいただきました。
4. 「ヘルスケア検査サービス 業界カオスマップ」の公開
シンポジウム開催に合わせ、ヘルスケア検査サービス市場の全体像を整理した「ヘルスケア検査サービス 業界カオスマップ」を公開いたしました。
今後の展開
当機構は、本ガイドラインの普及・定着を図るとともに、最新の科学的知見や社会情勢に基づいた継続的なアップデートを行い、高品質なサービスが正当に評価される健全な市場を創出してまいります。
誰もが安心してセルフケアに活用できる環境を整備し、日本発の規格が世界をリードする「業界標準」となることを目指します。
(※)令和7年度「国際ルール形成・市場創造型標準化推進事業費補助金」採択事業
【当機構について】
名称:一般社団法人ヘルスケア検査サービス推進機構(HTPO)
理事長:瀧本 陽介(株式会社ヘルスケアシステムズ 代表取締役)
登壇した発起人企業6社代表
● 株式会社ヘルスケアシステムズ:代表取締役社長 瀧本 陽介
● 株式会社プリメディカ:代表取締役社長兼CEO 富永 朋
● 味の素株式会社:アミノインデックス事業部長 影山 陽子
● H.U.POCkeT株式会社:販売・マーケティング部部長 鈴木 健太郎
● 株式会社プロトセラ:代表取締役社長 立木 秀尚
● セルスペクト株式会社:代表取締役 岩渕 拓也