― 生活者の不安に寄り添い、“安心できるスキンケア” を科学で支える ―
株式会社ポーラ・オルビスホールディングスのプレスリリース



ポーラ・オルビスグループの研究・開発・生産を担うポーラ化成工業株式会社(本社:神奈川県横浜市、社長:片桐崇行)は、グループ内の敏感肌向けスキンケアブランドDECENCIA(ディセンシア)のための研究強化を目的に、敏感肌に特化した専門研究チーム「DECENCIA Sensitive Skin Science Center(略称:3Sセンター)」をポーラ化成工業内に新設しました。
なぜ今、敏感肌の専門組織なのか
現代は、環境ストレス・生活リズムの変化・心理的負担など、さまざまな要因が肌に影響しやすく、敏感肌に悩む方が増えています。しかし敏感肌は、肌の状態や原因が人によってさまざまなため、よく分からないまま不安を抱え続けてしまうケースが多いのが現状です。
当センターは、こうした“曖昧さ”に科学の光を当て、敏感肌の仕組みをより客観的かつ科学的根拠に基づいて理解できる未来を目指して発足しました。敏感肌の揺らぎ要因を多面的に捉え、生活者の実感に寄り添いながら、エビデンスに裏付けされた「安心できるスキンケア」の提供を目指します。
ポーラ化成工業は、業界に先駆けて1980年代から30年以上、グループのパーソナライズド化粧品向けに研究開発を行っており、長年の化粧品使用試験等を通して多くの肌のデータを蓄積しています。長年の化粧品使用試験等で蓄積した多様な肌データは、一人ひとり状態が異なる敏感肌の研究においても重要な基盤となっています。こうした知見は敏感肌向け製品開発の基盤としてすでに活かされており、今回のセンター設立は、その研究成果をさらに進化させる取り組みです。
各分野の専門家が結集 DECENCIAと連携し科学の力で「敏感肌の不安」をほどく
当センターには、皮膚科学・生化学・処方技術・安全性研究など、敏感肌研究に必要な専門家が集結しています(図1)。各分野の強みを活かし、肌の状態を多角的に“読み解く”研究体制を整えました。
DECENCIAがこれまで蓄積してきた敏感肌ユーザーの生活背景や声を活用し、基礎研究から肌理論や化粧品処方まで横断する共同プロジェクトを推進します。一人ひとりの肌に寄り添い、生化学的観点から課題を捉え直すことで、健やかな肌の実現を目指します。

活動第一弾:敏感レベルの見える化アルゴリズム
従来は曖昧に語られることの多かった敏感肌について、「どのような原因で起こりやすいのか」 「どのようなレベルなのか」 といった視点で客観的に評価できるアルゴリズムを開発中です。自分ごととして捉えやすいよう、敏感状態が発生する具体的なシーンを抽出し、設問に反映しています。生活者に「気づきのきっかけ」を提供し、より適切なスキンケア選択や、生活の質向上を目指します。今後、提供方法の検討も含めて開発を進めてまいります。
DECENCIA Sensitive Skin Science Center センター長 坂口眞由美のコメント
敏感肌の揺らぎは、皮膚表面の現象にとどまらず、生活環境やライフスタイル、心理状態など多様な要因が重なって生じます。これらの背景を科学的に紐づけ、一人ひとりのお肌で起きていることを丁寧に理解し、分析し、説明することが、私たち研究者の使命です。
「DECENCIA Sensitive Skin Science Center」では、皮膚科学・生化学・処方技術・生活者理解の知見を結集し、敏感肌研究をより本質的かつ多面的に進化させていきます。また、DECENCIAが寄り添ってきたお客さまの声やニーズを研究へ反映し、“科学と生活者の距離”を縮めます。
敏感肌に悩む方々が不安を抱えることなく、自分のお肌を信じて前に進めるように。その“安心の根拠”をつくる場所として、センターを育てていきたいと考えています。

DECENCIA代表取締役 西野英美のコメント
私たちを取り巻く環境は年々複雑化し、情報や商品の選択肢も多様化しています。便利になった一方で、自身の状態を正しく捉えにくくなったり、不安を解きほぐす適切な解決策に辿り着けなかったりと、お肌のことで自己肯定感が下がるシーンも少なくありません。
だからこそ、肌を取り巻く多角的な知見を実態に即して集約し、歴史に裏打ちされた確かな研究力をもとに、迅速に解決していく力が一層重要であると考え、当センターの設立に踏み切りました。
これにより、さらに多くの肌を救う情報・商品開発体制を構築し、高付加価値のソリューション提供を可能にします。
「肌の不公平をなくしたい」というパーパスに忠実に、これからも助けを求める肌に応え、美の可能性を無限に引き出していく未来を創り上げてまいります。


