全世代で「人柄・キャラクター」が最大の決め手に浮上するいっぽう、若者世代では「ビジュアル・トレンド型」の支持構造も
株式会社ユナイテッドリバーズのプレスリリース
メイクのプロを目指せるスクール・専門学校比較・おすすめ・ランキング情報サイト「メイクラ」の運営業務を担う株式会社ユナイテッドリバーズ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:沢辺 敦志)では、メイクアップアーティストの提案するメイク、スキンケアを参考にしたことがある人を対象に、好きなメイクアップアーティストに関するアンケート調査を実施いたしました。
本アンケート調査は2023年10月以来、約2年半ぶりの実施となります。前回との比較も交えながら結果をご紹介します。
【アンケート結果要約】
① 小田切ヒロ一強時代へ突入。YouTubeとSNSを中心に全世代で人気
② ついに「人柄・キャラクター」が最大の決め手に浮上
③ ウォン・ジョンヨ台頭に見る「ビジュアル・トレンド型」の支持構造
【調査概要】
・調査対象:メイクアップアーティストの提案するメイク、スキンケアを参考にしたことがある人
・調査地域:全国
・調査期間:2026年2月18日~2026年2月21日
・調査方法:クラウドソーシングサービスを利用し回答を収集
・回答数 :300件
▼第1回調査結果
ランキング1位は河北裕介、メイクアップアーティストの主戦場はYouTubeへ。あらゆる「お悩み」へのアプローチとキャラクターが人気を左右
https://dressingup.jp/artist/923/
▼第2回調査結果
ランキング1位は小田切ヒロ!メイクアップアーティストのタレント化が進行、動画発信力がますます問われる時代へ
https://dressingup.jp/artist/976/
▼第3回調査結果
人気メイクアップアーティスト、テレビはIKKO、YouTubeは小田切ヒロ、雑誌は河北裕介が1位に。各メディアでの知名度が人気に直結か
https://dressingup.jp/artist/1104/
① 小田切ヒロ一強時代へ突入。YouTubeとSNSを中心に全世代で人気
「好きなメイクアップアーティスト」について、今回も前回と同様に、メイクラの以下記事に名前が上がっている有名メイクアップアーティストを基本の選択として調査を行いました。
参考:目標にしたい有名メイクアップアーティスト・ヘアメイクアップアーティスト23名紹介
https://dressingup.jp/artist/72/
以下にグラフとランキング形式で結果をご紹介します。

【人気メイクアップアーティストランキング】
第1位 小田切ヒロ(145票)
https://dressingup.jp/artist/644/
第2位 IKKO(30票)
第3位 河北裕介(19票)
https://dressingup.jp/artist/654/
順位は前回と変わらず小田切ヒロさん、IKKOさん、河北裕介さんとなりましたが、1位の小田切ヒロさんは前回(約2年半前)の84票から大きく票を増やし、圧倒的一位に。
また惜しくもランクインしなかったものの、韓国を中心に活動するメイクアップアーティストであるウォン・ジョンヨさんが17票まで得点を伸ばし、3位の河北裕介さんに迫る勢いを見せています。ウォン・ジョンヨさんの台頭については、最後の章で詳しく紹介します。
今回のアンケート調査では、20〜30代の「ヤング世代」が回答者の58パーセント、40〜50代の「ミドル世代」が38パーセントを占めました。

ボリュームゾーンであるヤング世代、ミドル世代それぞれで絞り込んだ場合の人気メイクアップアーティストランキングを見てみましょう。

【20〜30代の人気メイクアップアーティストランキング】
第1位 小田切ヒロ(94票)
第2位 ウォン・ジョンヨ(14票)
第3位 IKKO(12票)

【40〜50代の人気メイクアップアーティストランキング】
第1位 小田切ヒロ(47票)
第2位 IKKO(17票)
第3位 藤原美智子(13票)
ヤング・ミドルいずれの世代でも、小田切ヒロさんの一強状態です。前回のアンケート実施時も1位ではありましたが、他候補との差が非常に大きく開きました。この2年半ほどでさらに認知度を上げ、支持層を厚くしていることが見てとれます。
好きなメイクアップアーティストとして「小田切ヒロ」を選択した人は、どのような経路で存在を知ったのでしょうか。小田切ヒロさんを選択した人に絞って、認知経路について聞いた項目を見ていきましょう。

YouTubeが58%と半数以上、つづけてTikTokが11%、Instagramが10%という結果になっています。これは約8割の人が、小田切ヒロさんをYouTubeやSNS経由で認知したことを示しています。
2020年にスタートした「HIRO BEAUTY CHANNEL」と別に、2022年にはサブチャンネル「小田切ヒロの「そうよ〜」な日常」も開設。プロのメイクアップアーティストとしてのON/OFFを演出しながら積極的なYouTube運用を続け、着実に登録者を増やしています。
メインチャンネルの登録者数165万人(2026年3月時点)は、メイクアップアーティストとしてきわめて異例とも言える数字です。
YouTube|HIRO BEAUTY CHANNEL
https://www.youtube.com/channel/UC8oF7jmQsKbMVrCv5LrP32w

またショート動画も豊富に制作して各種SNSに投稿しています。各アカウントにあわせたクリエイティブも洗練されており、小田切ヒロさん本人の魅力や能力だけでなく、編集チームの優秀さもあって急速に人気を高めたといえそうです。
② ついに「人柄・キャラクター」が最大の決め手に浮上
次に、「参考にするメイクアップアーティストの最大の決め手」に関する質問への回答を見てみましょう。

前回調査までの過去3回では「手掛けているメイクの仕上がりが自分の好みに合う」が継続して1位を占めていましたが、今回はじめて「本人の人柄、キャラクターが魅力的」が最大の回答数となりました。
これは、ユニークなキャラクターと視聴者の悩みに寄り添う人柄が特長である小田切ヒロさんが独占的人気を博している事実とも強くリンクしています。

好きなメイクアップアーティストとして小田切ヒロさんを選んだ人の回答は「本人の人柄、キャラクターが魅力的」、次点で「自分の悩みやカバーしたいことに重点を置いたメイクを提案している」が多数でした。
実際、小田切ヒロさんのYouTubeメインチャンネルで動画の再生数順に並べ替えてみると、メイクやスキンケアの話題とならんで、本人にかんする内容(若返った理由、ルームツアー)や人生相談(田中みな実さんとのトーク)のテーマが上位に入っています。

メイクアップやスキンケアをテーマにしたコンテンツの消費者が、メイクアップアーティスト本人の「スキルや知識」を差し置いて「人柄、キャラクター」や「悩みに寄り添う姿勢」を最重視しているという結果には、時代特有の大きな流れが見てとれます。
化粧品業界でも原料や配合量などが注目され、効果に対する論理的なエビデンスが求められやすくなっている現代。そのいっぽうで、消費者はあまりに多い選択肢とさまざまに飛び交う情報に疲弊し、安心感や自分を導いてくれるリーダーシップのある人物に指南を求めていると言えるのではないでしょうか。
また今回、好きなメイクアップアーティストで「その他」を選択した人は11名。そのなかに「マリリン」「GYUTAE」といった、美容師免許を保持するプロのメイクアップアーティストではない人物の回答が複数含まれていたことも着目したいポイントです。
マリリンさんやGYUTAEさんは「メイクアップクリエイター」と呼ばれる、いわゆる動画クリエイターです。情報の提供者がプロフェッショナルであるかどうか(=正確性や信頼性)は、消費者はあまり気にしなくなってきているのかもしれません。
「この人を見ているとなんだか元気が出る」「この人の言うことを信じたい」といったぼんやりとした感覚が、消費者の行動原理となりやすい今。小田切ヒロさんはプロアーティストとしての信頼性を確保しながら、その時代背景をも味方につけたトップスターであるともいえそうです。
③ ウォン・ジョンヨ台頭に見る「ビジュアル・トレンド型」の支持構造
最後に、今回全体のランキングで4位、ヤング世代では2位と健闘したウォン・ジョンヨさんの人気の理由について考えます。
好きなメイクアップアーティストとして「ウォン・ジョンヨ」を選択した人は、どのような部分に惹かれているのでしょうか。ウォン・ジョンヨさんを選択した人に絞って、「参考にするメイクアップアーティストの最大の決め手」について聞いた項目を見ていきましょう。

1位が「手掛けているメイクの仕上がりが自分の好みに合う」、2位が「トレンドや最新のメイクを提案している」となりました。これは小田切ヒロさんで絞り込んだ結果と、大きく異なっています。
好きなメイクアップアーティストでウォン・ジョンヨさんを選択した人の「どんなところが好きか、どういうところを参考にしているか」という自由記述欄を見てみると、韓国のアイドルグループでウォン・ジョンヨさんがメイクを手掛けている「TWICE」の名前が多く挙げられ、また「韓国が好き」「韓国メイクが好き」といったワードも散見されました。
以下に一部を抜粋します。
・TWICEが大好きでウォンジョンヨ先生を知りました
・もともとTWICEのモモちゃんが好きでブランドを知りました
・韓国が大好きで、韓国で流行のコスメやファッションに興味があります
・韓国メイクを第一線で牽引している方のひとりとして、「今っぽい」「韓国っぽい」=トレンド感のあるメイクを手がける人という印象
・TWICEの専属メイクアップアーティストとして、涙袋メイクという新しいブームを作った圧倒的なセンスを尊敬しています
涙袋メイクをはじめ、トレンドを生みだし「今っぽさ」を演出するメイクを教えてくれるウォン・ジョンヨさんは、人柄やキャラクターといったメイクアップアーティスト本人自身の魅力というよりも、メイクアップのスキルやセンスそのものによって、特に若い世代を魅了しています。
なお、YouTubeチャンネルは開設されていますが更新頻度は低く、あまり注力していないようです。小田切ヒロさんのように動画でライフスタイルを公開せず、本人がトークで盛り上げるキャラクターでもない、どちらかといえば素朴な雰囲気をもつウォン・ジョンヨさんは、淡々とメイクをこなす、まさに裏方としてのメイクアップアーティストといった印象です。
YouTube|원정요 WONJUNGYO
https://www.youtube.com/@WONJUNGYObeauty/

ウォン・ジョンヨさんが監修する、ご本人の名前を冠したコスメブランド「Wonjungyo(ウォンジョンヨ)」は、仕上がりのよさとトレンド感、手に入れやすい価格で若年層に人気。先にブランドで出会ってからメイクアップアーティストとしてのウォン・ジョンヨさんを知ったという人も多くいます。
ここ数年、日本で続いている韓国&アイドルブームの追い風を受け、小田切ヒロさんとはまったく違った視点で時代を代表するトップアーティストと言えるでしょう。
人柄・思想・寄り添いによって幅広い世代から支持される小田切ヒロさんと、メイクの仕上がり・トレンド感によってヤング層から強く支持されるウォン・ジョンヨさん。人気もさることながら、いずれもプロアーティストとして一流であることに変わりありません。
消費者が共感を求め続ける限り、小田切ヒロ一強時代は続くでしょう。しかしトレンド重視へ傾けば、逆転する可能性も十分に考えられます。メイクアップアーティスト市場は「共感型スター」と「ビジュアル・トレンド型スター」の二極化へ向かうことになるかもしれません。

【メイクラについて】
メイクラはメイクのプロを目指すためのスクール・専門学校の比較・おすすめ・ランキング情報サイトです。メイクアップアーティストになるためのハウツーや、メイクアップアーティストの仕事に関するリアルな体験談などもご紹介しています。
【本調査に関するお問い合わせ先】
会社名:株式会社ユナイテッドリバーズ https://united-rivers.com/
所在地:東京都千代田区岩本町2-13-6
担当者:佐藤
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