月経随伴症状への効果/軟骨における有効性
築野食品工業株式会社のプレスリリース
築野グループ株式会社(本社:和歌山県伊都郡 代表取締役社長 築野富美 https://www.tsuno.co.jp/ )は、農芸化学会2026年度大会 (京都大会)に参加し最新の研究成果を2題発表いたします。
当社は米ぬかを高度有効利用することを目標とし、こめ油事業・ファインケミカル事業・オレオケミカル事業を展開しております。学会では、当社が開発製造する米ぬか由来の水溶性抽出物であるイノシトールの健康機能について、in vitro試験やヒト試験の結果を報告いたします。

□日本農芸化学会2026年度大会 (京都大会)
本学会は昨年2024年に創立100周年を迎えました。2026年度は、京都での対面開催としては2017年以来9年ぶりとなります。大会は年1回春に開催され、発表演題数2,000題、参加者5,500人を超える、化学・生物学系の学会の中でも規模の大きい集会です。2026年度大会では2026年3月9日(月)から3月12日(木)の4日間、同志社大学 (京都府京都市)にて開催されます。
【2026年度大会実行委員長】谷 史人(京都大学)
□ポスター発表演題
演題番号 4A3pm14米糠由来イノシトールによる月経随伴症状への効果
昨今、労働力人口総数に占める女性の割合は44.6%となり女性の活躍が期待されています。一方で月経随伴症状や更年期障害に伴う女性ホルモンの変化によって心身的な症状が活躍の妨げとなり、社会的な問題となっています。イノシトールは細胞内のシグナルを介してホルモン応答を調節することで、女性の排卵機能改善効果やうつ病改善効果が報告されていました。本研究では、健常女性を対象にイノシトールの摂取が月経随伴症状に与える効果について検討を行いました。その結果、イノシトール400 mg/日摂取が該当症状の軽減に寄与する可能性が示唆されました。
演題番号 4B2pm13 米糠由来イノシトールの軟骨における有効性
今後も高齢化の加速が予想される現代では、加齢に伴う運動機能の低下が日常的な動作に支障をきたす状態、つまり、ロコモティブシンドロームへの対策が重要な課題であるとされています。一方、イノシトールは細胞内において情報伝達物質として作用することが知られ、その効果は多岐にわたります。しかしながら、イノシトールによる軟骨への効果は未解明でした。本研究ではマウス繊維芽細胞(ATDC5細胞)を用いて軟骨基質を評価しました。結果、細胞増殖および軟骨分化マーカーの遺伝子発現上昇が確認され、さらに、PAS染色により多糖量増加が確認されました。以上より、イノシトールの軟骨基質産生促進効果が示唆され、関節の痛みに有効な成分であることが示唆されました。
【築野グループ株式会社の事業概要】
わたしたちは、古来健康と美のシンボルとして親しまれてきた“米ぬか”の高度有効利用を推し進め、「こめ油製造事業」「ファインケミカル事業」「オレオケミカル事業」の3つの事業を展開しています。
設 立: 昭和22年2月1日
代表者:代表取締役社長 築野富美
U R L :https://www.tsuno.co.jp/
オンラインショップ :https://shop.tsuno.co.jp/

