【延べ10万人が参加】子ども・若者・認知症とともに 孤独・孤立を「予防」するヒントとは?エンドオブライフ・ケア協会、設立11周年シンポジウムを4/18に開催

内閣府「孤独・孤立対策に関するNPOモデル調査事業」で得られた知見を公開。「声にならない声」を聴く社会へ

一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会のプレスリリース

 一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会(東京都港区、代表理事:小澤竹俊)は、2026年4月18日(土)に横浜市とオンラインにて、設立11周年シンポジウムを開催いたします。孤独・孤立が社会における重要な課題として注目される中、その対策として、問題が顕在化した後の支援や介入の重要性が広く認識されています。一方、本シンポジウムでは、子どもや若者、認知症のある人々の「声にならない苦しみ」に注目し、過去の参加者数10万人以上の実績を基に、孤独・孤立の予防に向けた具体的な手法を提示します。また、「ユニバーサル・ホスピスマインド」に基づくワークショップや実際にどのような変化が起きているのかを共有します。ご参加にあたり、公式ウェブサイトからのお申し込みをお願い申し上げます。

■設立11周年シンポジウム開催概要

テーマ

声にならない声を聴く~子ども・若者・認知症とともに生きる社会へ~

開催日時

2026年4月18日(土) 10:00-17:30

※終了後、懇親会あり

開催場所

〒233-0002 神奈川県横浜市港南区上大岡西1丁目6−1

ウィリング横浜 ゆめおおおかオフイスタワー

※オンライン配信あり、午後のみ

参加費用

無料

詳細・申込

https://endoflifecare.or.jp/programs/show/9153

■主な登壇者

副島賢和

(昭和医科大学 教授 院内学級担当)

学ぶことは、生きること: 院内学級を通して学んだ こころの教育 

奥村春香

(第3の家族 理事長)

少年少女の裏の居場所〜寄り添わない支援とは〜

丹野智文

(認知症当事者、動画事前収録) 

「最後までよりよく生きること」をみんなと一緒に考える

小澤竹俊

(エンドオブライフ・ケア協会 代表理事)

ユニバーサル・ホスピスマインドをすべての人生のそばに

■プログラム・内容

第1部(10:00~12:00):
ユニバーサル・ホスピスマインドをすべての人生のそばに~ワークショップ~

  • 本間正人(京都芸術大学)、小澤竹俊、久保田千代美 ほか

※現地会場のみ。オンラインは基本的に午後の第2部からの配信を予定しております。

第2部(13:00~15:10):認知症とともに生きる「当事者」とは

  • エンドオブライフ・ケア協会  活動報告

  • 丹野智文(おれんじドア)   「最後までよりよく生きること」をみんなと一緒に考える(※動画事前収録)

  • 川井丈弘(いずみの杜診療所) 本人の視点を大切にした地域共生社会「に」から「と」へ~

  • 浜田努(きいれ浜田クリニック)ともに認知症と生きる力を育てる~ともにん~プログラムの現在地  

第3部(15:20~17:30):子ども若者にとって「居場所」とは

  • 副島賢和(昭和医科大学)  学ぶことは、生きること: 院内学級を通して学んだ こころの教育  

  • 奥村春香(第3の家族)   少年少女の裏の居場所〜寄り添わない支援とは〜

  • 笠原優華(武蔵野大学社会福祉学科 3年) いじめから学んだこと

  • 室田ひろみ(中頓別町教育委員会)居場所は与えるものか、共につくるものか〜教室に入れない子ども達が教えてくれたこと〜

  • 沈寅翊(琉球大学 学生サークル ヨリドコロ)

  • 伊良波梨奈(南生協病院 初期研修医)

  • 長野宏昭(いきがい在宅クリニック)

  • 千葉 宏毅(北里大学)千田恵子 問いからはじまる社会実装の現在地— 孤独孤立対策事業と国際展開から —

■参加方法

こちらから事前にお申込みをお願いします。

■昨年度(設立10周年)開催レポート

こちらから昨年のシンポジウム開催レポートをご参照ください。

会場参加者と終了後に。北海道から沖縄県まで全国からご参加があり、年齢層も中学生を含め多様なのが私たちの特徴です。
たくさんの情報をわかりやすくイラストでまとめてくださるグラレコ担当者
発表を聴くだけではなく対話を通して自分ごとにする時間を大切にします。
高校生がご自身の苦しみとこれからの夢を話してくださいました。

■開催の背景

 日本では、孤独・孤立が深刻な社会課題として注目されています。その対策として、問題が顕在化した後の支援や介入の重要性が広く認識されています。しかし、特に子どもや若者の場合、苦しさを抱えていても「困っている」「助けてほしい」と言葉にできないことも少なくありません。その一方で、子どもたちは友だちの小さな変化に気づいていることも多くあります。

 私たちは、そうした“声になる前の苦しみ”にどう向き合えるのかを、限られたいのちと向き合うホスピスの現場で学んできました。たとえ苦しみが解決できなくても、「わかってくれる人がいる」「自分には支えがある」と感じられることで、人は穏やかさを取り戻すことがあります。そして、支えられた経験を持つ人が、今度は誰かの支えになろうとする。私たちは、そうした小さな支えの循環が、孤独・孤立を予防する、社会の土台になるのではないかと考えています。

内閣府 孤独・孤立対策事業からの学び

 2025年度、当協会は内閣府「孤独・孤立対策に関するNPOモデル調査事業」に採択されました。子どもたちがお互いの苦しみに気づき関わる教育実践「折れない心を育てる いのちの授業(OKプロジェクト)」を通じて、孤独・孤立の予防に取り組んできました。この授業を含む学びの場には、学校、地域、医療福祉の現場などで延べ10万人以上が参加しています。

 今年度事業では、主に関東近郊の小中学校や居場所での実施を通して、

・自分や周囲の人が、実は苦しかったんだという気づき

・その苦しみのなかで支えに気づいた、わかってくれる人がいる、などの言語化

・友達や家族など身近な人との関わり方を見直そうとする姿勢(苦しいとき相談する、自分も支えになりたい、など)

といった変化の兆しが見られました。

 孤独や孤立は、問題行動として突然現れるというより、関係の中で少しずつ生まれていく側面があるのではないか、という示唆が得られました。

内閣府孤独・孤立対策事業 成果物(報告書・冊子)

一般社団法人エンドオブライフ・ケア協会について

 私たちは、限られたいのちと関わるホスピスの現場で、解決が難しい苦しみを抱えた人たちから学んできました。たとえ苦しみが残り続けたとしても、人は自分の苦しみを「わかってくれる人がいる」と感じたり、自分の「支え」に気づいたりすることで、穏やかさや希望を取り戻す可能性があります。その具体的なアプローチを「ユニバーサル・ホスピスマインド」と名づけ、誰もが実践できる形で教育プログラムとして全国に届けています。子どもからお年寄りまで、世代を超えて支えが循環する社会の実現を目指しています。

・法⼈名:⼀般社団法⼈エンドオブライフ・ケア協会

・所在地:〒105-0001 東京都港区⻁ノ⾨三丁⽬17番1号 TOKYU REIT ⻁ノ⾨ビル6階

・設立: 2015年4月21日

・代表者:⼩澤 ⽵俊

・URL: https://endoflifecare.or.jp/

・Facebook: https://www.facebook.com/endoflifecare.or.jp

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