老若男女が使える“カプセル”入れ替え式デバイス 次世代スキンケアブランド発表
株式会社アレンのプレスリリース
米国発のスキンケアブランド Dermatiq Inc.(本社:米国フロリダ州マイアミ、Founder/CEO:Dr. C. Ryan Kirkland) と、美容・健康総合メーカー 株式会社アレン INTERNATIONAL(本社:三重県四日市市、代表取締役会長:川森重樹) は、2026年3月5日(木)、ヒルトン東京お台場にて、両社の戦略的パートナーシップ締結および共同ブランド発表会を開催しました。当日は両社のほか、開発パートナーやブランド戦略関係者なども登壇し、両社による協業の背景と共同ブランド「Dermatiq」の発表に加え、AI連携型のスキンケアデバイス、ターゲット別の商品ライン、米国市場を見据えたブランド戦略など、今後の展開方針が発表されました。
■ 登壇者(ブランド開発パートナー)
米国皮膚科専門医/Dermatiq 創設者
Dr. C. Ryan Kirkland(シー・ライアン・カークランド博士)
臨床現場での経験を基盤に医療と美容を融合したスキンケア理論を構築し、治療現場で培った知見を一般向け製品へ応用。科学的根拠に基づく高機能スキンケアの開発を推進。
株式会社アレンINTERNATIONAL 代表取締役会長
川森重樹(かわもり しげき)
美容・健康分野の製品開発とブランド戦略を統括し、サロン専売市場を中心に国内外へ事業を展開。美容科学を融合した製品開発を推進し、高付加価値ブランドを確立。
株式会社アレンINTERNATIONAL 教育・ブランド戦略統括
高木一子(たかぎ いちこ)
日本の美容教育と製造思想を基盤に、サロン専売市場での人材育成と製品教育を推進。教育メソッドの構築を通じて専門性向上とブランド価値向上を担う。
Nuon Medical Technologies事業開発/グローバル戦略統括
Alain Dijkstra(アラン・ダイクストラ)氏
美容テクノロジー分野の専門家として、光療法などを統合したスキンケア機器開発を推進。医療機器基準に基づく設計を強みに製品開発を担う。
米国ハイエンド市場マーケティングのエキスパート
Stephanie Sanborn(ステファニー・サンボーン)氏
米国市場戦略の専門家として、プレミアムブランドの市場展開を支援。北米市場でのブランド戦略と富裕層向けマーケティングを担う。
■AI診断×デバイス×カプセル処方
Dermatiqが目指す“パーソナライズド・スキンケア”
Dermatiqは、米国の臨床皮膚科学の知見をもとに開発が進められている次世代型スキンケアブランドで、肌状態の診断から日常ケアまでを一体化した新しいスキンケアの仕組みを目指しています。その中核となるのが、診断機能を搭載したスキンケアデバイス「Smart Sense System」です。
Dermatiq創業者のC. Ryan Kirkland氏の、「臨床経験の中で多くの患者が適切なスキンケアを知らないまま症状が進行している現状を見てきた。医科学と臨床エビデンスに基づいたスキンケアを日常生活の中で実践できる形にしたい」との想いが、Dermatiq開発のきっかけでした。
同システムは肌状態を測定し、専用アプリと連携することで最適なスキンケアを提案します。使用状況に応じたフィードバックや、継続使用による変化の記録も行うことができ、診断からトリートメント、経過管理までを一体的に行える設計になります。
1台のデバイスにそれぞれの年齢、性別、肌質にアジャストされた美容液カプセルをセッティングすることで、老若男女すべてのターゲットが使用できるという画期的な製品コンセプト。デバイスと連動して使用するカプセルは使い切り型で、肌の状態に応じて選択することもできます。デバイスによる診断結果をもとに最適な処方を提案することで、年齢や肌質、悩みに応じたパーソナライズケアを実現します。初期開発のラインでは、ミレニアル世代女性向けライン、男性向け高機能ライン、若年層向けラインなどを想定しています。年齢や性別を問わず、長期的な肌健康を支えるブランドとして展開していく方針です。
デバイスの第1世代モデルでは、肌水分量を測定するセンサー、ヒーティングとバイブレーションによって成分の浸透を促進する機能、LEDフォトセラピーと微弱電流によるトリートメント機能を搭載する予定です。医療・美容分野で培われたテクノロジーを組み合わせることで、高度なホームケアを行える設計となっています。
日本で展開されるDermatiqラインは、米国の臨床皮膚科学、日本の処方技術、そして医療機器レベルのテクノロジーを組み合わせた共同開発となります。Kirkland氏が「処方の精密さ、製造品質、一貫した品質管理、卓越した技術という点で世界トップレベルにある」と評価する日本のスキンケア品質と、米国の進歩的な臨床技術とを融合させた製品づくりになります。
■次世代スキンケアの進む道
当イベントでは、皮膚科学、製品開発、医療機器、ブランド戦略といった登壇者それぞれの立場から、次世代スキンケアブランドの方向性について語られました。
Kirkland氏は、「現在のスキンケア市場は情報が過剰で、本当に必要な知識が届きにくい状況にある」と指摘し、「症状が進んでから対処するのではなく、日常の中で予防するという発想が重要」と力説。製品だけでなく、エデュケーショナルコンテンツ、スパやクリニックとの連携を通じて、正しいスキンケア習慣を継続できる仕組みをトータルで構築していきたいと述べました。
株式会社アレンINTERNATIONAL 教育・ブランド戦略統括 高木一子氏は、安全性や効果だけでなく、使用感や使い方まで含めて商品の価値が決まるとし、「その人に合わせて正しく使ってもらうためのお客様へのインストラクションの重要性を強調しました。
デバイスの開発を担うNuon Medical Technologies事業開発/グローバル戦略統括 Alain Dijkstra(アラン・ダイクストラ)氏は、スキンケアにおいては診断とトリートメントを分けて考えるのではなく、肌の状況を知り、それにふさわしいケアが正しくできる一体化したシステムを提供することが重要であり、今後のスタンダードになりうると説明しました。医療分野で培われた技術を家庭でも使える形にして、より精度の高いケアが日常の習慣になると伝えました。
米国ハイエンド市場マーケティングのエキスパート Stephanie Sanborn(ステファニー・サンボーン)氏は、「ブランドの中心にあるのは、製品ではなくそれを使用する人」であると語り、ユーザーがブランドを使用する中で、自らの習慣を設計していく、その“自分なりの使い方”も含めてその人にとっての唯一無二のブランドになるようなプロダクトを目指すと説明しました。また、今後はクリエイターとの共創なども想定しているということです。
■ 日米の皮膚科学・テクノロジー・マーケティングの専門家がディスカッション
発表会後半には、「米国の臨床皮膚科学、日本の処方技術、最先端のスキンケアテクノロジー」をテーマにパネルディスカッションを実施。
品質と信頼性について、Kirkland氏は、「真の高品質ブランドを実現するには、日本企業のように処方・製造・品質管理が徹底されたパートナーとの連携が不可欠である」と説明。株式会社アレンINTERNATIONAL 代表取締役会長 川森重樹氏は、「肌に触れて状態を感じ取るサロン現場の技術と感性、それを支える研究・製造の匠・職人の存在こそが、日本の強みの根幹である」と語りました。
Dijkstra氏はAIとスキンケアテクノロジーについて、今後は油分やコラーゲンなど、より多くの生体データ取得へと発展させていきたい」と、今後のデバイスの機能拡張の可能性を示唆しました。Kirkland氏は当ブランドのおけるAIテクノロジーの重要性にも触れ、「実用的なパーソナライズ提案を精緻にしていくためにも、AIのアルゴリズムに専門家の知見を正しく反映させることが重要である」と述べました。
テクノロジーだけでなく、人間自体の感覚の重要性についても論じられ、川森氏の「美容は人の思いや技術があってこそ成立するもの。その価値を次世代のテクノロジーにおいても大切にしていきたい」との言葉に登壇者一同、深く頷いていました。
■日米を起点にグローバル展開へ。2026年秋以降の商品発表を予定
DermatiqとアレンINTERNATIONALは今後、共同ブランドおよび関連デバイス・プラットフォームの開発を進めており、2026年秋以降の商品発表を予定しています。まずは日米市場を起点に展開を進め、順次グローバル展開へ拡大していく方針です。