ゲノム科学・マイクロバイオームの世界的権威 服部正平博士責任監修の次世代「腸内細菌叢DNA検査<Smart Gut Score>」が2026年夏より一般向けに提供開始

あなたの腸内細菌叢と腸内環境を、データの見える化と標準化で科学的に知る!

株式会社Smart Gutのプレスリリース

株式会社Smart Gut(本社:東京都中央区、代表取締役:酒井康光)は、これまでアカデミアや医療機関向けに限定して提供してきた高精度な腸内細菌叢DNA解析技術を応用し、独自の抽出技術を用いた一般(個人・法人)向け次世代「腸内細菌叢DNA検査<Smart Gut Score(スマート ガット スコア)>」を、2026年夏より本格的に提供開始いたします。

本サービスは、ゲノム・メタゲノム研究の世界的権威である服部正平博士(東京大学名誉教授・当社取締役CTO)の責任監修のもと開発されました。私たちは「『科学的なイメージ』ではなく、『本当の科学』を、日常へ」という強い使命のもと、マイクロバイオーム研究のさらなる信頼性向上と、日本の健康社会の実現に向けてこのプロジェクトを始動します。

■ なぜ今、腸内細菌を調べるのか

近年、腸内細菌叢(マイクロバイオーム)は人体の免疫系や神経系、代謝系と密接に関わる「もう一つの臓器」として世界中で注目を集めています。腸内環境のバランスの乱れ(ディスバイオシス)は、日々のコンディション低下の要因の一つとして世界中で研究が進められています。人間は「自身の細胞」と「常在菌」からなる超生命体(スーパーオーガニズム)です。ご自身の腸内環境を把握することは、本来の健やかさを維持し、一人ひとりに最適なライフスタイル(個別化ヘルスケア)を実現するための最も合理的なアプローチとなり得ます。


■ 成長過渡期にある検査市場の課題と、「信頼のインフラ」への挑戦

腸活や腸内細菌への関心が急速に高まる一方で、この分野はいまだ発展途上にあり、業界全体が共有する構造的な課題も存在しています。

課題1 検査精度・再現性の問題

腸内細菌叢の解析は、DNA抽出の手法やシーケンス技術、解析アルゴリズムなど多段階の工程で構成されており、同一の検体であっても工程の選択によって結果が異なる場合があることが、国内外の研究で報告されています(※1)。消費者が複数社の検査結果を比較した際に混乱が生じうる状況は、業界全体として改善すべき緊急の課題です。

※1 Servetas SL et al., Commun Biol.  9(1):269, 2026.

課題2 科学的エビデンスと情報提供の質

腸内細菌叢と健康の関連についての研究は日進月歩で進んでいますが、現時点での科学的知見には依然として多くの未解明な領域が存在します。研究途上の仮説と確立された知見の区別が曖昧なまま情報が届くことは、消費者の誤解を招くリスクがあり、市場全体の信頼性に関わる問題として研究者・専門家の間でも広く認識されています。

マイクロバイオームという未知の領域において、社会全体が試行錯誤しながら成長しているのは事実です。だからこそ、正確性・透明性・再現性を担保した検査サービスの存在が、消費者にとっても、研究者・医療者にとっても重要です。

スマートガット社は、服部博士が長年にわたって積み上げてきた研究成果と知見を基盤として、これらの課題に正面から向き合い、科学的根拠に基づいた信頼性の高いサービスの提供を通じて、腸内細菌検査が社会の「信頼のインフラ」となる未来を目指します。


■ 世界の全研究者の0.1%に選ばれる服部正平博士の「DNA抽出技術」が生み出す高精度データ

本検査の特徴の一つは、分析の最初のステップである「糞便からのDNA抽出技術」にあります。腸内に生息する何百種類もの細菌の構成を高い精度でより正確に(※2)DNAとして抽出する「服部博士が考案した独自の抽出技術」を採用しています。

この服部博士が開発・確立した腸内細菌叢DNA抽出プロトコルと洗練されたデータ解析技術を用いることで、従来にない(※2)高い正確性と信頼性が付与された腸内環境検査システムの構築を実現しました。

服部博士は、世界の全研究者の0.1%にあたる「Highly Cited Researchers(高被引用論文著者)(※3)」(Clarivate社選定、2014年より毎年発表)に6年連続で選出されている、ゲノム科学分野の世界的なパイオニアです。

※2   Mori H, et al. Assessment of metagenomic workflows using a newly constructed human gut microbiome mock community. DNA Res. 2023 Jun 1;30(3):dsad010. doi: 10.1093/dnares/dsad010.

※3「Highly Cited Researchers」は後続の研究に多大な影響を与える科学者や社会科学者を対象に、世界で最も引用された論文著作として、Clarivate社が2014年より毎年発表している。


■ 腸内環境の3つの指標

ヒト腸内細菌叢は個人差が非常に大きいため、当社では単一の菌の有無や分類、「良い菌・悪い菌」という二元論的な評価ではなく、高品質なデータベースと統計学・数学に基づいた、現在の科学で明確に言及できる以下の主に3つの指標を可視化、標準化( ※4 )します。

  1. 腸内細菌の多様性

  2. 酸化ストレススコア

  3. 免疫バランススコア

    ※4 母集団の中における個人の相対的な位置づけをスコア化すること

ー注意事項ー

本検査で提示する各指標は、腸内細菌叢の構成に基づく統計的な指標であり、体内の状態を直接測定するものではありません。

また、本サービスは疾病の診断、治療、予防を目的としたものではなく、健康維持や生活習慣の見直しの参考情報としての利用を想定しています。


▶︎服部正平博士プロフィール

株式会社Smart Gut 取締役CTO、東京大学名誉教授、工学博士

ヒトゲノム解読計画およびヒトマイクロバイオーム研究に従事し、同分野における基盤的研究の発展に貢献。ヒト21番染色体の全解読(Hattori M, et al. Nature. 2000;405:311-319)、世界に先駆けたヒト腸内細菌叢メタゲノム解析法の開発(Kurokawa K, et al. DNA Research. 2007;14(4):169–181.)、エンテロタイプを提唱した国際論文(Arumugam M, et al. Nature. 2011;473(7346):174–180.)の共著者、制御性T細胞(Treg)誘導能を持つヒト由来腸内細菌種の同定(Atarashi K, et al. Nature. 2013;500(7461):232–236.)などが挙げられる。

<主な経歴>

東京大学医科学研究所ヒトゲノムセンター(助教授)

理化学研究所ゲノム科学総合研究センター(チームリーダー)

北里大学北里生命科学研究所(教授)

東京大学新領域創成科学研究科(教授、現名誉教授)

早稲田大学理工学術院(教授、現招聘研究員)

慶應義塾大学医学部(特別招聘教授)

理化学研究所生命医科学研究センター(チームリーダー)

国際ヒトマイクロバイオームコンソーシアム(IHMC)2022組織委員長

などを経て、現在に至る


◾️取材・導入のご案内

▶︎服部正平博士へのメディア取材

服部正平博士へのメディア取材(対談・インタビュー・コメント提供等)を積極的にお受けしております。マイクロバイオーム研究・腸内細菌検査市場・ゲノム科学の社会実装などのテーマでのご依頼も歓迎です。

▶︎腸内細菌叢DNA検査<Smart Gut Score>パイロット版

現在、本検査の導入を検討される医療機関様・法人様(企業・研究機関等)を対象にパイロット版をお試しいただけます。

詳細は個別にご案内いたしますので、当社広報担当までお問い合わせください。

(パイロット版は数に限りがありますので、予めご了承ください。)

<株式会社Smart Gutについて>

株式会社Smart Gutは、科学的根拠に基づいた腸内環境の理解と、健やかなライフスタイルの実現を目指して、 腸内環境を“見える化”し、一人ひとりの健康づくりをサポートすることを目指すヘルスサイエンス企業です。私たちは、腸内細菌のDNA解析技術とデータサイエンスを活用し、科学的根拠に基づいたサービスや製品を開発・提供しています。

「ガット・マイクロバイオーム研究で人々のQOL(生活の質)を高める」というミッションのもと、マイクロバイオーム研究の第一人者・服部正平博士の知見をもとに、腸内細菌叢の実態を高い再現性で反映する独自のDNA抽出技術を確立し、アカデミア向け研究支援サービスとして展開しています。

また、2020年からは内閣府の「官民研究開発投資拡大プログラム(PRISM)」に参画し、早稲田大学先進理工学研究科と共同で発酵性食物繊維(ルミナコイド)と腸内環境の関係性をテーマに研究を進めています。

研究成果をもとに開発した複合発酵性食物繊維食品「Lulumilk(ルルミルク)」や「LumiFas(ルミファス)」など、日々の健康を支える製品ラインナップも展開しています。

<会社概要>

会社名:株式会社Smart Gut(スマートガット)

所在地:〒104-0028 東京都中央区八重洲2丁目1番1号 YANMAR TOKYO 12階

代表取締役:酒井 康光

取締役CTO:服部 正平(東京大学名誉教授)

コーポレートサイト:https://www.smart-gut.com/

【服部正平博士へのご取材依頼・本件に関するお問い合わせ】

株式会社Smart Gut 広報担当

メールアドレス:pr@smart-gut.com

【その他各種お問い合わせフォーム】

https://www.smart-gut.com/contact

(返信にお時間がかかることがございます。予めご了承ください。)


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