メリット1位は「部屋が広く使える」、一方で後悔の1位は「寝心地の悪さ」という現実
ムーンムーン株式会社のプレスリリース
住宅価格や賃料の高止まりが続く2026年、限られた居住スペースを有効活用できる「省スペース兼用家具」への関心が高まっています。なかでも、一台二役をこなすソファベッド(マットレスソファ)は、単身者や若年カップルにとって手軽で合理的な選択肢です。しかし、実際に使ってみて「快眠」と「くつろぎ」は本当に両立できているのでしょうか?マットレス紹介サイト「マットレスおたく」を運営するムーンムーン株式会社は、ソファベッドを就寝用に利用している全国の男女200名を対象に、利用実態に関するアンケート調査を実施しました。その結果、スペース確保というメリットの裏で、睡眠の質に妥協を感じ、将来的な「通常マットレスへの切り替え」を望むユーザーの本音が浮き彫りとなりました。
調査背景
都市部を中心に1R・1LDKの賃料が上昇する中、居住空間の効率化は生活者にとって切実な課題です。「ベッドもソファも置きたいが、スペースが足りない」という悩みの解決策として、マットレスソファは定番化しています。一方で、SNS等では「腰が痛い」「展開が面倒」といったネガティブな体験談も散見されるのが実情です。本調査では、普及が進む兼用家具の“理想と現実”を明らかにすることで、これから購入を検討する方々へのヒント提示と、現在の利用者が抱える課題の可視化を目的としています。
調査サマリー
-
導入理由1位は「部屋の狭さ(31.8%)」。物理的な制約が最大の動機
-
睡眠への満足度は「妥協」が鮮明。「とても満足」はわずか5.5%に留まる
-
最大のメリットは「部屋を広く使える(27.0%)」。居住効率への貢献度は高い
-
後悔ポイントの1位は「寝心地の悪さ(21.6%)」。ソファとベッドの両立に壁
-
将来的な「通常マットレスへの切り替え」希望者は約半数(49.5%)
※ 本調査結果を引用する場合は、「マットレスおたく」のURL(https://mattress.moonmoon.biz/)を記載してください。
詳細データ
Q1:ソファベッドを使い始めた/使っていた理由は何ですか?

-
部屋が狭くベッドとソファ両方を置けないから:31.8%
-
来客時の予備の寝具として使いたかったから:14.8%
-
一人暮らしを始めるタイミングで手軽だったから:13.6%
-
試しに使ってみたかったから:9.8%
-
デザインや見た目が気に入ったから:9.5%
-
その他:20.5%(マットレスを揃えるより価格が手頃だったから:8.9%、模様替えや移動がしやすそうだったから:6.5%、本格的な家具はまだ買いたくなかったから:3.9% など)
→ 「部屋の狭さ」が最大の要因。インテリアへのこだわりよりも、限られたスペースを有効活用したいという「機能的必然性」で選ばれていることが分かります。
Q2:ソファベッドでの睡眠の質に、現在どの程度満足していますか?

-
やや満足している:33.5%
-
どちらとも言えない:30.0%
-
やや不満がある:28.0%
-
とても満足している:5.5%
-
かなり不満がある:3.0%
→ 「とても満足」は極めて少なく、満足・不満の両方に振れない「どちらとも言えない」層が3割。日々の睡眠に対し、一定の「妥協」を感じながら使用している様子がうかがえます。
Q3:ソファベッドを使い始めてから感じた「良かった点」「メリット」はありますか?

-
部屋を広く使えるようになった:27.0%
-
日中もくつろげる場所として活用できる:19.2%
-
来客時に寝具として使えて便利:12.6%
-
価格を抑えられて経済的だった:12.3%
-
想像より寝心地が良かった:6.8%
-
その他:22.1%(模様替え・引っ越しがしやすい:6.3%、掃除や床の手入れがしやすい:5.0%、インテリアの雰囲気が気に入っている:4.7% など)
→ 「部屋を広く使える」という本来の目的は十分に果たされています。また、単なる寝具ではなく「日中のくつろぎスペース」としての価値を感じているユーザーも多い結果となりました。
Q4:ソファベッドを購入・使用してみて「想像と違った」「後悔した」と感じた点はありますか?

-
思ったより寝心地が悪かった:21.6%
-
開閉・展開が面倒だった:15.2%
-
へたるのが早かった:14.0%
-
想像より重く、移動しづらかった:11.6%
-
特に後悔は感じなかった:10.9%
-
その他:26.7%(掛け布団の収納場所に困った:10.0%、ソファとしての座り心地がいまいちだった:7.6%、掃除や手入れがしにくかった:7.3% など)
→ 後悔の筆頭は「睡眠の質の低下」。さらに、毎日の「展開の手間」や「耐久性(へたり)」など、兼用家具特有の構造的な弱点がストレスに直結している実態が見て取れます。
Q5:ソファベッドでの睡眠の質を上げるために、工夫していることはありますか?

-
特に何もしていない:22.5%
-
トッパー(敷きパッド)を重ねている:15.6%
-
寝る向き・姿勢を意識している:13.8%
-
枕を体に合うものに変えた:13.1%
-
室温・湿度を調整している:6.3%
-
その他:28.7%(工夫したいが方法がわからない:6.2%、折りたたみ位置・展開状態を毎晩フルに広げる:5.8%、定期的に陰干し・メンテナンスをしている:5.8% など)
→ 「特になにもしていない」が最多。不満はありつつも、どう改善すべきか具体策を持たない層が多いようです。一方で、トッパーの活用など「寝心地の底上げ」を自ら図るユーザーも一定数存在します。
Q6:もし今後ライフスタイルが変わったら、ソファベッドから通常のマットレスに切り替えたいと思いますか?

-
どちらとも言えない:30.0%
-
やや切り替えたい:29.0%
-
ぜひ切り替えたい:20.5%
-
すでに切り替え済み:15.0%
-
このまま使い続けたい:5.5%
→ 切り替え希望は約半数の49.5%に。現在の住環境ではベストな選択であっても、広さに余裕ができれば「やはり専用のマットレスで眠りたい」と考える、“暫定的な寝具”としての立ち位置が鮮明になりました。
調査結果のまとめ
今回の調査により、ソファベッドは「空間の悩み」を解決する救世主であると同時に、「睡眠の質」という健康の根幹において課題を抱えやすいアイテムであることが明らかになりました。ユーザーの多くは、限られた部屋の広さを有効活用できる点に高い価値を感じていますが、その代償として「寝心地の悪さ」や「メンテナンスの手間」を受け入れているのが現状です。また、約半数が将来的な切り替えを希望していることから、マットレスソファは長期的な定住用というよりも、一人暮らしの初期段階や、スペースが限られた時期を乗り切るための「ライフスタイルの過渡期を支える家具」として機能していると言えます。
マットレスおたく運営者のコメント
運営者:竹田 浩一のコメント

ソファベッドは、都市部での効率的な暮らしを支える素晴らしい発明です。しかし、今回の調査で「寝心地の悪さ」が後悔の1位となった点は、快眠を追求する立場として見過ごせません。兼用家具は構造上、折り目やクッション材の密度にムラが出やすく、それが腰痛や中途覚醒の原因になることがあります。もし現在、寝心地に不満がある場合は、Q5の回答にもあった「トッパー」の導入を強くお勧めします。既存のソファベッドの上に一枚重ねるだけで、体圧分散性が劇的に向上し、専用ベッドに近い環境を作ることが可能です。「狭いから仕方ない」と諦めるのではなく、今の環境で最大限の休息を得るための工夫を発信し続けてまいります。
調査概要
-
調査期間:2026年5月10日〜5月12日
-
調査対象:ソファベッド・マットレスソファを就寝用に使用した経験のある全国の男女200名
-
調査方法:インターネット調査
-
実施機関:マットレスおたく(ムーンムーン株式会社)
マットレスおたくに関する記事
マットレスおたくでは、マットレスに関する情報を多数発信しています。興味がある方は、ぜひ参考にされてください。
<関連サイト>

