京都大学 大学院医学研究科 奥野恭史研究室との健康・医療ビッグデータ解析分野における共同研究を強化

株式会社明治安田総合研究所のプレスリリース

株式会社明治安田総合研究所(代表取締役社長 森本 律子、以下「明治安田総合研究所」)および明治安田生命保険相互会社(代表執行役社長 永島 英器、以下「明治安田」)は、国立大学法人京都大学(学長 湊長 博、以下「京都大学」)大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 奥野恭史研究室と国立大学法人弘前大学(学長 福田 眞作、以下「弘前大学」)が代表機関として推進する文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)「健康を基軸とした経済発展モデルと全世代アプローチでつくるwell-being地域社会共創拠点」(以下「弘前大学COI-NEXT」)の枠組みにおいて2022年から共同研究を進めてきました。

このたび、2026年度から、健康・医療ビッグデータ解析・AI等の先端技術を活用した研究の体制および研究テーマを拡充し、共同研究をさらに深化させることとしました。これにより、明治安田が推進する2「大」プロジェクト(「みんなの健活プロジェクト」(注1)および「地元の元気プロジェクト」(注2))の取組みを強化し、一人ひとりの健康状態に応じたQOL(注3)の向上に資する新たな価値創出と、健康チェックイベントの拡充を通じた地域のみなさまの心身の健康保持・増進をめざします。

1.今後拡充する共同研究テーマ(予定)

2026年度から、京都大学の有する健康・医療ビッグデータ × AI技術について、明治安田の豊富なお客さま接点を通じて全国規模で社会実装を進めていくことをめざし、以下のテーマを中心に研究を拡充します。

将来の健康状態を予測するモデルの研究
 健康診断結果や生活習慣等のデータを活用し、将来の健康状態やリスクを推定する予測モデルの開発に取り組みます。

・明治安田が進めるQOL健診のさらなる進化に向けた研究
 2024年度から「明治安田の健康チェック」の一環として全国展開しているQOL健診(注4)について、測定項目の優先順位付けや、測定結果をもとにした将来の健康状態の予測等を通じた健康啓発効果を高める仕組みの研究に取り組みます。

・「健康アドバイスAI」の開発に向けた研究
  一人ひとりの健康意識・状態に応じて生活習慣改善の支援や健康診断受診等の勧奨を行なうアドバイスコンテンツ「健康アドバイスAI」の開発に向けて、生成AIの活用可能性に関する研究に取り組みます。

2.推進体制

これらの取組みは、弘前大学COI-NEXTおよび2025年4月1日付で弘前大学に設置した「明治安田 × 弘前大学 QOL共創研究所(Meiji Yasuda × Hirosaki Univ. QOL Co-Creation Research Center)」を拠点に推進します。

明治安田総合研究所、明治安田および京都大学は、今後も弘前大学のほか産学官の各機関と連携しながら、一人ひとりのQOLの向上をめざし、人々の健康で豊かな暮らしの実現に貢献していきます。

(注1) 「人生100年時代」を迎え、健康寿命の延伸に対するニーズが高まっているなか、明治安田が「商品・サービス・アクション」の3つの分野で、「お客さま・地域社会・働く仲間(明治安田の従業員)」の継続的な健康増進を応援する取組み

プロジェクト詳細:https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/kenkatsu/

(注2)「つながり、ふれあい、ささえあう地域社会を。」をコンセプトに、地域の橋渡し役として「社会的なつながり」を提供し、地域のみなさまと各地域の資源・コミュニティをつなげることで、豊かな地域づくりへの貢献をめざす取組み

プロジェクト詳細:https://www.meijiyasuda.co.jp/brand/jimotonogenki/

(注3)Quality of life(クオリティ・オブ・ライフ)の略で、「生活の質」「生命の質」「人生の質」を意味しています

(注4)弘前大学が約20年にわたる地域住民を対象とした健康増進プロジェクト(岩木健康増進プロジェクト)と、大学独自の研究をもとに開発した「QOL健診」をベースに、明治安田と弘前大学との共同研究成果をふまえ、明治安田版にアレンジした健康啓発型イベントです
「QOL健診 明治安田 × 弘前大学」の全国開催について:

https://www.meijiyasuda.co.jp/profile/news/release/2023/pdf/20240313_01.pdf

体制

◎奥野 恭史  京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 教授

内野 詠一郎  京都大学大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 特定准教授

◎玉田 嘉紀  弘前大学大学院医学研究科 教授

◎加藤 大策  明治安田/明治安田総合研究所 シニア・フェロー

杉下 智子   明治安田 経営企画部長

森本 律子   明治安田総合研究所 代表取締役社長

◎各機関代表者

期間

2026年4月~2027年3月(1年ごと更新)

左から、明治安田 石田執行役員常務、京都大学 奥野教授、明治安田/明治安田総合研究所 加藤シニア・フェロー

               【5月29日 奥野恭史研究室にて】

(ご参考)

【国立大学法人京都大学 大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 奥野恭史研究室】

京都大学 大学院医学研究科 人間健康科学系専攻 奥野恭史研究室では、京大病院の実臨床データを用いた医療ビッグデータ解析・医療シミュレーションや、スーパーコンピュータ「富岳」を用いた創薬シミュレーション・ビッグデータ創薬の新たな方法論開発に取り組み、医療応用と創薬応用を目的としたシミュレーション科学とデータ科学の開拓をめざしています。詳細は、https://clinfo.med.kyoto-u.ac.jp/をご参照ください。

【文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)「健康を基軸とした経済発展モデルと全世代アプローチでつくるwell-being地域社会共創拠点」】

共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)「健康を基軸とした経済発展モデルと全世代アプローチでつくるwell-being地域社会共創拠点」は、弘前大学が長年にわたり地域住民の平均寿命・健康寿命の延伸に向けて取り組んできた「岩木健康増進プロジェクト」を契機に、文部科学省・国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)の「センター・オブ・イノベーション(COI)プログラム」(2013年~2021年)および「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」(2022年~)のもとで研究活動を展開しています。拠点では、健康を基軸に、若者が地域で働きたいと思える成長産業として魅力的なヘルスケア産業を創出することで、地域の人々を健康にしながら経済発展を促し、全世代の人々が生きがいをもって働き続けられる環境を整え、心身ともにQOLの高い状態で健康寿命を延伸するwell-beingな地域社会モデルの実現をめざしています。詳細は、https://coi.hirosaki-u.ac.jp/をご参照ください。

【株式会社明治安田総合研究所】

明治安田総合研究所は、ヘルスケア領域等の各分野における基礎調査を行なっています。さまざまな領域の専門家と協働し、お客さま視点に立った創造的かつクオリティの高い調査研究成果を発信することで、お客さまの価値創造に貢献しています。 詳細は、https://www.myri.co.jp/をご参照ください。

【明治安田生命保険相互会社】

明治安田生命保険相互会社は、経営理念に「確かな安心を、いつまでも」を掲げており、相互会社として長期に安定した経営と、お客さま一人ひとりの人生に寄り添うアフターフォローの提供をめざしており、これらは持続可能な社会の実現を掲げるSDGsの理念と軸を一にするものであると考えています。特に、SDGsにおける17のゴールおよび169のターゲットのうち、15項目を優先課題として設定し、「みんなの健活プロジェクト」「地元の元気プロジェクト」の2「大」プロジェクトを通じた「健康寿命の延伸」「地方創生の推進」に注力しています。超高齢社会の進展に伴う健康寿命の延伸や社会保障費の抑制が社会的課題となるなか、健康増進・未病、重症化予防に資する新たな商品・サービスや、参加しやすい運動機会等をご提供することにより、みなさまの健康寿命の延伸を応援しています。詳細は、https://www.meijiyasuda.co.jp/index.html をご参照ください。

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