赤み・熱感・痛みを経験した人の58%が医療機関に相談・受診していない
医療法人社団マイクロ会のプレスリリース
精索静脈瘤治療やリンパ浮腫の治療(リンパ管静脈吻合術・LVA)を行う医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科(所在地:東京都中央区、院長:永尾光一)は、梅雨から夏にかけて注意したい足のトラブルと蜂窩織炎に関する意識調査を実施しました。
本調査は、現在または過去に足のむくみ・腫れを経験し、蜂窩織炎・リンパ浮腫・足のトラブルに関心がある女性120人を対象に、2026年5月27日から5月31日にかけて実施したものです。
その結果、むくみ経験者の52%(62人)が「蜂窩織炎」を知らず、赤み・熱感・痛みを経験した人の約6割に当たる58%(26人)が医療機関に相談・受診していないことがわかりました。
むくみ経験者でも52%が「蜂窩織炎」を知らない
むくみ経験者の女性120人に対して、「『蜂窩織炎(ほうかしきえん)』という病名を知っているか?」と質問したところ、「知らない」が30%(36人)、「初めて聞いた」が22%(26人)でした。両者を合わせると52%(62人)となり、むくみを経験している人でも半数以上が蜂窩織炎を知らないことがわかりました。
「蜂窩織炎」は、皮膚や皮下組織に細菌が侵入して起こる感染症で、足の赤み・腫れ・熱感・痛みを伴うことがあります。汗や蒸れ、虫刺され、小さな傷、水虫などが増えやすい梅雨から夏にかけては、足の皮膚トラブルに注意が必要です。
64%が週数日以上むくみを実感
「現在、むくみ・腫れはありますか?」と伺ったところ、「毎日ある(慢性的)」は40%(48人)、「週に数日ある」は24%(29人)でした。両者を合わせると64%(77人)が、週数日以上むくみを感じていることがわかりました。
続けて、「どういった場面でむくみが出やすいですか。」と伺ったところ、「長時間立ちっぱなしの後」が56%(67人)で最多でした。次いで「夕方・夜間」が52%(62人)、「長時間座った後」が33%(40人)となりました。
むくみで困ること1位が“見た目”
同じ120人に対して、「むくみで困っていることは何ですか。」と伺ったところ、「足が太く見える・見た目が気になる」が55.0%(66人)で最多となり、「パンプスやパンツが合わなくなる」も26.7%(32人)にのぼりました。続けて「靴がきつくなる・足が痛くなる」は49.2%(59人)、「仕事中の疲労感・だるさが強い」は40.0%(48人)、「夕方以降、歩くのが辛くなる」は39.2%(47人)でした。身体的な負担に加え、むくみは服装や見た目の悩みにもつながっていることがわかります。
むくみ対策はセルフケア中心、医療機関へ相談しているはわずか8%
続けて「むくみに対して現在どのような対処をしているか?」と聞いたところ、「入浴・温める」が40%(48人)で最も多く、次いで「マッサージをしている」が37%(45人)、「足を高くして寝ている」が32%(38人)でした。
一方で、「医療機関に相談している」は8%(10人)にとどまりました。
むくみを感じている人の多くが、まずは日常的なセルフケアで対応している一方、医療機関への相談にはつながりにくい実態が見えてきます。
74%が自分のむくみと蜂窩織炎リスクを意識
蜂窩織炎についての説明を受けた後に、「あなた自身のむくみが『蜂窩織炎のリスク』だと思いましたか。」という質問に対して「自分のむくみがリスクだと気づいた」が23%(28人)、「やや気になるようになった」が51%(61人)となり、合計74%(89人)が説明後にリスクを意識する結果となりました。むくみと蜂窩織炎の関係を知ることで、自分ごととして捉える人が多いことがわかります。
37%が赤み・熱感・痛みを経験
続けて「むくみがある足に『赤み・熱感・痛み』が出たことはありますか。」と聞いたところ、「ある」と回答した人は37%(45人)でした。
赤み、熱感、痛みは、蜂窩織炎でも見られる症状です。むくみがある足にこうした変化が出た場合、単なる疲れや一時的な腫れと決めつけず、医療機関へ相談することが重要です。
赤み・熱感・痛みを経験しても58%は未受診
「赤み・熱感・痛み」が出たことがある45人に、「そのとき、医療機関に相談・受診しましたか。」と聞いたところ、「相談・受診しなかった」が58%(26人)、「相談・受診した」が42%(19人)と半数以上が未受診であることがわかりました。
さらに、相談・受診しなかった26人に理由を聞いたところ、「むくみ専門の医療機関がわからない」が46%(12人)で最多となりました。次いで「費用が心配」が42%(11人)、「むくみは医療機関で治療するほどではないと思う」が38%(10人)となりました。
症状があっても、どこに相談すればよいかわからないことや、受診の必要性を判断しにくいことが、医療機関への相談・受診を妨げる要因になっていると考えられます。
慢性的なむくみは、医療的な確認が必要な場合も
むくみは、長時間の立ち仕事や座り姿勢、疲労などによって一時的に起こることがあります。一方で、むくみが繰り返し起こる、片足だけ強くむくむ、皮膚が硬くなる、赤みや熱感を伴うといった場合には、医療的な確認が必要なケースもあります。
特に、乳がん・子宮がんなどの治療でリンパ節を切除した経験がある方は、リンパ浮腫や蜂窩織炎への注意が必要です。リンパ節を切除した場合、手術直後だけでなく、何年も経ってからリンパ浮腫が起こることもあり、手術した側の腕や脚のむくみには長期的に注意が必要とされています。
また、リンパ浮腫が起こっている皮膚は傷つきやすく、傷ができると感染や蜂窩織炎につながることがあるとされています。
銀座リプロ外科 永尾光一院長コメント
足のむくみは、よくある不調として見過ごされがちです。しかし、むくみのある足に赤み、熱感、痛みが出た場合は、蜂窩織炎などの感染症が関係している可能性があります。
特にリンパ浮腫のある方、乳がん・子宮がんなどの治療でリンパ節を切除した経験がある方は、蜂窩織炎を繰り返しやすく、重症化にも注意が必要です。梅雨から夏にかけては、汗や蒸れ、虫刺され、小さな傷、水虫など、皮膚トラブルが起こりやすい時期でもあります。
今回の調査で課題だと感じたのは、「むくみ専門の医療機関がわからない」と回答した方も多い点です。症状があっても、相談先がわからなければ受診は後回しになります。
赤みが広がる、熱を持っている、痛みが強い、発熱を伴うといった場合は、自己判断で様子を見続けず、皮膚科、内科、リンパ浮腫外来などの医療機関へ早めに相談してください。
銀座リプロ外科では、むくみやリンパ浮腫、蜂窩織炎に関する正しい情報を届けることも、医療機関の社会的な役割の一つだと考えています。むくみを「よくあること」で終わらせず、必要な方が適切な医療につながるきっかけをつくっていきたいと考えています。
調査概要
調査名:蜂窩織炎・足のトラブル意識調査
調査対象:現在または過去に足のむくみ・腫れを経験し、蜂窩織炎・リンパ浮腫・足のトラブルに関心がある女性
回答数:120人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2026年5月27日〜5月31日
調査ツール:株式会社クロス・マーケティングのセルフ型アンケートツール「QiQUMO」を活用
※本調査は、一般女性全体ではなく、足のむくみ・腫れを経験し、蜂窩織炎・リンパ浮腫・足のトラブルに関心がある層を対象にした調査です。
銀座リプロ外科について
銀座リプロ外科は、東京・銀座にある男性不妊治療およびリンパ浮腫治療を専門とする泌尿器科・形成外科クリニックです。男性不妊領域では、精索静脈瘤の診断・日帰り手術に対応しています。
リンパ浮腫領域では、リンパ浮腫外来を設け、足や腕のむくみに関する診察、医療用弾性ストッキングの装着相談・体験、蜂窩織炎に関する啓発に取り組んでいます。また、リンパ管静脈吻合術(LVA)については、大学病院で経験を積んだ専門医を迎え、医療保険の対象となる治療にも対応しています。
院内には、富士フイルムの超音波画像診断装置「Sonosite LX(ソノサイト エルエックス)」を導入しています。高周波プローブによる高精細な画像描出を活用し、リンパ浮腫に悩む方が、症状を正しく理解し、必要な医療につながるきっかけづくりを進めています。
名称:医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科
所在地:東京都中央区銀座2-8-19 FPG Links GINZA 6F
URL:https://ginzarepro.jp/women/
YouTube:
・リンパ浮腫アドバイザー三井桂子 / 銀座リプロ外科:https://www.youtube.com/@ginzarepro_woman
・けいこの本音カラダケアLab:https://www.youtube.com/@karada-care
・Dr. 永尾の男性不妊解決チャンネル:https://www.youtube.com/@varicocele.nagaomethod