「楽天メディカル 頭頸部がん克服デー」で実施した、頭頸部がんに関する調査結果(2025年)を第50回日本頭頸部癌学会学術講演会でポスター発表

― 日本頭頸部癌学会の「頭頸部がん認知度向上プロジェクト2025」の一つとして、同学会広報委員会が発表 ―

楽天メディカル株式会社のプレスリリース

一般社団法人 日本頭頸部癌学会(所在地:東京都江東区、理事長:吉本 世一/以下、日本頭頸部癌学会)と楽天メディカル株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役会長:三木谷 浩史/以下、楽天メディカル)は、2025年に「楽天メディカル 頭頸部がん克服デー」(以下、本啓発イベント)で実施した頭頸部がんに関するアンケート調査の結果について、2026年6月11日(木)~12日(金)に東京で開催された第50回日本頭頸部癌学会学術講演会にてポスター発表したことをお知らせします。

日本頭頸部癌学会 広報・渉外 担当理事 藤本 保志 医師は、次のように述べています。「頭頸部がんは胃がんや肺がんほど知られておりませんが、頭頸部は生活や人生に直結する食べる、話す、見る、聞くなどの大切な機能に関わる領域です。日本頭頸部癌学会は3年前から楽天メディカルと連携し、早期発見・早期治療を目指した啓発活動を継続してまいりました。アンケート結果等は学会の広報活動の質向上にも活かしております。本プレスリリースにもありますリンクより、是非とも当学会ホームページやYouTube動画等もご覧になってください」

ポスター発表の概要

演題名:頭頸部がん認知度向上プロジェクト2025 日本頭頸部癌学会 広報委員活動報告

ポスター番号:P04-9

ポスターリンク: http://www.jshnc.umin.ne.jp/pdf/20260611_poster.pdf

発表ポイント:

  • 2025年に実施した疾患啓発イベント「楽天メディカル 頭頸部がん克服デー」にて、一般市民を対象にアンケート調査を行い、延べ3,992名から回答を得た。

  • 本邦における頭頸部がんの認知度は約40%であり、2024年調査¹とほぼ同等で、再現性のある信頼性の高いデータと考えられた。

  • 咽頭がん・喉頭がんは約80%以上で頭頸部がんと認識されていたが、舌がん・甲状腺がんは約30%にとどまり、2024年¹と同様の傾向を示した。

  • 普段収集している医療情報源は、主治医、インターネット、医療関係者の友人の順に多かった。

  • 適切な医療情報を得るための方法として、医療機関や学会のホームページが良いと認識されていた。

  •  頭頸部がんの医療情報の発信において、医療機関や学会ホームページのさらなる充実と、動画配信などの新たな取り組みの効果検証が今後の課題と考えられた。

本ポスター発表は、日本頭頸部癌学会の「頭頸部がん認知度向上プロジェクト2025」の一環として、同学会広報委員会より行われました。2024年の調査に続き、2025年も同様の手法で調査を実施することで、頭頸部がん認知度の経年変化や、啓発活動の方向性を継続的に検証することを目的としています。

日本頭頸部癌学会と楽天メディカルは、2025年7月20日(日)の東北楽天ゴールデンイーグルスの一軍公式戦(仙台市・楽天モバイル 最強パーク宮城)、および2025年9月27日(土)のヴィッセル神戸のホーム公式戦(神戸市・ノエビアスタジアム神戸前)に合わせて、本啓発イベントを連携して実施し、来場された一般市民を対象に本調査を行いました。

日本頭頸部癌学会と楽天メディカルが実施した本啓発イベントのダイジェスト動画は、楽天メディカル公式YouTubeチャンネルでご覧いただけます。

2026年6月3日に発表された「科学的根拠に基づくがん予防法5+1」の改訂版では、喫煙、飲酒は頭頸部がんを含む複数のがんで「確実にリスクを高める要因」として位置づけられています²。日本頭頸部癌学会と楽天メディカルは、「禁煙」「飲酒をひかえる」「口腔ケア」を中心とした予防啓発や、早期発見・治療に繋げるための医療情報の発信などに、引き続き連携して取り組んでまいります。

日本頭頸部癌学会の一般向けウェブサイトでは、頭頸部がんに関する情報を発信しています。

 

頭頸部(とうけいぶ)がんについて

日本では、年間約47,000人*の方が頭頸部がんを発症しています。頭頸部がんとは、頭から鎖骨までの範囲に含まれるがんの総称です(脳と目は除く)。頭頸部は大きく分けて鼻、口腔、咽頭、喉頭といった器官で構成されており、発生部位により、咽頭がん(上咽頭がん、中咽頭がん、下咽頭がん)、喉頭がん(声門がん、声門上がん、声門下がん)、鼻腔・副鼻腔がん(上顎洞がんなど)、口腔がん(舌がんなど)、唾液腺がん、甲状腺がんなどの診断名がつきます。この頭頸部と呼ばれる部位には、呼吸や嚥下など人間が生きるうえで必要な機能、さらには発声、味覚、聴覚など日常生活に重要な機能が集中しています。これらに障害が起きるとQuality of Life(QOL: 生活の質)に影響を及ぼすため、がんを治すための根治性とQOLの両立を目指した治療法が必要とされています。

*厚生労働省健康局がん・疾病対策課「令和5年全国がん登録 罹患数・率 報告」付表1.罹患数 口唇~その他および部位不明確の口唇、口腔および咽頭、鼻腔および中耳、副鼻腔、喉頭、甲状腺の合計値

一般社団法人 日本頭頸部癌学会

日本頭頸部癌学会は、頭頸部癌に関する研究発表、知識の交換、及び内外の関連学会との連携協力を行うことにより頭頸部癌学の進歩普及を図り、我が国の学術の発展に寄与することを目的とし、1961年に頭頸部腫瘍研究会として設立されました。2004年に日本頭頸部癌学会と改名し、2017年より法人化され、現在、3000名以上の会員により活動している学会です。頭頸部がん診療では、耳鼻咽喉科、頭頸部外科、歯科口腔外科、形成外科などの外科系診療科および放射線科や腫瘍内科、病理診断科との連携も必須となっており、日本頭頸部癌学会には幅広い領域の職種が参加し、我が国の頭頸部癌診療に貢献しています。http://www.jshnc.umin.ne.jp/index.html

楽天メディカル株式会社について

楽天メディカルは、アルミノックス®プラットフォームと呼ぶ技術基盤を基に、薬剤と光を組み合わせた、がんをはじめとした様々な疾患に対する新しい治療法の開発および販売を行うグローバルバイオテクノロジー企業です。同プラットフォームを基に開発した医薬品・医療機器の非臨床試験(非公開データ)では、特定の細胞の選択的な壊死が確認されています。楽天メディカルは、世界中の一人でも多くの患者さんに、一日でも早く、私たちの革新的な治療法をお届けすることにより「ガン克服。」というミッションの実現を目指しています。本社を構える米国に加え、日本、台湾、スイス、インドの世界5カ国/地域に拠点を有しています。楽天メディカル株式会社は、Rakuten Medical, Inc.(米国法人)の日本法人です。詳しくは、https://rakuten-med.com/jp/をご覧ください。

 

参考:

1.   東野正明 ほか.「頭頸部がんの認知度と医療情報の収集方法」頭頸部癌, 第51巻1号, pp.1-6(2025年)https://www.jstage.jst.go.jp/div/jjhnc/51/1/51_1/_div/-char/ja/

2.   国立がん研究センター がん対策研究所「科学的根拠に基づくがん予防法(がんを知る301)」第3版 第2刷(2026年4月)

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