タウンズへのC3種優先株式の第三者割当増資、および在宅血糖モニタリングサービスの国内外での普及拡大に向けた共同展開を推進本提携の背景当社の取り組み本提携の概要両社コメント基本合意先の概要会社概要
株式会社Provigateのプレスリリース
グリコアルブミン(GA)を用いた在宅向け小型検査機器・糖尿病行動変容支援アプリの開発並びにサービス提供を手がける株式会社PROVIGATE(本社:東京都文京区、代表取締役CEO:関水 康伸、以下「当社」)は、株式会社タウンズ(本社:静岡県伊豆の国市、代表取締役社長:野中 雅貴、証券コード:197A 東証スタンダード市場、以下「タウンズ」)との間で、資本業務提携を進めることについて基本合意いたしましたのでお知らせします。
本提携は、当社のグリコアルブミン(GA)測定技術と、POCTのリーディングカンパニーであるタウンズのD-IA(デジタルイムノアッセイ)技術を融合し、糖尿病のある方やその予備群が、自宅で簡便かつ継続的にご自身の血糖状態を把握できる在宅GAモニタリングサービスの社会実装を目指すものです。
両社は、一人でも多くの方が日常生活の中で血糖の変化に気づき、無理なく生活習慣の改善につなげられる仕組みを実現することで、人々の健康寿命の延伸に貢献してまいります。
本提携の背景
世界の糖尿病のある方とその予備群は12億人に上る[1]と推計され、QOLの低下のみならず医療経済の面でも大きな課題となっています。近年、血糖状態を継続的に自己モニタリングすることが生活習慣の改善(行動変容)を促し、血糖状態の改善につながることが科学的コンセンサスとなりつつある[2]一方、糖尿病のある方の多くを占める2型糖尿病では、日常的に血糖を把握する手段が十分に整っていません[3]。既存の血糖自己測定は費用・侵襲性・保険適用の面で日常使いに課題があり、多くの方が数カ月に一度の通院時しかご自身の血糖を知ることができないのが現状です。
当社の取り組み
当社はこの社会課題に対し、行動変容を促す最適な血糖指標として、数日から約1週間の平均血糖を鋭敏に反映するグリコアルブミン(GA)[4]に着目し、在宅で週次のモニタリングを可能にするGA郵送検査サービス「glucoreview®」を製品化しています。さらにAIアプリケーションや遠隔ヘルスケアを組み合わせ、血糖の変化を「見える化」し、一人ひとりの生活習慣改善と医療アクセス向上を支える、持続可能なサービスモデルの構築を目指しています。
本提携の概要
当社とタウンズは、当社が発行するC3種優先株式をタウンズが引き受けるとともに、在宅血糖モニタリングサービスの普及拡大を目的とした業務提携契約を進めることについて、基本合意いたしました。
タウンズは、イムノクロマト法をはじめとする体外診断用医薬品・POCT製品を手がけ、「診断技術で、安心な毎日を。」をスローガンに、高品質なものづくりと安定供給の基盤を有する東証スタンダード市場上場企業であります。本提携は、感染症領域で培ってきたタウンズの診断技術・製造基盤を慢性疾患領域へと広げる取り組みでもあり、両社が強みを持ち寄ることで、在宅血糖モニタリングの実用化を加速します。
具体的には、当社が開発を進めているグリコアルブミン(GA)測定技術と、タウンズが有するD-IA(デジタルイムノアッセイ)技術を融合し、日常生活の中でより簡便に活用できる、次世代のGAモニタリング技術やシステムの確立・製品化を目指します。これにより、ユーザーが自宅をはじめとする身近な環境で継続的にご自身の状態を把握し、日々の生活習慣の改善へとつなげられる仕組みの提供を目指します。中長期的には、本取り組みを慢性疾患管理の新たな選択肢として確立し、将来的な医療機器等としての製造販売承認の取得も見据え、国内外への普及に取り組んでまいります。
本提携を踏まえ、当社並びにタウンズを含めた連携企業群によるオープンイノベーションの枠組みを強化し、健康寿命の延伸、ひいては世界の公衆衛生の向上に貢献してまいります。
両社コメント
株式会社タウンズ代表取締役社長 野中雅貴 コメント
当社は中期経営計画において、慢性疾患領域への進出を重要な成長戦略の一つに掲げております。その中でも、世界的に患者数が多く、また血糖モニタリングの重要性が高い糖尿病を重点領域と位置付けております。
このたび、PROVIGATE様との資本業務提携に関する基本合意により、PROVIGATE様が開発を進めるGA測定技術と、当社の次世代POCT技術であるD-IAを融合させ、新たな在宅血糖モニタリングPOCTの開発を進めることとなりました。糖尿病のある方の行動変容支援という社会的意義の大きい領域において、当社として積極的に役割を果たしてまいります。
今後、PROVIGATE様の先進的なアイデア、技術とともに、当社のコーポレートスローガン「診断技術で、安心な毎日を。」実現し、世界に貢献してまいりたいと思います。
株式会社Provigate代表取締役CEO 関水康伸 コメント
これまで、世界的に多くのスタートアップが先端的な技術を活用し、血糖モニタリングの課題解決に挑戦してきました。しかしながら、革新的なサービスはそうそう簡単には生まれません。その大きなハードルの一つは「モノづくり」の土台の弱さにあります。
この度、POCTのリーディングカンパニーであり、日本のモノづくりの強さを体現するタウンズ様と資本業務提携に関する基本合意を結ばせていただくことを大変嬉しく思っております。PROVIGATEがこれまで広げてきたオープンイノベーションの取り組みをここに結実し、世界の公衆衛生に資する事業を一日も早く実現したいと考えています。
基本合意先の概要
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名称 |
株式会社タウンズ |
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所在地 |
静岡県伊豆の国市神島761番1 |
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代表者の役職・氏名 |
代表取締役社長 野中 雅貴 |
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証券コード |
197A(東京証券取引所 スタンダード市場) |
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事業内容 |
体外診断用医薬品・検査試薬等の研究開発、製造および販売(POCT/イムノクロマト法等) |
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コーポレートサイト |
会社概要
株式会社PROVIGATE(PROVIGATE, Inc.)
所在地:東京都文京区向丘2丁目3-10 東大前HiRAKU GATE 5F
代表者:代表取締役CEO 関水 康伸
事業内容:グリコアルブミンを用いた血糖モニタリングサービス「glucoreview」の開発・提供
[1] International Diabetes Federationによる成人の糖尿病のある方、および予備群の推計(2024)。
[2] Diabetes Technology & Therapeutics. 2024;26:252–262.
[3] 糖尿病は大きく1型と2型に分かれる。1型はインスリンをほとんど分泌できなくなるためインスリン自己注射が欠かせないが、インスリンは非常に強力なタンパク製剤で、用量を誤ると危険な低血糖を招くおそれがあるため、注射単位の調整や急性低血糖の回避を目的として、付随する血糖自己測定とともに保険適用されている。一方2型は、インスリンの効きが悪くなる(インスリン抵抗性)ものの、自らのインスリン分泌がある程度残っており、一部の重症の方を除きインスリン自己注射を必要としない方が大半で、食事・運動・内服薬による行動変容が管理の中心となる。このため、インスリン治療を伴わない2型の多くでは、血糖自己測定が保険適用外となっている。
[4] グリコアルブミン(GA): 糖化アルブミンとも呼ばれる。血液に最も多く含まれるタンパク質の一つであるアルブミンが、血液中のグルコース(血糖)により糖化されたもの。総アルブミンに対する糖化アルブミンの比率は一般的にGA値(%)として表記され、直近1~2週間程度の平均血糖値を強く反映することが知られている。直前の食事には大きく影響されないのでいつ測定しても良いという利点もある。日本では通院での血液検査法として確立しており、保険適用されている。