運動時の口腔内免疫に着目。コンディショニング・リカバリー分野での活用に期待
株式会社沖縄テレビ開発のプレスリリース
沖縄在来山芋「クーガ芋(別名:琉球ヤムイモ)」を活用した商品「LeQ‘om(レキオム)」の研究開発と販売を行う株式会社沖縄テレビ開発(本社:那覇市久茂地、代表取締役:大田直也)は、立命館大学スポーツ健康科学部 家光素行教授が実施した沖縄在来山芋「クーガ芋(琉球ヤムイモ)」由来成分ジオスゲニンによる免疫賦活化に関する研究成果を、2026年1月27日付でPCT国際特許(並びに台湾へ)出願いたしました。
今回の特許出願は、沖縄在来のヤムイモ「クーガ芋」が持つ可能性を科学的に検証し、アスリートを含む運動習慣を持つ人のコンディショニング、リカバリー領域への活用を目指して進めてきた研究開発の成果を、国内外で適切に保護することを目的としたものです。
研究概要
アスリートや、日常的に運動を行う人にとって、体調を崩すことなく運動やトレーニングを継続するためのコンディショニングは重要なテーマです。
IOC(国際オリンピック委員会)が実施した調査では、オリンピック期間中に報告されたコンディショニング不良を示す症状のうち、呼吸器系の疾病がロンドン2012大会で41%、リオ2016大会で47%を占めました。いずれの大会でも呼吸器系の症状が最も多く、アスリートのコンディション管理における重要な課題の一つであることが示されています。
立命館大学スポーツ健康科学部の家光素行教授は、ハードなトレーニングに伴う口腔内免疫機能の低下と、風邪等の呼吸器症状のリスクに着目。沖縄在来の希少なヤムイモ「クーガ芋(琉球ヤムイモ)」を活用した摂取試験を2024年に実施しました。
研究の結果、運動前にクーガ芋を摂取した群では、非摂取群と比較して口腔内の免疫抗体の賦活化が確認され、運動を継続する人のコンディション維持に役立つ可能性が示唆されました。
沖縄在来ヤムイモに含まれる「ジオスゲニン」の可能性
クーガ芋(和名:トゲドコロ)は、沖縄で古くから栽培されてきたヤムイモの一種です。立命館大学スポーツ健康科学部 家光素行教授と㈱沖縄テレビ開発は連携し、このクーガ芋由来の「ジオスゲニン」に着目。これまで、性ステロイドホルモンや骨格筋への作用を中心として、スポーツやリカバリー分野での活用を視野に共同研究を進めてきました。
単に運動時の栄養を補給するだけではなく、日々運動を続ける人がより良い状態で次の活動に向かうためのリカバリーやコンディショニングという観点から、ヤムイモ由来ジオスゲニンの可能性を科学的に検証し、商品開発へつなげています。
今回の国際特許出願も、こうした継続的な研究開発活動の一環です。
今後の展望
㈱沖縄テレビ開発では、クーガ芋商品ブランドLeQ‘om(レキオム)を展開しています。現在販売中のサプリメント以外にも、今後は、パウダータイプの商品を2026年9月に販売する計画で、さらにライトミールやドリンクなど、運動習慣のある人が日常に取り入れやすい商品の開発も進めています。
沖縄の伝統的な地域食材であるクーガ芋の研究成果を商品開発や販路拡大につなげることで、新たな用途と付加価値を創出し、生産者や地域企業、スポーツ・健康産業などとの連携を通じて、地域資源を活かした新たな産業の創出と発展を目指してまいります。