思春期男子の“性の健康”、親は正しく知っている?母親の73%が「陰茎湾曲症を知らない」

―9月4日「世界性の健康デー」を前に調査―

医療法人社団マイクロ会のプレスリリース

「ナガオメソッドで自然妊娠を目指す」を使命に掲げる銀座リプロ外科(東京都中央区、院長:永尾光一)は、9月4日の「世界性の健康デー」を前に、思春期男子の“性の健康”に関する情報が保護者にどの程度届いているのかを把握するため、2026年6月24日、30代から50代の女性300人を対象にインターネット調査を実施しました。

陰茎湾曲症は、陰茎の曲がりなど、思春期に身体の変化として違和感に気づくことがある男性特有の疾患の一つです。一方、性や生殖器に関する悩みは、本人から保護者へ相談しづらいテーマでもあります。

今回、中学生または高校生の親68人の回答を分析したところ、73%が「陰茎湾曲症をまったく知らなかった」と回答しました。思春期男子本人だけでなく、相談を受ける可能性のある保護者にも、正しい性の健康情報を届ける必要性が浮かび上がりました。

9月4日は「世界性の健康デー」―正しい情報にアクセスできる環境を

「世界性の健康デー(World Sexual Health Day)」は、世界性の健康学会(World Association for Sexual Health:WAS)が、性の健康に関する社会的な認識を高めるため、毎年9月4日に実施している国際的な啓発デーです。WASでは、性の健康についての教育や対話を促し、すべての人が正確な情報や必要なサービスにアクセスできることを目標の一つに掲げています。

今回は、世界性の健康デーが重視する「正しい情報へのアクセス」という観点から、思春期男子本人だけでなく、相談を受ける立場にある保護者側の認知や情報環境に着目しました。

9月4日の「世界性の健康デー」:https://wshd.jp/

母親の73%が「陰茎湾曲症をまったく知らなかった」

中学生から気になる病気のひとつ「陰茎湾曲症」、知らない母親は7割(銀座リプロ外科調べ)

中学生または高校生の息子を持つ母親68人に、「陰茎湾曲症」についてどの程度知っていたかを尋ねたところ、73%(50人)が「まったく知らなかった」と回答しました。「名前は聞いたことがあった(詳しくは知らなかった)」は18%(12人)で、「詳しく知っていた」は9%(6人)にとどまりました。

「名前は聞いたことがあった(詳しくは知らなかった)」18%を合わせると、91%が陰茎湾曲症について十分な知識を持っていない結果となりました。思春期男子に関わる疾患について、保護者側にも情報が十分届いていない実態がうかがえます。

息子の健康・身体の情報源、母親が最も多く挙げたのは「YouTube」

母親は、子供が健康や身体の事の情報を収集する手段1位は「YouTube」と回答(銀座リプロ外科調べ)

「お子さんが自分の健康や身体のことについて情報を得る手段として、思いつくもの」を複数回答で尋ねました。最も多かったのは「YouTube」40%(27人)、次いで「インターネット検索(GoogleやYahoo!)」35%(24人)、「友だち」32%(22人)でした。一方、「親(あなた自身)」は27%(18人)で、31%(21人)は「わからない・考えたことがない」と回答しました。

この結果は、実際に息子本人が利用している情報源を調べたものではなく、母親が「情報を得る手段として思いつくもの」を回答したものです。しかし、YouTubeやインターネットなどが親より多く挙げられた一方、約3人に1人の母親が情報源を「わからない・考えたことがない」と回答したことから、思春期男子が身体や健康についてどのような情報に触れているのか、保護者からは見えにくい状況もうかがえます。

陰茎湾曲症で心配なこと、最多は「自己肯定感や心への影響」41%

子どもがもし陰茎湾曲症になった場合の心配事を尋ねた(銀座リプロ外科調べ)

中学生または高校生の息子を持つ母親68人に、もし子どもが陰茎湾曲症だった場合に心配なことを複数回答で尋ねたところ、「子どもの自己肯定感や心への影響」41%(28人)が最も多くなりました。

次いで、「成長してからでは手術が難しくなること」38%(26人)、「手術が必要になった時の身体への負担」34%(23人)、「将来の妊活・不妊への影響」32%(22人)となり、身体面だけでなく心理面や将来への不安も大きいことがうかがえました。

「ネットで見た病気かも」と相談されたら、26%が「一緒にネットで調べる」

子どもから「ネットで見た病気かも」と相談された場合について(銀座リプロ外科調べ)

続いて、息子から「ネットで見た病気にあてはまるかもしれない」と相談された場合、どう対応するかを尋ねました。最も多かったのは「一緒にネットでもっと詳しく調べる」26%(18人)で、「子どもの話をじっくり聞く」25%(17人)、「かかりつけの医師に相談する」21%(14人)と続きました。

一方、「専門医を探して連れていく」は12%(8人)でした。インターネットによって身体や病気について調べやすくなった一方、性や生殖器に関する症状は、本人や家族だけで病気かどうかを判断することはできません。正しい医学情報とともに、「どのような場合に、どこへ相談すればよいのか」という情報を保護者にも届ける必要があります。

34%は「本人が気づいて親に伝えてくる」と回答

母親の3割が、子どもの陰部に不安は最初に本人が気づくと回答(銀座リプロ外科調べ)

「もしお子さんの陰部(下半身)に何か気になることがあった場合、最初に気づくのは誰だと思いますか」と尋ねたところ、最も多かったのは「本人が自分で気づいて、親に伝えてくる」34%(23人)でした。「わからない・考えたことがない」が29%(20人)、「父親(夫)が気づく」が21%(14人)、「親(あなた自身)がお風呂などで気づく」が7%(5人)となりました。

思春期になると、保護者が子どもの身体の変化を直接把握する機会は少なくなります。そのため、本人からの相談が、身体の異変に気づく重要なきっかけの一つになると考えている母親が多いことが分かりました。

一方、「ほとんど相談されない」30%、「一度もない」18%

約半数の母親は「子どもから身体や健康について殆ど相談されない、一度も相談されたことがない」と回答(銀座リプロ外科調べ)

実際の親子のコミュニケーションについて、「息子さんの身体や健康のことについて、これまでに直接相談されたことはありますか」と尋ねました。「時々相談される」が35%(24人)で最も多かった一方、「ほとんど相談されない」は30%(20人)、「一度もない」は18%(12人)でした。「よく相談される」は7%(5人)でした。「何かあれば本人から伝えてくる」と考える母親が多い一方で、日頃から身体や健康について頻繁に相談を受けている家庭ばかりではありません。

だからこそ、子どもから相談があってから初めて情報を探すのではなく、保護者側があらかじめ思春期男子に起こり得る身体の変化や疾患について正しい情報を持っておくことが重要だと考えられます。

相談先は「小児科」「ネット検索」が34%、泌尿器科専門医は28%

母親は子どもの体の相談先は、インターネットで調べ、小児科へ相談するが3割(銀座リプロ外科調べ)

「思春期の男の子の身体の悩みについて相談したい時、どこに相談しますか」と複数回答で尋ねたところ、「かかりつけの小児科」と「インターネットで検索する」がともに34%(23人)で最も多くなりました。

「泌尿器科の専門医」は28%(19人)、「配偶者(子の父親)」も28%(19人)でした。また、15%(10人)は「どこに相談すれば良いかわからない」と回答しました。

思春期男子の性や生殖器に関する悩みは、保護者にとっても相談先が分かりにくい領域です。疾患について知ることに加えて、必要な時に適切な医療へアクセスできるよう、相談先についての情報を届けることも重要です。

過去の男性調査では、陰茎の違和感に気づいた時期は「中学生」が最多

陰茎湾曲症にいつ気付いたか「中学生が1位」だった(銀座リプロ外科調べ)

銀座リプロ外科が2026年5月に、陰茎に何らかの違和感や不安がある成人男性300人を対象に実施した調査では、陰茎の形状について違和感に気づいた時期として、小学生10%、中学生20%、高校生14%となり、高校生までに45%が違和感に気づいていました。一方、違和感に気づいた当時に「病気かもしれない」と認識していた人は7%にとどまり、93%は病気とは認識していませんでした。

さらに、思春期当時に陰茎の形状や違和感について誰に相談できたと思うかを尋ねたところ、51%が「誰にも相談できない・誰に相談したらよいか分からない」と回答し、「親」は12%でした。

本人側では、思春期に身体の違和感へ気づいても病気とは認識しにくく、周囲にも相談しにくい。一方、今回の母親調査では、相談を受ける立場である保護者側にも、男性特有の疾患や相談先に関する情報が十分届いていない実態が見えてきました。

9月4日の「世界性の健康デー」を機に、思春期男子本人への情報提供だけでなく、身近な保護者にも正しい性の健康情報と相談先を届けていくことが、身体の悩みを一人で抱え込ませない環境づくりにつながると銀座リプロ外科では考えています。

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東邦大学 名誉教授/銀座リプロ外科 院長 永尾光一コメント

東邦大学 名誉教授 銀座リプロ外科 院長 永尾光一

思春期は、身体の変化に気づき始める一方で、性や生殖器に関する悩みを周囲に相談しにくい時期でもあります。今回の調査では、陰茎湾曲症について知らないお母さんが多く、思春期男子の性の健康に関する情報が、保護者にも十分届いていない実態が見えてきました。

本人が自ら情報を得られる時代だからこそ、保護者にも正しい医学情報や適切な相談先が共有されていることが重要です。思春期男子の性の健康を本人だけの問題にせず、家庭や医療を含めた周囲の大人が正しい知識を持ち、必要な時に適切な医療へつなげられる環境づくりが必要だと考えています。

調査を受けた今後の取り組み

銀座リプロ外科では、9月4日の「世界性の健康デー」を機に、YouTubeや各種調査を通じて、陰茎湾曲症をはじめとする思春期男子の身体の変化や男性特有の疾患について情報発信を続けてまいります。また、保護者が必要な時に適切な相談先を選べるよう、疾患情報だけでなく受診・相談につながる情報提供にも取り組んでまいります。

調査概要

調査名:陰茎湾曲症に関する母親向け意識調査

調査対象:30〜50代の女性(本リリースでは、回答者300人のうち、中学生または高校生の息子を持つ母親68人を対象)

年代構成:30代100人、40代100人、50代100人

回答数:300人

調査方法・ツール:株式会社クロス・マーケティングのセルフ型アンケートツール「QiQUMO」を活用(インターネット調査)

調査日:2026年6月24日

※本調査は、思春期男子の身体や健康に関する情報が保護者にどの程度届いているのか、また親子間の相談状況、健康情報の入手先、男性特有の疾患に対する認知、相談先などの実態を把握するために実施した調査です。

※本リリースにおける「陰茎湾曲症を知らない」は、「陰茎湾曲症についてどの程度知っていましたか」との設問に対し、「まったく知らなかった」と回答した人を指します。中学生または高校生の息子を持つ母親68人のうち50人、73.5%が該当しました。

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銀座リプロ外科について

銀座リプロ外科は、東京・銀座にある男性不妊治療およびリンパ浮腫治療を専門とする泌尿器科・形成外科クリニックです。「ナガオメソッドで自然妊娠を目指す」を使命に掲げ、男性不妊の原因となる精索静脈瘤をはじめ、陰茎湾曲症など男性特有の疾患に対する診療・治療を行っています。

男性不妊領域では、精索静脈瘤の診断・日帰り手術や陰茎湾曲症の診断・治療などに対応し、患者一人ひとりの症状やライフステージに応じた医療を提供しています。また、男性不妊だけでなく、思春期から起こり得る男性特有の身体の変化についても正しい知識の普及に力を入れ、YouTubeや各種調査を通じて、本人だけでなく保護者にも正しい情報や相談先を届ける啓発活動に取り組んでいます。

名称:医療法人社団マイクロ会 銀座リプロ外科

所在地:東京都中央区銀座2-8-19 FPG Links GINZA 6F

URL:https://ginzarepro.jp/

YouTube:

Dr. 永尾の男性不妊解決チャンネル:https://www.youtube.com/@varicocele.nagaomethod

リンパ浮腫アドバイザー三井桂子 / 銀座リプロ外科:https://www.youtube.com/@ginzarepro_woman

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