約8割が「眠いのに寝ない」夜を経験──秋の夜長に眠らない“リベンジ夜更かし”の実態調査

ムーンムーン株式会社のプレスリリース

眠いのに寝ない理由は「意志の弱さ」ではなく「日中の自由時間の欠如」。約3割が対策をしていない現状も明らかに

秋分を過ぎ、夜の時間が少しずつ長くなるこの季節。「眠いのに、つい夜更かしをしてしまう」と悩む方も多いのではないでしょうか。快眠グッズ紹介サイト「快眠ランド」を運営するムーンムーン株式会社は、全国の一般男女200名を対象に「夜更かしに関する実態調査」を実施しました。結果、全体の約8割の人が「眠いのに寝ずに起きている」日があることが判明。さらにその理由は単なる自己管理の甘さではなく、「日中に自分の自由な時間がないから」「一日が終わるのがもったいないから」といった、日中のストレスを夜に取り戻そうとする心理「リベンジ夜更かし」にあることが浮き彫りになりました。

調査背景

近年、日中にコントロールできる自由な時間を持てない人が、睡眠時間を削ってまで夜間に自分の時間を取り戻そうとする心理的行動「リベンジ夜更かし」が注目を集めています。夜更かしはこれまで「本人の意志が弱いから」「スマホ依存だから」と個人の問題として語られがちでした。しかし、共働きや長時間のタスクに追われる現代人にとって、夜は「唯一、自分を取り戻せる聖域」になっている側面があります。本調査では、秋の夜長を迎えるこの時期に合わせ、夜更かしをしてしまう人々のリアルな行動と心理を可視化し、責めるべきは個人の意志ではなく「自由な時間を持てない生活構造」にあるのではないかという視点から実態を明らかにしました。

調査サマリー

  • 約8割(77.0%)が平日「眠いのに寝ずに起きている」経験がある

  • 寝る前についやってしまうことのトップは「スマホでSNSを見る」(25.5%)

  • 起きている理由は「やめどきがわからない」(17.9%)に次いで、「一日が終わるのがもったいない」(15.4%)「日中に自分の自由な時間がない」(13.7%)など心理的要因が多数

  • 翌日の不調を感じつつも、約3割(27.3%)が夜更かしを減らす対策を「何も試したことはない」と回答

※ 本調査結果を引用する場合は、「快眠ランド」のURL(https://intiinti.com/goodsleep/)を記載してください。

詳細データ

Q1:平日、「眠いのに寝ずに起きている」ことはどのくらいありますか?

  • 週に1〜2回ある:31.5%

  • ほとんどない:23.0%

  • 月に数回ある:20.5%

  • 週に3〜4回ある:16.5%

  • ほぼ毎日ある:8.5%

→ 全体の約8割(77.0%)が、平日であっても「眠いのに寝ない」夜があることが分かりました。「ほぼ毎日ある」「週に3〜4回ある」という頻度の高い層も25.0%に上り、日常的に睡眠時間を削って起きている人が少なくないことがうかがえます。

Q2:寝る前、布団やベッドに入ってから「ついやってしまうこと」を教えてください

  • スマホでSNSを見る:25.5%

  • ショート動画を見る:13.3%

  • ニュースやまとめ記事を読む:11.9%

  • 音楽やラジオ、音声配信を聴く:8.4%

  • 本や漫画を読む:8.2%

  • その他:32.7%(ゲームをする:6.5%、すぐに寝る:5.8%、ネットショッピングをする:4.7% など)

→ 布団に入ってからの行動は「スマホでSNSを見る」「ショート動画を見る」といったデジタルコンテンツの消費が上位を占めました。疲れた脳でも受動的に楽しめる手軽なコンテンツが、入眠前の「やめられない時間」を作り出していると考えられます。

Q3:夜、すぐに寝ずに起きている理由を教えてください

  • やめどきがわからず続けてしまうから:17.9%

  • 一日が終わるのがもったいないと感じるから:15.4%

  • 日中に自分の自由な時間がないから:13.7%

  • 夜のほうが集中できる・気分が乗るから:11.4%

  • 特に理由はなく、なんとなく:11.1%

  • その他:30.5%(仕事や家事が終わる時間が遅いから:10.5%、翌日のことを考えると気が重いから:6.3%、家族が寝たあとしか一人になれないから:6.0% など)

→ 注目すべきは、「一日が終わるのがもったいない」「日中に自分の自由な時間がない」という理由が上位に入っている点です。単なる悪習慣ではなく、仕事や家事に追われる日中のストレスを、夜のパーソナルタイムで精算しようとする「リベンジ夜更かし」の心理が強く働いている結果と言えます。

Q4:夜更かしをした翌日によくある不調を教えてください

  • 日中の眠気が強い:24.2%

  • 朝起きるのがつらい:23.6%

  • 頭痛や体のだるさがある:13.6%

  • 集中力が続かない:10.6%

  • 夜また寝つけない:7.9%

  • その他:20.1%(イライラしやすい:6.2%、後悔して自己嫌悪になる:4.9%、仕事や家事でミスが増える:4.7% など)

→ 夜更かしの代償として、「日中の眠気」「朝起きるのがつらい」といったダイレクトな不調が半数近くを占めました。これにより日中のパフォーマンスが落ち、結果的にまた自由な時間が減って夜更かしをしてしまう、という悪循環に陥っているリスクが見て取れます。

Q5:夜更かしを減らすために試したことを教えてください

  • 何も試したことはない:27.3%

  • 夕方以降のカフェインを控えた:20.2%

  • 部屋の照明を暗くする時間を決めた:13.1%

  • 入浴やストレッチなど寝る前の習慣をつくった:12.4%

  • 就寝時刻のアラームを設定した:6.0%

  • その他:21.0%(朝に予定を先に入れた:5.2%、寝室にスマホを持ち込まないようにした:4.9%、日中に自分の時間を確保するようにした:3.0% など)

→ 翌日の不調を自覚しているにも関わらず、最も多かった回答は「何も試したことはない(27.3%)」でした。これは、本人たちにとって夜の時間が「削ってはいけない大切な癒やしの時間」となっているため、積極的に改善しようというインセンティブが働きにくい現状を表していると言えそうです。

調査結果のまとめ

今回の調査から、現代人の多くが抱える「夜更かし」問題は、自己管理能力の欠如というよりも、「日中に自分らしく過ごせる時間がない」という生活構造のしわ寄せであることが見えてきました。心身の健康には十分な睡眠が不可欠ですが、「早く寝なさい」と正論をぶつけるだけでは根本的な解決には至りません。夜更かしを「やめられない悪いこと」と自己嫌悪に陥るのではなく、まずは「自分にはリラックスする時間が必要だったんだ」と認めることが大切です。その上で、日中に5分でも自分のための時間を確保する、あるいは夜の時間を少しだけ質の高いリラックス法に置き換えるなど、心に寄り添ったゆるやかなアプローチが求められています。

快眠ランド運営者のコメント

運営者:竹田 浩一のコメント

「眠いのに寝ない」という行動は、日中に自分らしく過ごせる時間を持てなかった心による「防衛本能」であり、決して意志が弱いからではありません。まずは、日々頑張っている自分を認めることが大切です。

しかし、睡眠不足による翌日の不調は日中のパフォーマンスを下げ、結果としてまた自分の首を絞める悪循環を生んでしまいます。このサイクルを無理なく断ち切るために、いきなり早く寝るのではなく「夜の自分時間の質を変える」ことから始めてみてください。

SNSやショート動画の時間を半分にし、残りをお気に入りの音楽や軽いストレッチの時間に置き換えるだけでも脳がリラックスし、自然な入眠へと繋がりやすくなります。また、日中のスキマ時間に5分だけ自分のための時間(マイクロブレイク)を作ることも効果的です。

快眠ランドでは、睡眠を単なる休息ではなく、明日を自分らしく生きるための「前向きな時間」に変えていけるよう、実践的なヒントを発信してまいります。

調査概要

調査期間:2026年9月25日〜9月26日

調査対象:全国の20〜60代の男女200名

調査方法:インターネット調査

実施機関:快眠ランド(ムーンムーン株式会社)

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