フォーネスライフ株式会社のプレスリリース
~日本人に身近な胃がん、発症と関連の深いタンパク質8種を特定~
フォーネスライフは、疾患発症リスク予測検査サービス「フォーネスビジュアス」の検査項目に、検査日から5年以内の胃がん発症リスク予測を追加します。2026年10月1日(注1)より、医療機関で本検査を受診された方に結果を提示します。
フォーネスビジュアス(注2)は、アプタマー(注3)を用いて、少量(注4)の血液から約11,000種類の血中タンパク質を一度に解析する技術を活用し、将来の疾患発症リスク予測と現在の体の状態を可視化するものです。このたび、本技術により、胃がんの発症に関連の深いタンパク質8種を特定し、新たにリスク予測項目に追加することとなりました。
これにより、フォーネスビジュアスにおける将来の疾患発症リスク予測は、胃がんを加えた6項目(認知症、心筋梗塞/脳卒中、慢性腎不全、肺がん、胃がん、前立腺がん)に拡大します。現在の体の状態を示す6項目(耐糖能、肝臓脂肪、アルコールの影響、心肺持久力、内臓脂肪、安静時代謝量)と合わせ、計12項目を検査結果として提示します。
【背景】
国立研究開発法人国立がん研究センターの「がん情報サービス」によると、日本における胃がんの罹患数は、部位別では総数で3位、男性・女性ともに4位であり、多くの人が罹患するがんの一つです(注5)。
胃がんの主な発生要因には、ヘリコバクター・ピロリ(ピロリ菌)の感染や喫煙があり、塩分の過剰摂取も発症リスクを高めることが報告されています。また、日本人を対象とした研究では、がん全般の予防には、禁煙、節酒、バランスのよい食事、身体活動、適正体重の維持、感染予防が有効であることが分かっています(注6)。
こうした背景を踏まえ、当社はフォーネスビジュアスを通じて、新たに将来の胃がん発症リスク予測の提供を開始します。また、検査結果を踏まえたコンシェルジュとの健康相談では、一人ひとりに合わせた生活習慣改善メニューを提案し、自身の健康状態への理解を深め、日々の行動を見直すきっかけを提供していきます。
【5年以内の胃がん発症リスク予測について】
5年以内の胃がん発症リスクを、平均と比較して「何倍発症しやすいか」を意味する「発症リスク倍率」で示します。
なお、本発症リスク予測は、欧州で特定の集団を長期間追跡した研究において、採血・収集された血液中のタンパク質データを分析し、統計解析することで開発したものです。また、千葉県がんセンターを中心とした共同研究で評価を行い、日本人への適応の妥当性を確認しています。
フォーネスライフは、今後もがんをはじめとする疾患の発症リスク予測機能を順次拡充しながら、ヘルスケア領域に新たな価値を生み出していきます。こうした取り組みを通して、ビジョンである「誰も病気にならない未来。誰もが自分らしく生きられる社会へ。」の実現を目指してまいります。
(注1)一部の医療機関では、2026年9月15日以降の受診分から先行して、本項目が検査結果に反映されます。
(注2)「フォーネスビジュアス」は医療機関の医師を通して提供します。健康保険の対象ではなく、医療機関の自由診療として実施されます。
(注3)特定のタンパク質などの分子に結合するように作られた人工核酸。
(注4)2mLまたは5mLの採血。
(注5)国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス「最新がん統計」
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/summary.html
(注6)国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス「胃がん 予防・検診」
https://ganjoho.jp/public/cancer/stomach/prevention_screening.html
※記載されている会社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。
<「フォーネスビジュアス」について>
一般のお客様向け:https://foneslife.com/
法人のお客様向け:https://www.nec-solutioninnovators.co.jp/sl/fonesvisuas/
<「SomaScan™Assay」について>
最大約11,000種類のタンパク質を一度に測定し、バイオマーカーの探索を効率化するタンパク質測定サービス:https://discovery.foneslife.com/
<本件に関するお客様からのお問い合わせ先>