【地域連携】さくらフォレスト、3回目となるこども職場体験を実施、体験から1ヶ月後に見えたこと

さくらフォレスト株式会社のプレスリリース

子どもたちへの擬似コールセンター体験を実施。当日の様子に加え、1ヶ月後に届いた子どもたちの声や支援現場から寄せられた声をご報告します。

さくらフォレスト株式会社(本社:福岡市中央区、代表取締役:髙島励央、以下:「当社」)が運営する通販ブランド「さくらの森」は、2026年8月3日、さくらの森本社オフィスにて、子どもたちを対象とした職場体験プログラムを実施しました。

当社の職場体験は2025年夏に始まり、今回で3回目の開催となります。

連携先はこれまでの1事業所から2事業所へ、対象学年は小学校高学年から高校生へと、回を重ねるごとに範囲を広げてきました。

前回はメッセージカードのデザインと梱包・出荷の疑似体験でしたが、今回体験してもらったのは、コールセンターでの電話応対です。

今回は、当日だけではなく、体験後の子どもたちの様子までを追いました。

開催概要

日時:2026年8月3日(月)11:00〜15:00

場所:さくらの森 本社オフィス(福岡市中央区)

対象:放課後等デイサービス「運動療育センターすきっぷ」香椎浜教室、就労準備型放課後等デイサービス「ビープラスⅡ」を利用する小学5年生〜高校生 計8名(各4名)

連携先:放課後等デイサービス「運動療育センターすきっぷ」、「ビープラスⅡ」

体験内容:コールセンターでの擬似電話応対

初めての2事業所合同開催

今回は、これまで一緒に取り組んできた「運動療育センターすきっぷ」に加えて、「ビープラスⅡ」にもご参加いただきました。

2つの事業所の子どもたちが、同じ場所で同じ職場体験に取り組むのは今回が初めてです。就労がまだ遠い先にある小学生と、卒業後の進路や仕事について考え始める高校生。

年齢も、仕事への意識も異なります。

だからこそ、一つの正解に向かって取り組むのではなく、それぞれが自分なりの気づきを持ち帰れる体験にしたいと考えました。

当日の様子

普段、商品を使ったり、買い物をしたりすることはあっても、その向こう側でどんな人たちが、どんな仕事をしているのかを見る機会は多くありません。

まずは会社そのものを知ってもらうところから、職場体験が始まりました。

社内見学── 一つの会社の中にも、いろいろな仕事がある

実際に社内を回りながら、働いているスタッフの仕事を見学。

電話を受ける仕事だけではなく、パソコンを使って広告をつくる仕事、商品のデザインを考える仕事など、会社の中にはさまざまな役割があります。

この社内見学は、後日届いた子どもたちの手紙にも強く印象に残っていました。

ビープラスⅡから参加した子からは、パソコンを使った仕事やパッケージを考える仕事に触れたことで、「仕事の印象がすごく広がった」と感じたという声も届いています。

「いろいろな働き方がある」ということを知ってもらう時間となりました。

「気持ちが伝わる話し方」を、一緒に考える

午後はいよいよ、コールセンターでの電話応対体験です。

まずは、電話で案内する商品について知るところから。

どんな悩みを持つ人が、どのような思いでその商品を手に取るのか。

単に商品の説明を覚えるのではなく、電話の向こうにいる「相手」を想像するところから始めました。

「電話を受けるときには、どんなことが大切だと思う?」と、スタッフが子どもたちに問いかけると、次々と意見が出てきました。

「聞き取りやすいように話す」

「ゆっくり話す」

「電話の向こうにも笑顔が伝わるように話す」

出てきたのは、私たちが日々の応対で心がけていることとほとんど同じでした。

姿の見えない相手に気持ちを届けるにはどうすればいいか。

子どもたちは自分の言葉でその答えにたどり着いていきました。

ヘッドセットをつけて、電話を受ける

実際にヘッドセットを装着し、コールセンタースタッフがお客さま役となって電話をかけます。

子どもたちはオペレーター役として、事前に用意したトークフローに沿って応対しました。

体験前には、「間違ってもいいんですか?」と不安そうに尋ねる子も。

スタッフからは、分からないときは一度保留にし、周囲に確認すれば大丈夫だと伝えました。

これは、実際のコールセンターでも行っている対応です。

実践では、「福岡の名物は何ですか?」といったトークフローにはない質問もありましたが、子どもたちはその場で考え、「博多ラーメンです!」と自分の言葉で答えていました。

また、なかなかヘッドセットをつけられなかった子も、最後は自分から「頑張ってみる」と挑戦し、最後まで電話応対をやり遂げました。

電話を取る前は緊張した表情を見せていた子どもたちも、電話を切った後には「できた!」と顔をほころばせます。

その変化を、この日は何度も見ることができました。

体験から1ヶ月。子どもたちの「その後」に見えたこと

ここまでは、私たちが実際に目にした4時間の出来事です。

一方で、職場体験の価値は当日だけでは測りきれません。

体験後、子どもたちが日常に戻ってからどのような変化があったのかについて、連携先の事業所や子どもたち自身の言葉から振り返りました。

電話体験で得た学びを、日常のコミュニケーションへ

子どもたちから届いた手紙では、「声」や「伝え方」に関する気づきが多く見られました。

「相手の顔は見えないけど、相手とお話をする時に笑顔で明るい声で伝える事はとても大切」

「声の使い方は、またどこかで使えると思うので、いかしていきたい」

といった声に加え、

「もっとコミュニケーションの力をつけて、初めて会った人にも話せるようになりたい」

という言葉も寄せられました。

コールセンターでの電話応対という限られた体験が、子どもたちの中では、学校生活や日常のコミュニケーションにもつながる学びとして受け取られていました。

普段とは違う環境だからこそ見えた、新たな一面

「運動療育センターすきっぷ」の中神先生からは、普段の活動では見られないほど生き生きとした姿や、その場で考えて答える姿、緊張しながらも挑戦する様子が見られたとの報告をいただきました。

また、今回の経験を今後の療育や支援にも生かしていきたいとのお話もありました。

企業が体験の場を提供し、そこで見えた子どもたちの新たな一面を、日頃から関わる事業所がその後の支援につなげていく。

今回の取り組みを通じて、企業と福祉事業所が連携する意義も改めて確認することができました。

「仕事を知る」ことが、将来の選択肢につながる

今回初めて参加いただいた「ビープラスⅡ」の子どもたちからは、将来に関する声も寄せられました。

「やってみたい仕事の幅がすごく広がり、興味のあることにも触れられて将来がすごく楽しみになりました」

「この経験を活かして、自分の将来の選択肢を増やしていきたいです」

といった言葉からは、社内見学や仕事体験が、将来について考える一つのきっかけになったことがうかがえます。

職場体験を通じて一つの職業を決めるのではなく、まずは「どんな仕事があるのか」を知ること。

その選択肢を広げることも、今回の取り組みで得られた成果の一つだと考えています。

企画担当者コメント

企画担当の木本は、以下のとおりコメントしております。

「体験前から、ご家族と一緒に練習してきてくれた子もいて、当日を迎える前からこの体験が始まっていたことにとても驚かされました。

電話を取る直前まで不安そうにしていた子が、受話を終えた瞬間に『できた!』と笑顔になる。その瞬間を何度も見ることができて、私たちのほうが子どもたちからたくさんの勇気をもらいました。

当日の私たちに見えていたのは『やり遂げられたかどうか』まででしたが、後日届いた手紙を読ませていただいて、いちばん驚いたのは、多くの子が『声でのコミュニケーション』について書いてくれていたことでした。

またどこかで使えると思う、初めて会った人とも話せるようになりたい——

私たちは日々の応対のなかで、お客さまに合わせて声の出し方を考えています。

それを技術としてではなく、人と関わるための力として子どもたちが持ち帰ってくれたことが、何よりうれしい発見でした。

一日の体験が、子どもたちのこれからにつながっていく。そのことを実感できたからこそ、次に企画するときも、子どもたちの未来に少しでも残るものを届けられる内容にしていきたいと思います」

これからも、体験の「その後」まで見届ける取り組みへ

3回目の開催となる今回は、これまでより一歩踏み込んだ実践的な体験として、電話応対に挑戦してもらいました。

体験を通じて改めて感じたのは、「何を体験してもらうか」だけでなく、安心して挑戦できる環境をどう設計するかの重要性です。

分からないときの対応方法をあらかじめ伝えることで、不安を抱えていた子どもたちも自分のペースで一歩を踏み出してくれました。

また今回は、体験後の手紙や事業所からのフィードバックまで確認したことで、職場体験の価値は当日の達成感だけでは測れないことも分かりました。

今後も、「ともに豊かに」という理念のもと、事業所の皆さまと連携しながら、子どもたちが社会や仕事に触れられる機会づくりを継続してまいります。

▶ 子どもたちに「声で繋がる楽しさ」を学べる伴走型職場体験を8月3日に実施予定

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000074.000092178.html

▶ 前回の職場体験レポート

 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000045.000092178.html

会社概要

会社名

さくらフォレスト株式会社

所在地

福岡市中央区警固2丁目12-23 ココシスビル

代表者

代表取締役 髙島励央

設立

2014年4月1日

事業内容

健康食品・美容商品の企画開発および通信販売事業

企業ホームページ

https://sakuraforest.co.jp/

さくらの森公式ページ

https://sakura-forest.com/

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。