大塚製薬株式会社のプレスリリース
国スポ本番を目前に控えた最終調整として、Oura RingとVivooを導入し、Oura Ringで見えにくい疲労を、Vivooで食生活の傾向を可視化。大会後を見据えたAIシミューターの構築にも着手。

アスリート向けデータマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」を開発する株式会社ユーフォリア(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:橋口 寛、以下 ユーフォリア)、栄養モニタリングサービス「Vivoo(ビブー)」を展開する大塚製薬株式会社(本社:東京都千代田区、以下 大塚製薬)、及び青森県競技力向上対策本部(以下 対策本部)は、2026年10月10日に本会期が開幕する「青の煌めき あおもり国スポ」(第80回国民スポーツ大会、主催:公益財団法人日本スポーツ協会、文部科学省、青森県、以下 国スポ)に向け、青森県の強化選手を対象としたデータ活用によるコンディショニング支援を進めてまいりました。
本取組では、ユーフォリアがアスリートデータベースとOura Ring(オーラリング)の提供及びデータ活用の設計を、大塚製薬が「Vivoo」による栄養モニタリングの提供を、対策本部が支援の企画・運営を担っています。本番に向けた支援体制の内容と、大会後も青森県に残す「レガシー運用」の取組についてお知らせいたします。
■ 1年間の取組:データに基づく支援体制の構築
対策本部は2025年度より、国スポに向けた選手の競技力向上の基盤として「ONE TAP SPORTS」を採用し、アスリートデータベースの運用を開始しました。1年間の運用を通じて、以下の支援体制を段階的に整備してきました。2025年度は、データによる現状の可視化とコンディションのベースアップに取組み、2026年度は、その蓄積をもとに本番での実力発揮へ向けた最終調整へと段階を進めています。
(1)スポーツ科学の専門スタッフによるトータルサポート
心理・栄養・トレーニング等の専門スタッフを配置し、スポーツ科学によるトータルサポートを提供する対策本部独自の支援体制を構築しました。スポーツ科学知識とサポート経験が豊富なスタッフを登用し、天皇杯・皇后杯の獲得に向けた科学的サポートと、選手の心身の安全確保を両輪で進めています。
(2)対象選手をジュニア層まで拡大
これまで対象としてきた対策本部雇用のスポーツ専門員に加え、今後の活躍が期待される特別強化指定選手(ジュニア層)まで対象を拡大しました。アスリート育成パスウェイの考え方に基づき、ジュニア期から成年期までのアスリートデータを縦断的に把握することで、競技力向上に関わる要因の解明につなげます。ジュニア層向けには専門スタッフによる講習会(日程調整中)も実施し、希望者にはOura Ringの貸与を行っています。なお、ジュニア層の支援に用いるのはアスリートデータベース及びOura Ringであり、推奨利用年齢を18歳以上とするVivooは使用していません。
■ 本番に向けた最終調整:Oura RingとVivooによる客観指標の可視化
2026年度は、これまでの蓄積をベースに、本番で実力を出し切るための最後の調整に焦点を当てています。その具体的な手段として、2つのサービスを本番直前期に導入しました。
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Oura Ring:ユーフォリアが取り扱うリング型ウェアラブルデバイスのOura Ringを対象選手に提供し、コンディション、睡眠、睡眠負債、心拍変動(HRV)、安静時心拍数などを追跡・計測します。これらの客観的データと選手による日々の主観的記録を組み合わせることで、身体的負担の兆候を早期に把握し、回復のための適切な判断やトレーニング負荷の最適な管理に役立てることを目指します。
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Vivoo:大塚製薬が展開する栄養モニタリングサービスを導入し、水分レベルをはじめとする食生活の傾向に関わる6項目を測定します。あわせて、それらを統合したVivoo総合スコアも確認できます。測定データはAPI連携によりアスリートデータベースへ自動で取込まれ、Oura Ringのデータや練習記録と統合して一元的に管理されます。自己申告や体感に頼らず、日々の食生活などの傾向を客観的に把握することで、競技力の土台となる食生活の見直しにつなげます。2026年8月より、持久系種目や階級制種目など、発汗量が多く、栄養・水分の管理が競技成績に直結しやすい競技の選手を対象に運用を開始しています。

■ 会期中:日次のコンディショニング支援
3者は、会期前競技Ⅰ(2026年9月3日〜9月13日)、会期前競技Ⅱ(10月2日〜10月9日)、本会期(10月10日〜10月20日)を通じて、データ活用によるコンディショニング支援を実施します。会期中は日次でアスリートデータを確認し、試合時の環境変化に応じてリカバリー方針を随時見直します。
■ 大会後へ:AIシミュレーターによるアスリートデータの「レガシー運用」
ユーフォリアと対策本部は、本取組を国スポ本大会だけで完結させず、この1年で蓄積してきたアスリートデータと支援ノウハウを、次世代選手の育成・強化に活用し続ける仕組みづくりを進めます。
その中核として、ユーフォリアのマルチエージェントAIサービス「QUARIA AI」の技術を活用したAIシミュレーターの構築に着手します。対策本部に蓄積されたデータを分析し、コンディションやパフォーマンスの推移を見通すことで、戦略的なピーキングの設計を支援します。指導者の経験と感覚を科学的な根拠で裏付け、限られたリソースから成果を最大化することを目指します。
さらに本取組で得られた知見を、青森県内の競技団体や次世代アスリートの育成へ広げてまいります。3者は、データに基づく選手支援を県の強化体制として定着させ、「青森モデル」として確立してまいります。
■ 対策本部コメント
「あおもり国スポは、49年ぶりに青森県で開催されるスポーツの祭典です。一人ひとりが本番に力を出し切るためには、経験に加えて、客観的なデータに基づく支援が欠かせません。この1年、選手・指導者・専門スタッフが同じデータを見ながら連携できる体制を整えてきました。対策本部として、ウェアラブルデバイスと栄養モニタリングをアスリートデータベースに統合し、選手のコンディショニング支援に活用する取組は全国でも例がないと認識しています。大会本番での成果はもちろん、ここで積み上げたデータとノウハウを大会後も青森に残し、次の世代の強化につなげてまいります。」
■ Oura Ring(オーラリング)について:https://ouraring.com/ja
ŌURAは、人々が日常生活の中で自身の健康状態を把握し、管理方法を革新するために設計されたヘルス・インテリジェンス・プラットフォームです。その中核となる「Oura Ring」は、より健康で長生きな人生をサポートする、世界をリードするスマートリングです。ŌURAは、睡眠、アクティビティ、ストレス、コンディション、女性の健康、代謝健康、心臓の健康など、多岐にわたる領域で世界中の何百万人ものメンバーをサポートしています。確立された臨床基準測定法と比較し、科学的に検証された軽量なOura Ringは、50以上の健康データを継続的に追跡し、個人だけでなく、数千もの研究チーム、医療従事者、スポーツチーム、組織の取り組みを支援しています。1,200社以上のパートナーによるエコシステムから信頼を集めるŌURAは、プライバシーとセキュリティを最優先に掲げながら、予防医療の未来を推進しています。
2013年にフィンランドで設立されたŌURAは、サンフランシスコに本社を置き、フィンランドのオウルにEU拠点を構えています。
(※「Oura Ring」は、医療機器ではなく、病状や疾患の診断、治療、治癒、モニタリング、予防を目的としたものではありません。)
■ 栄養モニタリングサービス「Vivoo」(ビブー)について:https://www.otsuka-plus1.com/vivoo
「Vivoo」は、ヘルステック先進国アメリカで2020年に誕生し、2024年9月から大塚製薬が日本での展開をはじめた、尿を用いた栄養モニタリングサービスです。「Vivoo」は、専用の試験紙(ストリップ)に尿をかけ、アプリで読み取ることで、手軽に食生活の傾向に関わる6項目を測定でき、その結果はすぐにアプリ上で確認できます。測定結果に応じて、管理栄養士が監修したアドバイスが提供され、健康的な生活習慣をサポートします。(※食生活などの傾向のモニタリングを目的に設計されており、特定成分の慢性的な過剰・欠乏状態を評価するものではなく、疾病等の診断・治療・予防をすることはできません。)
■ ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)について:https://one-tap.jp
「ONE TAP SPORTS」は、コンディション機能・トレーニング機能・インジュリー機能などで構成され、試合や練習を通じて得られる行動データに加えて、食事メニューや怪我の状態などを組み合わせて分析することにより、トレーナー・コーチ・監督等の指導者が選手へ適切な指導やアドバイスを行うことを可能にするデータマネジメントシステムです。 アナログでの情報収集・管理・指導が主流だったスポーツの現場において、アスリートのコンディションなどさまざまな情報を「見える化」し、コンディション管理・ピーキング・怪我予防をサポートしています。現在、ラグビー日本代表をはじめとする75の日本代表チーム、プロチームを中心に国内外で延べ80競技・7,500チーム以上への導入実績があります(2026年7月時点)。
■ 株式会社ユーフォリア について
ユーフォリアは「人とスポーツの出合いを幸福にする。」をミッションに、スポーツの課題をテクノロジーで解決するスポーツテック企業です。選手のコンディション管理・怪我予防のためのSaaS型データマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS(ワンタップスポーツ)」、スクール・部活動のための運営管理アプリ「Sgrum(スグラム)」、各種団体のためのグループコミュニケーションサービス「らくらく連絡網+(プラス)」などを開発・提供しているほか、Oura Ringをはじめとするスポーツテックデバイスの販売パートナーとして、デバイスからデータ基盤までを一貫して提供しています。また、スポーツと一般企業の双方に向けたマルチエージェントAIサービス「QUARIA AI」を開発しています。さらに、スポーツで培った知見とテクノロジーを、企業のビジネス課題解決にも展開しています。
本社 :東京都千代田区麹町4-8-1 麹町クリスタルシティ東館10階
設立 :2008年8月18日
代表者 :代表取締役CEO 橋口 寛
事業内容:スポーツ領域におけるITソリューション提供(コンディション管理・各種データベース開発・コンサルティング)、スポーツテックデバイスの販売、スポーツマーケティング(戦略構築・商品企画・実行支援)、スポーツデータサイエンス、臨床研究支援、健康経営支援
URL :https://eu-phoria.jp
各サービスサイト▼
ONE TAP SPORTS: https://one-tap.jp
Sgrum: https://service.sgrum.com
らくらく連絡網+: https://www.ra9plus.jp

