【更年期世代のデリケートゾーン調査】1年以上悩んでも、3人に2人は誰にも相談しない。40〜60代の働く女性約4,000人に聞いた、デリケートゾーンの悩みの実態

株式会社MYLILYのプレスリリース

〜更年期専門オンライン診療「MYLILY」×わかもと製薬 共同調査。半数超が3年以上悩み続け、相談やケアが進まない理由の最多は「病院に行くほどではない」〜

株式会社MYLILY(本社:東京都中央区、代表取締役:山田真愛、以下「MYLILY」)は、わかもと製薬株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:平井友行、以下「わかもと製薬」)と共同で、40〜60代の働く女性4,195名を対象にしたデリケートゾーンの悩みに関するWeb調査と、悩みを経てケアに取り組んでいる女性27名への個別インタビューを実施しました。10月18日の世界メノポーズデー(※1)にあわせ、その結果を発表します。

調査の結果、働く女性の4人に3人がデリケートゾーンの悩みを経験し、その半数超が3年以上悩み続けている一方で、1年以上悩む女性の3人に2人は誰にも相談しておらず、半数は何のケアもしていない実態が明らかになりました。相談やケアが進まない理由として最も多かったのは「病院に行くほどではないと思う」で、生活や仕事に影響が出ている人でも同じ傾向でした。

本調査を通じて、MYLILYは、世界メノポーズデーを機に、語られにくい悩みを「年齢のせい」と諦めずに相談やケアへ踏み出すきっかけをお届けしてまいります。

■ 調査結果サマリー

  • 40〜60代の働く女性の76.0%がデリケートゾーンの悩みや不快感を経験。悩みを持つ人の56.7%は3年以上、28.9%は10年以上悩み続けている。

  • 1年以上悩みが続く女性のうち、63.9%は誰にも相談しておらず、52.2%は特に何のケアもしていない。相談もケアもしていない人は42.9%、婦人科を受診している人は7.3%。

  • ケアや相談が進まない最大の理由は「病院に行くほどではないと思う」(40.1%)。生活や仕事に影響が出ている人でも44.8%がそう答えている。一方で、42.3%は「必要だと思うが何をすればよいか分からない」「気になっているが後回しになっている」と、きっかけを探している。

  • 年代で様相が異なる。40代は生活や仕事への影響が最も大きく(69.1%)、ケアの必要性も最も感じている(50.4%)。60代は「誰にも相談していない」(74.0%)、「特に何もしていない」(62.3%)がいずれも最も高い。

  • 悩みを経てケアに取り組んでいる女性27名への個別インタビューでは、27名中12名が誰にも相談しておらず、13名が悩みを「言いにくい」「恥ずかしい」と語った。受診しても原因の説明を得られなかった経験や、ケアの選択肢そのものを知らなかったという語りが目立った。

■ 調査の背景

更年期前後の女性は、ホルモンバランスの変化にともなう心身のさまざまな不調と向き合います。厚生労働省の調査では、更年期障害の可能性を感じる女性は40代で28.3%、50代で38.3%にのぼる一方、実際に医療機関で診断を受けた女性は40代で3.6%、50代で9.1%にとどまります(※2)。不調を「我慢するもの」として抱え込む構図は、更年期症状の中でもとりわけ人に話しにくいデリケートゾーンの悩みで、より強く現れると考えられます。

MYLILYは更年期専門のオンライン診療プラットフォームとして、提携医師による診療を通じて更年期世代の女性の声に接してきました。わかもと製薬は、乳酸菌研究の知見をもとにフェムケア領域の製品開発と情報発信を続けています。両社は、語られにくいこの悩みの実態を数字と当事者の言葉の両面から可視化し、「年齢のせい」と諦めずに相談やケアへ踏み出すきっかけをつくることを目的に、共同調査を実施しました。

■ 第1部 Web調査:1年以上悩む働く女性546名の実態

① 悩みは「10年以上」が最多。長く続き、表には出にくい

40〜60代の働く女性にデリケートゾーンの悩みや不快感の経験を尋ねたところ、76.0%が何らかの悩みを経験していました。

内容は「かゆみ」(51.4%)、「におい」(43.0%)、「ムレ」(38.1%)、「おりもの」(34.5%)の順に多く、悩みは一つに限りません。悩みの種類は年代で移り変わり、におい(40代49.8%、60代31.7%)やムレ、おりものは40代で高く、尿もれ(40代18.1%、60代22.6%)や更年期による変化は50代以降で高まります。

悩みを持つ人にその期間を尋ねると、最も多い回答は「10年以上」(28.9%)でした。3年以上と答えた人は56.7%と半数を超え、40代でも27.3%が10年以上悩んでいます。

悩みが一時的な不調ではなく、長い年月をかけて日常に居座っていることがうかがえます。

悩みが1年以上続く546名に日常生活や仕事への影響を尋ねると、58.1%が何らかの影響を挙げました。多かったのは「気分が沈んだ・自信が持てなくなった」(27.5%)と「仕事中に気になって集中しづらかった」(25.1%)で、集中力の低下・能率の低下・欠勤や早退のいずれかを経験した人は31.3%にのぼります。

影響は40代で特に大きく、69.1%が何らかの影響を、40.5%が仕事への影響を挙げました。一方で「特に影響はない」も41.9%と最多の回答でした。悩みが長く続くうちに、不快感を抱えたままの状態が当たり前になっている可能性があります。

② 3人に2人は誰にも相談せず、半数は何もしていない

悩みを相談した相手を尋ねると、「誰にも相談していない」が63.9%と、3人に2人にのぼりました。相談した相手として最も多い「婦人科医」でも15.4%で、「家族」(10.3%)や「友人・知人」(8.1%)といった身近な人よりも、「SNS・インターネット上」(11.5%)のほうが多く選ばれています。

現在行っているケアについても、「特に何もしていない」が52.2%と半数を超えました。

ケアをしている人でも「専用ソープ・洗浄料」(22.2%)や「保湿ケア」(14.5%)といった日常的な対処が中心で、「婦人科の受診」は7.3%にとどまります。

相談もケアもどちらもしていない人は42.9%で、悩みが10年以上続く人に限ると71.6%が誰にも相談しておらず、65.4%が何のケアもしていません。悩みが長引くほど動かなくなる構図です。年代別に見ると、「誰にも相談していない」は40代58.0%、50代67.6%、60代74.0%、「特に何もしていない」は40代47.3%、50代54.6%、60代62.3%と、年代が上がるほど高まります。

③ 進まない理由の最多は「病院に行くほどではない」。4割はきっかけを探している

誰にも相談していない、特に何のケアもしていない、またはケアが情報収集のみの419名にその理由を尋ねると、最も多かったのは「病院に行くほどではないと思う」(40.1%)でした。「恥ずかしくて調べたり相談したりしにくい」(25.5%)と「年齢によるものだと思う」(25.3%)が続きます。

かゆみやムレのように受診を要しない場合もある一方で、どのような状態なら受診が必要かという目安が知られておらず、恥ずかしさと諦めがそれに重なっている構図が見えます。日常生活や仕事に影響が出ている人に限っても、44.8%が「病院に行くほどではない」と答えており、影響の有無と受診の判断が結びついていません。「病院に行くほどではない」と「年齢によるもの」は60代で最も高く(50.7%、36.2%)、「恥ずかしい」は40代で最も高くなりました(28.2%)。

一方で、ケアに対する考えを尋ねると、「必要だと思うが何をすればよいか分からない」(22.0%)と「気になっているが後回しになっている」(20.3%)を合わせた42.3%が、ケアの必要性を感じながら行動に移せていない層でした。

この層は40代で50.4%と半数にのぼります。「積極的にケアしたい」(16.3%)を加えると6割近くが前向きな意向を持っており、行動に至らない理由は意欲の不足ではなく、信頼できる情報と入口の不足にあると考えられます。

■ 第2部 個別インタビュー:悩みを経てケアに動き出した女性たちの声

Web調査で見えた「相談しない」「何もしない」の背景を当事者の言葉で確かめるため、デリケートゾーンの悩みを経て、現在は継続的なセルフケアに取り組んでいる40〜60代の女性27名に、個別インタビューを行いました。語られた内容からは、3つの「壁」が浮かび上がります。

① 「みんな言えないだけだった」。相談の壁

27名のうち12名は、悩みを誰にも相談したことがありませんでした。13名が悩みを「言いにくい」「恥ずかしい」と語り、相談した経験がある人も、話す相手や言い方を選びながら打ち明けていました。

  • 「誰にも言えない。みんなはこんな思いをしていないんだろうと思っていたので。だけど調べていくうちに、みんな言えないだけなんだと分かりました」(50代前半)

  • 「職場ではもちろん話せないし、友達にも外ではあまり話しづらい。話すなら完全に閉じた空間じゃないと恥ずかしいです」(50代後半)

② 受診はしたが、原因の説明までは得られなかった。医療との距離

27名のうち17名は婦人科や泌尿器科などを受診した経験がありました。症状への対処は受けられたものの、加齢や更年期との関係、泌尿器と膣の関係といった「原因」まで説明を受ける機会がなく、同じ不調を繰り返したという語りが複数ありました。何科に相談すればよいか分からなかったという声もありました。

  • 「何科に行けばいいか分からない」(40代後半)

  • 「泌尿器と膣の関係性を教えてくれる人が一人もいなかった。だから私も泌尿器科に行って婦人科に行って、この2本セットだった」(50代前半)

③ 選択肢そのものを知らなかった。情報の壁

27名のうち14名が、ケアを始めるまで、現在行っているセルフケアの選択肢があること自体を知らなかったと答えました。また、乾燥や加齢による変化が「違和感」「擦れる」といった別の症状として現れ、原因に後から気づいたという語りも目立ちました。

  • 「歩いていて、膣の中が乾いた感じがして不快ということが急激に起こり出しました。外側ではなく奥の方の違和感で、なんだこれと思いました」(50代前半)

  • 「おりものの分泌の変化なども年齢とともに起こることを知らなかった。お医者さんから聞いて初めて分かったが、みんな知らないまま放置していると思います」(40代後半)

■ 株式会社MYLILY 代表取締役 山田真愛 コメント

デリケートゾーンの悩みは、更年期の不調の中でも最も声にされにくい領域です。今回の調査で、相談やケアが進まない理由として最も多かったのは「病院に行くほどではない」でした。どのような状態なら受診を考えてよいのかという目安が知られないまま、10年悩み続ける状況を、私たちは変えたいと考えています。

MYLILYは、更年期を熟知した提携医師にオンラインで相談できる環境を通じて、悩みを「我慢」から「ケア」へ移す入口をつくり、わかもと製薬とともに、語られにくい不調を語れるものにしていきます。

■ わかもと製薬株式会社 コメント

わかもと製薬は、女性の毎日に寄り添うことで、健康で活き活きとした生活に貢献したいという思いから、フェムケアをもっと気軽で自由なものにする取り組みを続けてきました。

今回の調査を通じて、多くの女性が悩みを抱えながらも、相談先やケア方法が分からず、一人で抱え込んでいる実態が見えてきました。特に印象的だったのは、「もっと早く知りたかった」「ケアの選択肢があることを知らなかった」というお声です。当社は、70年以上に渡り乳酸菌研究を続けてきた企業として、製品提供だけでなく、女性が正しい情報と選択肢に出会える環境づくりが重要だと考えています。

今後も当社が運営するフェムケア情報サイト「FEMeFREE PROJECT(フェミフリープロジェクト)」を通じて、正しい情報と選択肢を届け、悩みを我慢するのではなく、誰もが自分らしく快適に過ごせる社会づくりに貢献してまいります。

■ 調査概要

【Web調査】

調査名:デリケートゾーンの悩みに関するWebアンケート調査

調査主体:わかもと製薬株式会社(集計・分析:株式会社MYLILY)

調査方法:インターネット調査(セルフ型アンケートツール「Fastask」)

調査対象:全国の40〜69歳の就業している女性

有効回答数:スクリーニング調査:4,195名(うち設問への回答に同意した3,834名を集計)/本調査:546名(スクリーニング調査でデリケートゾーンの悩みが1年以上続いていると回答した方から抽出)

回答者構成:スクリーニング調査:40代46.4%/50代40.5%/60代13.1%。本調査:40代262名/50代207名/60代77名

調査期間:2026年9月2日〜9月6日

【個別インタビュー】

調査主体:株式会社MYLILY・わかもと製薬株式会社

調査方法:オンラインまたは電話による個別デプスインタビュー(1名あたり30〜60分)

調査対象:デリケートゾーンの悩みを経て、現在は継続的なケアに取り組んでいる40〜60代の女性

実施人数:27名(2026年8月29日〜9月15日実施)

※Web調査の割合は小数第2位を四捨五入しています。悩みの経験(76.0%)は、スクリーニング調査で設問への回答に同意した3,834名を母数としています。ケアや相談が進まない理由は、本調査で「誰にも相談していない」「特に何もしていない」「情報収集のみ」のいずれかに回答した419名を母数としています。年代別の数値は本調査の各年代を母数とし、60代は77名のため参考値です。

※個別インタビューは定性調査であり、人数は統計的な代表性を示すものではありません。Web調査の割合と直接比較するものではなく、引用した発言は個人の経験にもとづくものです。

※本調査は生活者の意識・行動を把握することを目的としており、特定の製品の効果・効能を示すものではありません。

調査レポート(全文)のダウンロードはこちら:https://mylily.jp/whitepaper

■ わかもと製薬株式会社について

わかもと製薬は、1929年「若素(わかもと)」の発売とともに、セルフメディケーションの先駆的企業としてスタートして以来、医薬事業・ヘルスケア事業・グローバル事業の三本柱で事業を展開しています。長い歴史の経験を活かし、健康で豊かな社会の創造と発展に貢献してまいります。

■更年期専門オンライン診療プラットフォーム「MYLILY(マイリリー)」について

「MYLILY(マイリリー)」は更年期専門診療プラットフォームです。患者さまはオンラインで健康保険証をご提示・ご提出いただくだけで、保険適用にて医師の診療、処方、お薬の受け取りまでをLINEで完結することが可能になります。更年期は5〜10年続くと言われており、治療は長期間にわたることが少なくありません。「MYLILY」は、時間や場所を選ばないオンライン診療に加え、保険適用による費用負担の軽減により、患者さまの継続的な治療を力強くサポートします。

※令和5年3月に行われた「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の一部改訂にもとづき、初診の場合、一定の条件を満たした方が利用できます。

URL:https://www.mhlw.go.jp/content/10800000/001233217.pdf

詳細はWebサイト(https://mylily.jp)をご覧ください。

※「MYLILY(マイリリー)」は医療機関とユーザーを繋ぐプラットフォームです。

■ 株式会社MYLILYについて

株式会社MYLILYは「健康を後回しにしない社会をつくる」をビジョンに掲げ、実現のため日々挑戦をしております。当社は、更年期専門オンライン診療プラットフォーム「MYLILY(マイリリー)」の開発・提供を中心に、提携医療機関のDX支援および事務支援を行い、テクノロジーの力で更年期医療における体験向上の実現を目指しています。更年期特有の不調へのアクセスのハードルを下げることで、未治療期間を短縮し、早期発見と適切なタイミングでの医療介入に貢献しております。女性のQOL向上と働く世代の生産性維持を支援し、誰もが自分らしい選択ができるよう、更年期の過ごし方を変えていきます。

  • 社名:株式会社MYLILY(旧:株式会社My Fit)

  • 代表者:代表取締役 山田真愛

  • 所在地:〒104-0061 東京都中央区銀座一丁目22番11号 銀座大竹ビジデンス2階

  • 設立:2021年3月

  • コーポレートサイト:https://corp.mylily.jp/

  • サービスサイト:https://mylily.jp/

■ 出典

※1 更年期に関する正しい知識を普及し、女性の健康増進を図るための国際的な記念日

※2 厚生労働省「更年期症状・障害に関する意識調査」(2022年)

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