コロナ禍の医療現場の人手不足や接触時間短縮に貢献、受診者の不安軽減にも。大腸内視鏡専用検査食 ジャネフ「クリアスルー」の知見を生かし“検査前の食事”に関する解説動画を制作

キユーピー株式会社のプレスリリース

キユーピー株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役 社長執行役員:長南 収、以下キユーピー)は、大腸内視鏡検査※1前の食事について解説した動画を制作し、9月16日(木)からキユーピー公式サイト内で公開するとともに、希望する医療機関に動画データの提供を開始します。

キユーピー公式サイト内 病院・施設用商品ページ:https://www.kewpie.co.jp/carefood/

※1 直腸から盲腸までの大腸の全部位を観察し、炎症やポリープを発見するための精密検査

 

 

  • 日本人のがん罹患数は「大腸がん」が1位※2。大腸内視鏡検査数も年々増加

「大腸がん」は日本人のがん罹患数(2018年)としては最も多く、年々増加しています※2。がんの死亡数(2019年)でも、「大腸がん」は「肺がん」に次いで2番目に多く、女性では最も多いことが報告されています※3。また罹患数の増加に伴い、新型コロナウイルス感染症の拡大以前は、大腸がん検診の受診率も年々上昇していました※4。

※2~4 出典「国立がん研究センターがん情報サービス」
 

  • 検査前の食事の注意点を動画で解説。医療従事者と受診者の双方に“安心”を

大腸内視鏡検査は、主に大腸がん検診(便潜血検査)で「異常あり」と判定された場合に受ける精密検査です。正確な診断を得るため、また安全に検査を受けるために、検査の際は大腸の中を空っぽにする必要があります。そのため、検査前の食事は残渣の残りやすい食材を避けるなど、さまざまな注意が必要です。高齢の受診者も多いことから、多くの医療機関では受診者に対し、対面で時間をかけ、丁寧な説明を行っています。一方コロナ禍の現在、医療現場の人手不足は深刻で、感染対策の観点からも受診者との長時間の接触は課題の一つに挙げられます。

キユーピーは、2003年に大腸内視鏡専用検査食「クリアスルー」を発売し、以来20年近くにわたって検査前の食事や、食事に関する受診者の不安に向き合ってきました。そこで今回、短い接触時間でも医療従事者から受診者に正確な情報を伝えることができ、双方が安心して検査に臨めるよう、検査前の食事の注意点について解説した動画「大腸内視鏡検査を受ける方へ ~検査前のお食事について~」を制作しました。
 

  • 動画の良さを生かした工夫で、検査前の食事に関する不安を軽減

 

クリアスルー盛り付けイメージ

動画はNTT東日本関東病院 消化管内科 部長 大圃 研(おおはた けん)先生監修の元、制作しました。医療従事者から受診者に口頭で説明していた内容が漏れなく盛り込めるよう、複数の医療機関で聞き取りも行いました。

また大腸内視鏡専用検査食「クリアスルー」の紹介では、セット内容、食べ方、食器に出した様子などを映像で示すことで、検査前でもいつもと近い食事が取れることを知ってもらい、受診者の不安軽減につながるよう工夫しました。

新型コロナウイルス感染症拡大を受け、がん検診の受診を控える人が増えており、2020年の受診者数は減少に転じています※5。検診を控えることでがんの発見が遅れ、さらにそれらが進行すると治療の選択肢を狭めてしまう可能性も危惧されます。キユーピーは、今後も医療現場・受診者それぞれの声に寄り添い、検査に関わるさまざまな負担を軽減することで、がんの早期発見と健やかな生活に貢献していきます。

※5 公益財団法人日本対がん協会ホームページより。2020年のがん検診(胃、肺、大腸、乳、子宮頸)受診者数

 

  • 動画概要

■内容
「大腸内視鏡検査を受ける方へ ~検査前のお食事について~」(約3分)
・大腸内視鏡検査について
・検査前のお食事について(クリアスルーの召しあがり方)
・検査を受けるにあたり守ってほしいこと(検査当日の食事/水分補給など)

 

 

■利用方法
(1)キユーピー公式サイトより視聴(ダウンロード不可)
キユーピー公式サイト内の病院・施設用商品ページから「医療介護従事者様向け資料」に進むと視聴ができます。(https://www.kewpie.co.jp/carefood/

(2)医療機関へのデータの提供
下記の申込フォームから必要事項を記入の上申し込むと、入力したメールアドレスにデータが届きます。
申込フォームURL:https://www.kewpie.co.jp/r/kensa_douga
対象:「クリアスルー」を導入している医療機関 

■開始時期
2021年9月16日(木)
 

 

ジャネフ「クリアスルー」シリーズについて

検査前日の食事がセットになった、大腸内視鏡専用の検査食です。検査がスムーズに行えるよう、原材料に配慮し、残渣の残りにくい具材を組み合わせています。また、普段の食事に近いおいしさと具材感にもこだわり、食べやすさにも配慮しています。

2003年の発売以来、受診者や医療機関から好評を得ており、2013年からは台湾へも輸出しています。
朝食・昼食・夕食の3食セットが3品、昼食・夕食の2食セットが2品、全5品のラインアップです。

■賞味期間:12カ月
■販売ルート:病院売店・調剤薬局・一部ECサイトなど

 

 

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