窓に貼る遮熱メッシュ素材が日傘に?! “そよ風を感じる子供日傘”発売!

株式会社小川のプレスリリース

お母さんたちの声を取り入れ、子供日傘をアップグレード

傘・レイングッズメーカー株式会社小川(本社:名古屋市中区、代表取締役社長:小川 恭令)は、2021年6月1日より、傘生地にメッシュ生地を使用した子供用日傘『そよパラ』(実用新案登録済)を発売しました。

そよ風を感じる日傘

価格は¥3,500+税(税込み¥3,850円)
2021年6月1日より株式会社小川直営オンラインショップ【LINE DROPS】にて発売中。

当社は、熱中症から子供を守りたいという想いから、子供用日傘の開発を2018年よりはじめ、“kukka hippo Parasol”(クッカヒッポパラソル)を筆頭に子供用の日傘を開発・販売しております。夏の傘さし登下校を推奨する小学校も増え、熱中症対策と感染症対策にも有効とされるソーシャルディスタンスが一度にできるアイテムとして、昨年注目されました。

子供用日傘の発売から3年、「子供が喜んで日傘を使っている」「安心して登下校させられる」などの嬉しいお声をいただく一方で、『本当に快適な日傘とは何か』を傘メーカーとして考え続けてきました。現在、一般的に売られている日傘(晴雨兼用傘)は、UVカット・遮熱・遮光、さらには防水・はっ水加工など、外側から守る機能に優れたものがほとんど。私たちは熱中症の危険度を判断する『WBGT(暑さ指数)』に注目し、ユーザーが居る場所=傘の内側に『新しい快適空間』を作ることを目標に開発をいたしました。

WBGT(Wet Bulb Globe Temperature:湿球黒球温度)は 単位は℃で示されますが、気温とは違い、人体と周辺環境との熱収支に着目した指標で労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISOなどで国際的に規格化されています。
WBGTは(1)湿度、(2)日射および周辺からの熱放射、(3)気温の3つを取り入れた指標ですが、正確には、これに風(気流)も指標に影響してきます。私たちはこの『風(気流)』こそが快適を感じる要素ではないかと考え、そよパラを開発いたしました。

自社調べによるWBGT、顔付近の温度の測定

日傘は、まだ美容を気にする女性のもの、という考えが一般的です。しかし、日傘をさすことにより、体感温度を下げるだけでなく、熱中症対策にもなります。室内および屋外における暑さ寒さの専門家であり、日傘、コタツ、運動会などユニークな研究を進めている大同大学 渡邊慎一教授も日傘について下記のようにコメントをしています。

<大同大学 工学部 渡邊慎一教授>
これまで私が取り組んだ研究結果によると、体感温度の低減効果が最も大きいのは、建物陰であり、次いで、パーゴラ陰および樹木陰でした。
しかし、建物や樹木は日陰を得るために動かすということができません。
また、時刻によって太陽の位置が変化するため、当然、日陰の位置も変化します。
したがって、体感温度の低減効果は大きいですが、常に望む場所を日陰にすることは難しいのです。
一方、日傘は、体感温度の低減効果は建物陰や樹木陰に比べれば小さいのですが、持ち運ぶことができます。
言わば、日陰を持ち運んでいるということになります。
また、使う人の意志によって日傘の位置を自由に変化させ、使用者の望む位置を日陰にすることができます。

■仕様のポイント
・日傘機能に特化、メッシュで通気性UP
8コマのうち4コマにメッシュの切り返しを施すことにより通気性と視野の広さを確保しました。
メッシュ部分は積水ナノコートテクノロジー株式会社の『遮熱クールアップ』生地を使用。外からの風を取り入れる工夫とともに、masa加工を施したナノレベルの薄さで金属コーティングされたメッシュが太陽の光と熱を反射し熱を発散することで熱がこもりにくくなっています。このメッシュ生地は太陽光の反射により、直射日光の眩しさも軽減し内側からは見やすく、外側からは見えにくい効果があるため、プライバシーを確保します。

特殊な形状

内側からは見やすく、外側からは見えにくい

・『自由裁量』使う人が快適空間をつくる
そよパラの大きな特徴である、生地の形。片側の一部のみ、さらに角度をつけてメッシュ生地を取り付けています。これは太陽の向き、風向きによってユーザーが自由に調整が可能な形状。風を取り入れたい、日を遮りたいなど、手元を回転させるだけでユーザー自身が自分だけの快適を作ることができます。

ユーザーが快適を作れる自由裁量

・日傘効果について
生地部分は遮光率99.99%以上、UV遮蔽率99.9%・遮熱指数35%以上の生地を使用。

・安全に使うために
傘を使い慣れていないお子様の安全を考え、開閉は安全ろくろによる手開きで指をはさみにくい仕様。不意に振り回してしまうことも考え、露先は出っ張りの少ないものにしました。軽さと耐久性を出すため、骨には軽量で丈夫なグラスファイバーを使用しています。

軽くて丈夫なグラスファイバー骨

当社は「日傘といえば大人の女性が使うもの」というイメージが強い中で、他社に先駆けて2014年に男性に向けた日傘、2019年には世界初の子供用の日傘を発売しました。美容目的だけでなく、熱中症で辛い思いをする人を減らしたい、少しでも快適に、夏の暑さを楽しんでほしいとの思いから、今後も年齢性別問わずすべての人が使いやすい日傘の研究・開発を行って参ります。

■子供用日傘“そよパラ”の概要
・発売日 :2021年6月1日(火)より発売中
・価格  :¥3,500円(税込み¥3,850円)
・サイズ :親骨の長さ 55cm
・カラー :ネイビー
・対象身長:身長約120cm~
・素材  :本体生地ポリエステル100%(裏面ポリウレタンコーティング)、
      ネット部分ポリエステル100%(ステンレスコーティング)
・仕様  :グラスファイバー骨手開き式
・原産国 :中国

【会社概要】
商号  : 株式会社小川
代表者 : 代表取締役社長 小川 恭令
所在地 : 〒460-0002 名古屋市中区丸の内3-6-26
設立  : 1949年6月
事業内容: 傘・レイングッズ・日傘等製造販売
資本金 : 1,000万円
URL   : http://www.ogawa-rain.com/

【本製品に関するお客様からのお問い合わせ先】
Online shop「LINE DROPS(ラインドロップス)」
https://www.linedrops.jp/
Tel:0568-65-7722

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