『40代からの認知症リスク低減機構』 新たに株式会社東急不動産R&Dセンターが参画、 協賛・賛同企業が4社に

40代からの認知症リスク低減機構のプレスリリース

 このたび認知症研究の有識者らを世話人とし、認知症の早期発見や予防とその対策を啓発する『40代からの認知症リスク低減機構(代表世話人:新井 平伊 アルツクリニック東京院長・順天堂大学医学部名誉教授)』の「協賛・賛同企業」として、新たに株式会社東急不動産R&Dセンターが参画しましたので、お知らせいたします。

賛同企業4社

■新規賛同企業のご紹介
 株式会社東急不動産R&Dセンター

東急不動産R&Dセンター ロゴ

 株式会社東急不動産R&Dセンターは、東急不動産HDグループの研究開発機関として、先端技能の研究開発や産学連携を推進。その成果をグループの企業活動等へ還元し、事業を通した社会課題の解決に取り組んでいます。
 2016年より、順天堂大学において寄付講座「ジェロントロジー医学健康学応用講座」を開設。以後6年間にわたって、医学・健康学の両面から高齢化社会の進展に伴うさまざまな課題に対する対応策を産学連携で検討しています。2021年度からは寄付講座の枠組みを更に拡大し、一般社団法人生涯健康社会推進機構の設立に参画。アルツハイマー病予防、ロコモティブシンドローム予防、地域支援を三つの柱にして機構活動を展開しています。

 アルツ予防委員会では、アルツクリニック東京や上智大学と連携し、認知機能改善・認知予防につながる活動やプログラムを検証。学会発表や論文提出などの学術的成果と併せて新規のプログラム、商品開発の検証を行っています。

エクササイズ写真

≪「40代からの認知症リスク低減機構」 概要≫
■設立趣旨
 人生100年時代と言われる今、日本人にとって「いかに健康に長生きするか」は大きな課題となっています。その中で、多くの人が不安に感じている要因の1つが、認知症です。
 現在、認知症に関する研究は世界中で進められ、危険因子や対策法について、分かってきたことも増えてきています。アルツハイマー病は、発症の20年ほど前からアミロイド沈着が始まるため早期の診断や対策が重要であり、とくに若年性アルツハイマー病の発症リスクも考えると40代からの対策が重要です。こうした認知症についての正しい知識を得ることは、不安をやわらげ、さらに発症リスクを低減させることにもつながると考えられます。
 そこで私たちはこの度、「40代からの認知症リスク低減機構」という啓発団体を立ち上げ、認知症に関する正しい情報発信と、認知症リスクの低減に早期から取り組んでいただくための活動を行うことにいたしました。
 40代は、人生100年の折り返し地点に差しかかる頃合いであり、健康寿命を延ばしていく上で、体や心のメンテナンスを意識するのに、よいタイミングです。
 40代以上の方々に、認知機能の状態把握(測定チェック)と、科学的に検証されている「運動」「食」「認知的介入」などの対策を習慣化していただくことで、日本人のQOL向上や医療費負担の削減に貢献してまいります。そして今後、賛同企業・団体および賛同医療機関を募集し、取り組みの輪を広げていきます。

■既存の協賛・賛同企業
・森永乳業株式会社 / ビフィズス菌MCC1274
 森永乳業株式会社は早くからビフィズス菌に着目し、その健康効果やメカニズムについて研究を進め、商品等に応用して生活者に届けています。2017年にビフィズス菌MCC1274を見出し、2020年に軽度認知障害の疑いがある方を対象とした臨床試験において認知機能を維持するエビデンスを得ています。

・株式会社ミレニア / あたまの健康チェック(R)
 介護事業のセントケア・グループに属する株式会社ミレニアは2006年から認知機能スケール「あたまの健康チェック(R)」を提供しています。中年期からの予防的認知機能チェックツールとして認知症予防活動に貢献しています。

・株式会社ルネサンス / シナプソロジー研究所
 全国でスポーツクラブを運営している株式会社ルネサンスは、2011年に脳の活性化メソッド「シナプソロジー(R)」を開発しました。特に中高年から高齢者の皆さまに実践していただくことで、認知症リスクの低減につなげ、健康長寿社会の実現を目指しています。

■WEBサイト: https://40ninchi-risk.org/

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