京都大学発ベンチャーのファミリーフ、妊娠期のうつ病・緊急疾患の早期発見に向けたサービスの開発にむけ、シードラウンドの資金調達を実施

株式会社Famileafのプレスリリース

周産期の女性の体調・生活管理サービスを手がける京都大学発ベンチャー、株式会社Famileaf(本社:京都市左京区、代表取締役CEO, Founder:吉川健太郎、以下、Famileaf)は、株式会社SHIFT創業者の丹下大氏、株式会社マネーフォワード創業者辻庸介氏、京都大学大学院特任准教授山本康正氏などの京都大学卒業生が後輩を支援する京大創業ベンチャー投資事業有限責任組合より資金調達を行いました。

Famileafは創業以来、年齢や持病に関係なく全ての妊婦さんが「安心して産める社会」を実現する、周産期体調管理サービスの開発を行ってきました。
妊娠の高齢化に伴い3人に1人が妊娠中になんらかの合併症を抱えていると言われる現在、病院での妊婦健診のみならず、普段の日常生活における体調管理の重要性が増しています。
また最近では、新型コロナウイルス流行のメンタルへの影響は女性で特に大きいこと*、妊婦さんの心理的ストレスが高まっていること**などが報告されています。今回のような生活環境の変化は、近年日本で増加している豪雨や地震などの自然災害の発生時にも生じ得るものです。ホルモンバランスの変化や胎児の成長などにより不安定な状態にある妊婦さんにとって、身体的・精神的不調を察知し、病院や行政、民間企業などが連携して支援するシステムの存在は大きな安心につながります。
開発中の体調管理サービス「hug+u (はぐゆー)」では、日々の健康データをもとに妊娠中の不調や変化を早期に発見し、社会全体でサポートを提供することで、リスクの高い妊婦さんも安心して出産までの日々を過ごすことが出来る社会の実現を目指します。

*内閣府「コロナ下の女性への影響と課題に関する研究会報告書」https://www.gender.go.jp/kaigi/kento/covid-19/siryo/pdf/post_gaiyo.pdf
** Mahaffey, B. L., Levinson, A., Preis, H., & Lobel, M. (2021). Elevated risk for obsessive-compulsive symptoms in women pregnant during the COVID-19 pandemic. Archives of women’s mental health, 1–10. Advance online publication. https://doi.org/10.1007/s00737-021-01157-w

この度、Famileafは京大創業ベンチャー投資事業有限責任組合から新規出資を受け、引き続き周産期のうつや緊急を要する状態の早期発見を可能にする研究開発を推進し、本リリースに向け協業企業の探索を行い更なる事業拡大を計るとともに、次のシリーズA調達に向けての検討も開始する予定です。

■ シードラウンドの出資者
京大創業ベンチャー投資事業有限責任組合

■ 会社概要
名称:株式会社Famileaf
代表者取締役CEO, Founder:吉川健太郎
本社所在地:〒606-8303 京都府京都市左京区吉田橘町32-12 toberu1
設立:2020年11月12日
資本金(資本準備金含む):1,000,000円
事業内容:妊婦さん向け体調・生活管理サービスの開発
URL:https://fami-leaf.com/
 

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