<ハリウッド化粧品のSDGs活動でグッドデザイン賞受賞>東北の人々と10年継続してきた美容での地方産業支援のあたらしい形

ハリウッド株式会社のプレスリリース

ハリウッド株式会社(本社:東京都港区六本木、代表取締役社長:牛山大輔)が支援するプロジェクトから誕生した化粧品『気仙椿シリーズ』が、2021年度グッドデザイン賞を受賞しました。

ハリウッドは東日本大震災の後、被災地産業支援として、一般社団法人re:terra代表・渡邊さやかさんが立ちあげた「気仙椿ドリームプロジェクト」に共感し、賛同者とともに気仙椿シリーズを開発しました。被災した気仙・三陸地方で採れる天然椿を活用し新しい産業を興し、消えかけていた伝統の品質と技術を復興の応援をしてきました。
 

渡邊さやかさん渡邊さやかさん

 

10年がたち、復興支援から始まったプロジェクトが今の復興にとどまらず、日本全体を活性化させるため、未来の若者や女性達の経済的自立支援の活動も視野に入れるようになりました。それを機に以前あった商品をリブランディングし、未来に向けて大切にしたい日本の文化を国内にとどまらず、海外にも発信できるメッセージ性の強いデザインを考案しました。

 

パッケージに込められた思い
デザインのポイント
   (1) 2011年に発足したプロジェクトの一環としての商品化のリニューアル。
   (2) 椿の花を切り絵風にデザイン。日本らしいデザインで地域の良さを表しました。
   (3) 東北産の原料や製造所を利用することで、多角的に東北支援をしています。
「人と人をつなぐ優しく持続的な事業を。東北から世界へ。」を目指し、東日本大震災をきっかけに生まれ、発売から7年目のリニューアルデザインです。売り上げの一部を基金とし、産業復興型の支援に加え、搾油で参画している社会福祉法人青松館への支援、被災地を中心とした若者や女性の経済的自立支援や起業家教育として、活用しています。美容というポジティブなメッセージと被災地・地方の起業家をむすぶ新たなビジネスデザインです。

  
審査員評価コメント
「パッケージは製品と世の中の接点となる大事な部分です。誇張せず、製品自体の内側に持つ力を良い形で表現することが良いパッケージデザインだと思います。このリニューアルされたパッケージデザインは、とても良い形で地域性や製品らしさを表現できていると思います。製品の売り上げの一部を基金とした様々な活動支援に活かすといった意義もパッケージから強く感じ、とても好感のもてる作品でした。」

10月20日(水)〜11月21日(日)
GOOD DESING EXHIBITION 2021開催 
Tokyo Midtown Design Hub で受賞作品展示をご覧いただけます。
来場には事前予約が必要です https://promo.g-mark.org/
グッドデザイン賞
https://www.g-mark.org/about/
 

創業からの社風が生んだ商品
ハリウッドの創業者であるメイ・ウシヤマは、海外での滞在経験から、その土地の気候や風土に合わせて生活をすることの大切さに気づき、「日本の化粧品メーカーなら日本の植物の良さに着目して化粧品をつくるべき」と、古来からある日本の美容法を研究し、独自の技術でつくりあげました。「気仙椿ドリームプロジェクト」への開発支援には、その技術や思いが活かされています。

発売当初は資金的な側面からと、地元の理解を増やすことを考え、ハンドクリームだけの製造でしたが、続く年にはボディクリームといった商品を増やすまで成長できました。国際的な視野でホームページなどを構築してきたこともあり、イギリスや、アメリカからも問い合わせがあり現地でのイベント販売などの実績も生まれました。

リニューアルでは、青森県さんのヒバ精油も取り入れ、東北の素晴らしい特産を世界に広めるプロジェクトとして、さらにパワーアップしています。

三陸椿ドリームプロジェクト
http://kesentsubaki.jp/
re:terra代表 渡邉さやかさんの紹介
https://www.projectdesign.jp/201601/pn-iwate/002650.php
商品情報
https://hollywood-jp.com/product/bodycare/p650465

 

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