うぐいすヘルスケア株式会社のプレスリリース
卓上型会話支援機器「comuoon®（コミューン）」の開発・販売を通して“聴こえ”のユニバーサル化社会を目指すユニバーサル・サウンドデザイン株式会社（本社:東京都港区 代表取締役:中石 真一路、以下『ユニバーサル・サウンドデザイン』）と、パーソナル・トレーニングによる補聴支援を提供する補聴器専門店「うぐいす補聴器」を運営するうぐいすヘルスケア株式会社（本社：東京都豊島区 代表取締役：田中智子、以下『うぐいすヘルスケア』）は、聴覚ソリューション分野の連携協定を締結いたしました。
【締結の背景】
ユニバーサル・サウンドデザインは、卓上型会話支援機器「comuoon」の開発・販売や、聴きとる脳力をチェックすることができるという語音知覚能力チェックアプリ「みんなの聴能力チェック」の提供を通して、ヒアリングフレイルの予防や対策の啓発、および、人々のコミュニケーション支援を提供し、”聴こえ”のユニバーサル化社会の実現に取り組んで参りました。これまでにユニバーサル・サウンドデザインが製品やサービスを提供してきた”聴こえ”に関する困りごとを抱く人々の中には、既に補聴器を所有しているものの適切な使用方法の指導や適切な調整を受けられなかったため、十分な補聴効果を得られていない方も少なくありませんでした。管理医療機器である補聴器は、専門家による適切な調整と、装用者による適切な使用によって、期待される効果・効能が発揮されます。うぐいすヘルスケアは、パーソナル・トレーニングによって補聴器の適切な調整と装用者に対する使用指導を実践する補聴器専門店であり、”聴こえ”やコミュニケーションに困りごとを抱く人々のバリアフリー化に取り組んでおります。このたび、”聴こえ”のユニバーサル化を進めるユニバーサル・サウンドデザインと、”聴こえ”のバリアフリー化を進めるうぐいすヘルスケアは連携協定を締結し、より包括的な聴覚ソリューションを目指します。
【連携事項】
・難聴、ヒアリングフレイル、コミュニケーション障害、認知症等の聴覚認知分野（耳・神経・脳）における人々の課題解決に向けた情報共有および連携
・聴覚認知分野の啓発と振興に関する連携
・補聴支援機器や会話支援機器等に関する情報共有および製品開発に関する連携
・補聴支援トレーニングに関する情報共有および研究に関する連携
・補聴器に関する困りごとを抱える人々に対するサポートについての連携、並びに調整や装用指導の実施
・コミューンの販売・情報提供を通じた聴覚ソリューションに関する連携
・補聴器の販売・調整・情報提供を通じた聴覚ソリューションに関する連携
・ヒアリングフレイルサポータの普及と育成に関する連携
・医療機関、行政機関、福祉事業者等のリファーに関する情報共有
・その他二者の協議により決定した事項に関すること
【今後の展望】
現在、多くの医療機関や行政機関、民間企業では、コミューンの設置、ヒアリングフレイル予防の啓発、補聴器外来の導入など、様々な聴覚ソリューションが提供されています。
この度の連携協定により”聴こえ”のユニバーサル化とバリアフリー化のそれぞれの視点から、専門的かつ包括的な聴覚ソリューションを実施いたします。今後はエンドユーザーを対象とした主観評価や客観評価の分析や研究を行い、より汎用性のあるソリューションとして医療機関や行政機関への導入及び導入後の効果的運用・浸透を実施し、日本社会の聞こえに対する課題解決を目指します。
【ユニバーサル・サウンドデザイン株式会社について】
・設立 ：2012年4月
・資本金 ：338,310,000円
・代表者 ：代表取締役 中石真一路（なかいし しんいちろう）
・所在地 ：東京都港区海岸1-9-11 マリンクス・タワー2F
・事業内容 ：聴こえ支援機器の設計・開発・販売、各種店舗、建築物および室内空間のサウンドデザイン企画、制作コンサルタント業、スマートフォンアプリケーションの設計・デザイン・開発、スピーカーおよびアンプなどの音響機器の設計・製造・販売、PAおよびSR用音響機器の改修および修理
・ＵＲＬ ：http://u-s-d.co.jp/
【うぐいすヘルケア株式会社について】
・設立 ：2020年4月
・資本金 ：1,000,000円
・代表者 ：代表取締役 田中智子（たなか ともこ）
・所在地 ：東京都豊島区池袋2丁目36番1号 8F40
・事業内容 ：医療機器（補聴器）の販売・貸出・修理、医療/ヘルスケア領域のコンサルティング等
・ＵＲＬ ：https://uguisu.co.jp/
