(株)サンギ創立50周年に向け 企業ブランディング強化“魅力伝わる”コーポレートサイトにリニューアル!

株式会社サンギのプレスリリース

 美白高機能歯みがき剤※ 「アパガード」の開発・発売元である株式会社サンギは、 3年後に迎える50周年に向け、企業ブランディングの強化を図る施策の一つとして11月8日(いい歯の日)にコーポレートサイトのリニューアルをいたしました。従来のプロダクトを全面に出す構成から、歯や骨の主成分 「ハイドロキシアパタイト」を研究する“アパタイトカンパニー” として、企業の個性と魅力を伝える構成へ刷新。サンギの事業内容について、様々なコンテンツを充実させました。
■株式会社サンギ コーポレートサイト https://www.sangi-co.com

※ インテージSRIデータセグメント
 

  • リニューアル背景・目的

 主にオーラルケア分野で事業を展開する当社は1974年の設立以来、“人と自然の持つ再生能力を高め、本来の健やかで美しい世界をサポートしていきたい“という理念のもと、開発技術・製品品質・カスタマーサービスの向上、研究開発に日々取り組んでいます。情報が溢れ、似たような性能の製品が並ぶ今日では、製品だけでなく、企業のファンになってもらうことの重要性をますます感じています。

 企業のブランディングは事業の成長や発展のために欠かせないものと考え、他社とは違う独自の魅力や立ち位置を確立し、企業価値を高めていくためにも、サンギは企業ブランディングを長期的に進めることにしました。今回のサイトリニューアルはその第一歩として、サンギの歴史、研究内容、経営理念、企業風土などをわかりやすく訴求することで、差別化を図ります。
 

 

  • アパタイトカンパニーとは

 サンギはリン酸カルシウムの一種で、歯と骨の主成分である「ハイドロキシアパタイト」の研究に注力している“アパタイトカンパニー” です。オーラルケア分野に限らず、ハイドロキシアパタイトの応⽤技術に専念した研究開発型の企業であり、アイディアを形にすることを優先するため、製造設備を持たず、開発した商品の製造を委託するファブレス企業でもあります。

 アパタイトは⻭科材料やDDS(ドラッグデリバリーシステム/薬効成分の患部への運搬⼿段)、触媒、抗菌剤、⾷品、スキンケアなど、さまざまに応⽤される素質があり、サンギではこれらの可能性に挑戦しています。

 

  • ハイドロキシアパタイトとは

 ヒトの身体の中では水とコラーゲンなどの有機物に次いで多く、骨の約60%、歯のエナメル質の97%、象牙質の70%を占めているリン酸カルシウムの一種です。身体との生体親和性が高いことから、合成成分として医療機器や歯科材料(例えばインプラントのコーティング、骨形成の材料や人工歯根など)に広く使われるほど、人体になじみやすく安全性の高いバイオマテリアルです。

 ハイドロキシアパタイトはその語源(ギリシャ語の「アパト」=「惑わす」)が示すように、非常に不思議な物質で、構成する元素の⼀部が抜けたり他の元素に置き換わっても、その基本構造は変わりません。

その結果、合成法により、⻭の修復材や除菌剤、化学⼯業原料、抗菌剤の成分、医療⽤の材料など様々な⽤途にふさわしい異なった性質を持つように変化させることができ、あらゆる可能性を秘めている物質です。研究分野の詳細についてご覧いただけます。

 

  • サンギ創業

 1974年の創業当初は機器類やワインなどを取り扱う貿易会社でした。特許の売買を行うなかで、創業者である佐久間(現:会長)が米国家航空宇宙局(NASA)の特許技術に注目したのをきっかけに、オーラルケア製品への研究開発が始まりました。無重力の環境下で宇宙飛行士の歯や骨を守るため、NASAは歯の構成成分を補う研究を進めていました。これをヒントに、サンギはハイドロキシアパタイトに着目。歯みがき剤に配合すれば、成分補給として歯の表面にとりこまれるのではないかと考え、1980年に世界初のハイドロキシアパタイト配合歯みがき剤「アパデント」を開発。 1985年には「アパガード」ブランドが誕生しました。

 サンギが開発したハイドロキシアパタイトは、およそ15年の歳月をかけ1993年に旧厚生省よりむし歯予防の有効成分として、「薬用ハイドロキシアパタイト<mHAP>」が認められました。2011年以降、ロシアやカナダ、中国、EUなど海外20ヶ国に輸出やOEMなどを行い、2017年にはSANGI Europe GmbHを設立。近年ではスキンケア製品の発売、医療機器の展開にも注力し、事業の多角化を目指しています。社名は、孟子が唱えた三儀(天の時、地の利、人の和)に由来しています。

 

  • 今後の展望

 サンギはこれからも、ハイドロキシアパタイトの研究開発を進める“アパタイトカンパニー”として、企業の価値を高め、より良い製品をご提供するために挑戦し続けます。また、信頼される企業であり続けるために、「お客様の満足」を第一に考え、健全な経営にはげみ、人材育成に努め、従業員とともに社会に貢献してまいります。

 

 

  • 社長 ロズリン・ヘイマン プロフィール

左:代表取締役会長 佐久間周治、右:代表取締役社長 ロズリン・ヘイマン左:代表取締役会長 佐久間周治、右:代表取締役社長 ロズリン・ヘイマン

 オーストラリア・メルボルン出身。留学がきっかけで、夫(現サンギ会長・佐久間周治)と出会い、日本に拠点を移す。1999年サンギ入社、ブランド管理室長、経営企画室長、副社長を経て、16年に代表取締役社長に就任。経営が落ち込んでいた02年当時、およそ14種類あったアパガードのラインアップを絞り込み、ブランド再生に挑戦。近年ではスキンケア製品のブランディング、医療機器開発にも注力。また、ライフワークとしてインタビューブログ「ロズリンの部屋」も好評掲載中。

■ロズリンの部屋: http://roslyn-blog.apagard.com

1967年メルボルン大卒、69年仏ニース大卒。70~71年豪貿易産業省勤務、日本に留学し、77年東大大学院修了。同年在豪日本大使館勤務。79~85年共同通信社の記者や豪キャンベラ・タイムズ通信員を務める。85~91年ジャーディン・フレミング証券で証券アナリスト。98年麻布大を卒業し99年獣医師免許取得。

<お客様からのお問合せ先>
https://www.sangi-co.com/contact/index.html
E-mail:otoiawase@apagard.com

<報道関係者様からのお問合せ先>
株式会社サンギ マーケティング本部 E-mail:sangipr@sangi-j.co.jp
〒104-8440 東京都中央区築地3-11-6 築地スクエアビル https://www.sangi-co.com

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。