新型コロナウイルス抗体測定サービスから得られた抗体量に関するデータを公表

KAICO株式会社のプレスリリース

KAICO株式会社(福岡市西区、代表取締役:大和建太、以下:KAICO)は、、2021年9月1日より福岡県内の一部調剤薬局およびドラッグストアにて抗体測定サービスを販売しています。新型コロナウイルスに対する抗体価を測定することを目的とした製品で、PCR検査や抗原検査とは異なり、ワクチン接種後に抗体がどれくらい保持できているかを確認するものです。2021年11月現在、発売から約2ヶ月で福岡県を中心に約10,000キット出荷しています。

今回データ公表にあたって、サービスをご利用いただいた約1,600名のデータを無作為に抽出し、データ解析を行いました。
今後3回目のワクチン接種が検討されていますので、個人が適切な判断ができるように抗体の保持レベルを確認して頂く目安としてご利用頂きたいと考えています。
KAICOは、ワクチン接種後の抗体保持状況を確認できる本サービスおよび調査データでアフターコロナの日常生活における安全・安心確保に貢献していくことを目指し、今後もカイコの技術を用いた様々な商品開発に努めてまいります。
<本商品の特徴>
・自宅・会社で自己採血し郵送することにより簡易に抗体価を数値で評価できる
・継続的に複数回利用することにより個人の抗体の保持状況が時間を追って確認できる
ワクチン接種後の抗体の保持状況には個人差がありますので、ご自身で管理できることが大きなメリットです。
<分析対象・期間>
2021年9月〜10月に弊社「新型コロナウイルス抗体測定サービス」をご利用頂いた方から無作為に約1,600名を抽出(ワクチン接種者約1,500名)しています
<分析方法>
弊社での検査結果を弊社内にてデータ集約・分析を行いました
測定結果判定には5段階のレベル表示を使用しています。分析には元データとなる個別数値を利用し解析しています
<5段階評価>
測定結果は、イムノクロマト法の抗体の保持有無を提示するのではなく、E L I S A法によって得られた詳細数値を5段階のレベル表示として開示します。このレベル表示は、販売に先立って行われた製品性能試験のデータを元にした平均値を目安としています。
(レベル1)未接種の人が多いレベル
(レベル2)ワクチンを1回接種(2回目接種前日・前々日)した人が多いレベル
(レベル4)ワクチン2回接種(接種後2週間)した人が多いレベル

<分析結果サマリー>
平均値では年齢層が上がるに従い抗体保持レベルが低い
平均値ではワクチン接種から日が経つに従い抗体保持レベルが低い
個人の追跡データから、抗体の保持量(レベル)には個人差が見られ、またワクチン接種から時間経過により抗体量が減少し、その減少量も個人による

 

Follow Twitter Facebook Feedly
SHARE
このページのURLとタイトルをコピー
お使いの端末ではこの機能に対応していません。
下のテキストボックスからコピーしてください。