港区立みなと科学館2021冬の企画展開催決定!「化粧展~なぜ人は化粧をするのか~」

港区立みなと科学館のプレスリリース

 港区立みなと科学館(東京都港区虎ノ門)は、2021年12月14日(火)より2022年1月30日(日)まで、2021冬の企画展「化粧展~なぜ人は化粧をするのか~」を開催いたします。
 今回の企画展では、「装う」ことの生物学的な目的から始まり、時代ごとの化粧の科学的機能や、肌を清潔に保つ等の衛生面にも触れながら「なぜ化粧をするのか?」という問いへの答えを探ります。更に、顔に直接塗る化粧だけでなく、バーチャル空間での自動メイク技術等、オンラインコミュニケーションが増える中での新しい化粧の楽しみ方についても紹介します。
 また、会期中には、江戸時代のお歯黒を再現する大人向けのイベントや、「紅」を使ったワークショップ、洗顔や日焼け止めに関する講座等、様々な方が楽しめるイベントも多数開催します。

■「歴史」と「科学」で化粧を捉える試み

 そもそも化粧のように「装う」ことにはどのような目的があるのでしょうか。「化粧展」のプロローグは、色鮮やかな昆虫の姿から、美しく装うことの意味について考察。また、化粧の歴史に目を向け、魔除けや信仰に基づいた世界の様々な化粧を紹介しながら、化粧の原点が何なのかを探ります。
 「装いの化粧」のコーナーでは、江戸時代に発展した紅や白粉、お歯黒を、成分や製法等、科学の側面から紹介。
 化粧を美しさの側面だけではなく、肌への安全性やスキンケアの観点から見るのは「健康と化粧」のコーナー。肌を清潔に保つ洗顔や日焼け止めの仕組みにも触れます。
 更に「新しい化粧の楽しみ」のコーナーでは、コンピュータ上で自動メイク技術も体験可能。新しい化粧の楽しみ方を紹介し、これからの化粧の在り方を考えるきっかけを作ります。
 

■幅広いターゲットに向けた関連イベントも多数

 大人向けから子ども向けまで、幅広いターゲットに向けたイベントを展開するのも、今回の企画展の特徴。子ども向けには、紅花の色素を抽出してハンカチを染めるワークショップや、親子で洗顔や日焼け止めについて学ぶイベント等など。大人向けには、江戸時代のお歯黒について学びながら、簡易的な疑似体験(サメの歯を使用)ができる講座も開催します。その他、香りをテーマにしたテーブルサイエンスや「オモロ福笑い」、クイズラリーは毎日開催し、いつ来ても楽しめる企画展となっています。

■企画展関連イベント予定
1月10日(月) 紫外線ってなんだろう?日焼け止めの大切さについて学ぼう!
1月10日(月) 冬でも紫外線対策は必要?大人向け日焼け止め講座
1月29日(土) 特別講演「化粧の歴史~目は口ほどにものをいい~」
1月30日(日) 紅について学ぼう!紅染め体験
1月30日(日) 大人必見!お歯黒体験講座
※イベントの詳細や申込方法、参加費等は、順次みなと科学館公式サイトでお知らせいたします。

■どなたでもご参加可能!毎日開催のイベント
9:00~20:00 オモロ福笑い
9:30~16:30 テーブルサイエンス 「源氏香」遊びで香りを楽しもう!
9:00~20:00 化粧展クイズラリー

 なお、みなと科学館では、ご来館者に安心してご見学いただけるよう、運営に必要な感染拡大防止対策を講じております。詳しくはみなと科学館公式サイトをご確認ください。

 

2021冬の企画展「化粧展~なぜ人は化粧をするのか~」開催概要
主 催:港区立みなと科学館
協 力:国士舘大学 イラク古代文化研究所、むさしの自然史研究会、古代オリエント博物館、
紅ミュージアム、株式会社 資生堂 (順不同)
期 間:2021年12月14日(火)~2022年1月30日(日)
※12月29日(水)~1月3日(木)・1月11日(月)は休館
会 場:港区立みなと科学館多目的ロビー

●港区立みなと科学館概要●
所在地:東京都港区虎ノ門3-6-9
開館時間:9:00~20:00(プラネタリウム最終投影 19:00開始、最終入館時間19:30)
休館日:毎月第二月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12月29日~1月3日)※臨時休館日あり
入館料:無料 プラネタリウムは有料 一般投影(1回分)大人600円/小・中・高100円みなと科学館公式サイト: https://minato-kagaku.tokyo/  公式twitter:@minato_kagaku

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