月経カップを使い続けたい人が95%!日本初の月経カップユーザー調査でわかった満足度の高さとユーザー実態【月経カップユーザーアンケート調査結果PART1】

インテグロ株式会社のプレスリリース

月経カップや吸収型サニタリーショーツを販売するフェムテック企業、インテグロ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 神林美帆、以下「インテグロ」)が行った日本初の月経カップユーザーに対する調査結果をお知らせします。https://www.integro.jp/news/menstrual-cup-survey-2021

 

注目が高まる月経カップ。個々人の体験談は多くあるものの、実際のユーザーの声を広く定量的にまとめた調査は今までありませんでした。そこで、インテグロとグループ会社ハーベリー株式会社の販売する「エヴァカップ」「スーパージェニー」「ディーバカップ」のユーザーにアンケート調査を行い、282名の回答をまとめました。

▼調査内容
・月経カップはどんな年代の人が使っているの?
・月経カップは出産経験のある人だけが使っているの?
・月経カップを使い始めた理由は?
・月経カップを使う前に使っていた主な生理用品は?
・月経カップをスムーズに使えるまでの期間は?
・月経カップを使って感じているメリットは?
・今後も月経カップを使い続けたい?
 

  • ユーザーは30代が約半数、出産経験なしが約6割
    使い始めた理由は「生理期間を快適に過ごしたい」から

月経カップはどんな年代の人が使っているの?

ヘルスケアに関心が高まる30 代以上の年代のユーザーが多いですが、最近では10代、20代のユーザーも徐々に増えています。

月経カップは出産経験のある人だけが使っているの?

「出産経験がないと、月経カップは腟に入らないのでは?」と心配する人もいますが、実際の月経カップユーザーの約6割は、出産経験がない人です。また、出産経験の有無とカップをスムーズに使えるようになるまでの期間も、ほとんど差がありません。出産経験のない人でも心配せず、使うことが可能です。

月経カップを使い始めた理由は?

7割の人が「生理期間をもっと快適に過ごしたいから」と答えています。また、月経カップの使用が「経済的」にも「エコ」にもなると考えている女性も約4割いました。ほかには、「ムレやにおい」「経血モレ」「かぶれやかゆみ」などの不快症状があったことが使用の動機付けになったと答えている人もいます。

その他の回答には、百人百用の生理用品に関するお悩みがありました:
・水泳時に使用したい
・寮暮らしで生理中も湯船につかりたい
・娘の経血モレが気になり、まずは母である自分が試してみようと思った
・ゴミ収集日にカラスにいたずらされた
・海外赴任にあたり生理用品の入手に懸念があった
・ワンオペ育児で毎日快適に子どもとお風呂に入りたかった

月経カップを使う前に使っていた主な生理用品は?

今までタンポンなどの挿入型の生理用品を使ったことがないから、「使えない…」と思っている人もいるかもしれませんが、74%の月経カップユーザーは、ナプキン(布ナプキン含む)から月経カップにトライした人です。
 

  • 約8割が3ヶ月以内でスムーズに使えるようになり、
    85%が「ゴミが減った」、95%が「今後も使い続けたい人」と満足度が高い

月経カップをスムーズに使えるまでの期間は?

月経カップは使えるようになるまでに、「慣れ」が必要な生理用品です。しかし、半数の方は使用開始してから2ヶ月(2 回目の生理)以内に、さらに約8割の人が3ヶ月(3回目の生理)以内に使えるようになったと実感しています。

月経カップを使って感じているメリットは?

85%のユーザーが「ゴミが減った」と感じています。1人が生涯に使用する生理用品(ナプキン、タンポン)は、およそ12,000 個*とも言われています。今まで当たり前だった使い捨ての生理用品のゴミ。月経カップを使い始めたことで、今までのゴミの量に気づかされる方が多いようです。

*毎月ナプキンまたはタンポンを25個使用した場合、40年間生理があると、生涯に12,000個を使用する計算。

 

また、「生理中も仕事、育児、スポーツに集中できるようになった」「生理中も好きな服を着られるようになった」「生理とポジティブに向き合えるようになった」など、月経カップを使うことで、ネガティブに捉えられがちな月経がポジティブに変化しているのがわかります。

今後も月経カップを使い続けたい?

95%の人が今後も「月経カップを使い続けたい」と答えていて、ユーザー満足度が高いことがわかります。
 

  • 対馬ルリ子先生からのコメント

今日本では、フェムテックで女性の健康問題を解決していこうという機運が高まっています。女性をケアするための新しいシステムやテクノロジー、医療・健康機器もたくさん生まれてきています。これまで女性たちが感じていた不便さや苦痛、不自由さを改善していくために、さまざまな新しいケアアイテムを実際に使い、その使用実感を声に上げることは、とても大切なことだと思います。
かつて女性の生理のことは、恥ずかしいこと、人に言ってはいけないことと考えられていた時代がありました。しかし、今は違います。女性たちが不自由さや不便さを感じたことは隠さず、その解決のために実践してみたことは声に出してほしいです。そうすることで、みんなが安心し共感し、体にも地球にもやさしい方法を一緒に考えていくことができます。
今回の調査も、女性たちの大切な声です。その声から学んで、さらに女性たちの健康に役立つアイデアが生まれたら、最高だと思っています。

調査監修: 対馬ルリ子(産婦人科医師、医学博士)
専門は周産期学、女性医療(ウィメンズヘルス)。日本産科婦人科学会専門医。東京産婦人科医会副会長。女性の心と体、社会とのかかわりを総合的にとらえ女性の生涯にわたる健康を推進する「NPO 法人女性医療ネットワーク」理事長。「一般財団法人日本女性財団」代表理事。著書に『「閉経」のホントがわかる本』(集英社)ほか多数。
 

  • 総括

今回の調査結果からは、ユーザーの実態と満足度の高さが分かりました。次回【月経カップユーザーアンケート調査結果PART2】では、なぜ月経カップの満足度が高いのかをより掘り下げるため、月経カップ使用のBefore Afterの比較をご紹介します。

今回発表した調査結果の詳細レポートは以下のURLにて公開しています。
https://www.integro.jp/news/menstrual-cup-survey-2021

<引用・転載時のクレジット表記のお願い>
本プレスリリースの内容を引用・転載時は、以下のどちらかのご対応をお願いいたします。
・「月経カップや吸収型サニタリーショーツを展開するインテグロが実施した調査によると……」を明記。
・引用元が「インテグロ株式会社」である旨を明記し、https://www.integro.jp/news/menstrual-cup-survey-2021 へのリンク設置。

<調査概要>
・調査期間:2021年6月22日~28日
・調査対象:インテグロ株式会社、グループ会社ハーベリー株式会社の販売する月経カップを利用するユーザー
・調査方法:自社サイト経由で購入した方へメールで調査依頼、インターネットの調査フォームで回収。弊社SNSを通じて調査協力依頼、インターネットの調査フォームで回収。
・回答人数:282人
・構成・執筆:増田美加(女性医療ジャーナリスト)
当事者視点に立った女性のヘルスケアや医療について執筆、講演を行う。女性誌『GINGER』では「女性ホルモン整え塾」を長期連載。著書に『もう我慢しない! おしもの悩み 40 代からの女の選択』(オークラ出版)、『お肌も心もからだも整えてくれる 女性ホルモンパワー』(だいわ文庫)ほか多数。NPO法人女性医療ネットワーク理事、NPO法人日本医学ジャーナリスト協会会員。増田美加オフィシャルサイト http://office-mikamasuda.com/

 

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▼くわしくはこちらをご覧ください
https://www.integro.jp/news/cup-refund-campaign

 

  • インテグロ株式会社について

「女性の健康課題を解決する商品やサービスを提供し、誰もが自分らしく活躍できる社会をつくる」をミッションに掲げ、月経カップ「エヴァカップ」「スーパージェニー」、吸収型サニタリーショーツ「エヴァウェア」を販売しています。新しい生理ケアを通じて、女性の選択肢を増やし、自由な生き方を応援します。

設立年月:2012年8月8日
代表取締役:神林美帆
所在地:東京都中央区銀座6-6-1
主な業務内容:Anigan 日本総代理店
公式ウェブサイト:https://www.integro.jp

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