【歯列矯正のイメージと治療に求めることに関する調査】歯列矯正の際の“抜歯”に抵抗がある方は7割以上!しかし実際は半数以上が“抜歯”をしている現状…

医療法人社団 銀座矯正歯科のプレスリリース

医療法人社団 銀座矯正歯科は、①歯列矯正治療を検討している男女 ②現在歯列矯正治療中の男女を対象に、「歯列矯正のイメージと治療に求めること」に関する調査を実施しました。

歯列矯正治療を受ける方は年々増加していると言われています。

歯列矯正治療はお子さんや10代・20代の若い方が受けるものというイメージもあると思いますが、人生100年時代を迎えた今、40代や50代で歯列矯正治療を受ける方も増加しているようです。

それに伴い、目立たない矯正治療や治療期間の短縮など、歯列矯正治療に求めるニーズも多様化しています。
また、費用や見た目はもちろん、治療中の痛みや抜歯の必要性など、歯列矯正治療にネガティブなイメージをお持ちの方もまだまだ多いのが現状と言えるでしょう。

現在矯正を検討している方、そしてまさに現在矯正治療中の患者さんは、歯列矯正治療にどのようなイメージや抵抗感を抱いているのでしょうか?
また、歯列矯正治療に何を求めているのでしょう?

そこで今回、裏側からの舌側矯正治療でその治療の速さを追求し続ける『医療法人社団 銀座矯正歯科』https://www.ginzakyousei.com/)は、①歯列矯正治療を検討している男女 ②現在歯列矯正治療中の男女を対象に、「歯列矯正のイメージと治療に求めること」に関する調査を実施しました。
 

  • 【目立つ?痛い?】矯正治療にはびこるネガティブなイメージとは

まずは、歯列矯正治療を検討している方と現在歯列矯正治療中の方双方に、歯列矯正治療にどのようなイメージを抱いているのかを伺いました。

「歯列矯正治療のイメージを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、
『費用が高額(64.9%)』という回答が最も多く、次いで『治療期間が長い(64.3%)』『器具が目立つ(53.2%)』『治療中の痛みが強い(36.9%)』『不自由な生活を強いられる(29.6%)』『抜歯が必要(26.5%)』『歯茎から出血しやすい(7.4%)』と続きました。

患者さんの歯の状態やどの方法で治療を行うかにもよりますが、年単位の治療期間を要する場合が多い上、一部の症例を除けば自由診療となり、100万円を超えることも珍しくない歯列矯正治療ですから、非常に多くの方の中に、『歯列矯正治療は高額な費用がかかる上、治療期間も長い』というイメージが定着しているようです。

また、歯列矯正治療で最も一般的ともいえる“唇側矯正”の場合、歯の表側に装置やワイヤーを取り付けますから、『器具が目立つ』というイメージを抱いている方も多いことが分かりました。

その他にも、『治療中の痛み』『抜歯が必要』といったネガティブなイメージを抱いている方も少なくないと言えそうです。
 

  • 【綺麗な歯並びのためとはいえ…】健康な歯を抜くのにはやはり抵抗がある!?

先の質問では、4人に1人の方が『抜歯が必要』と回答しましたが、そういったイメージがあるように、歯列矯正治療を行う際、歯を動かすスペースを作るために抜歯する場合があります。
しかしながら、例え矯正治療を行う上で必要だとは分かっていても、二度と生えることのない永久歯を抜くことには抵抗がある方も多いかもしれません。

そこで、「歯を動かすスペースを作るためとはいえ、抜歯することに抵抗がありますか(抵抗がありましたか)?」と質問したところ、7割以上の方が『とても抵抗がある(29.4%)』『やや抵抗がある(45.1%)』と回答しました。

やはり、治療のために必要とはいえ、健康な歯を抜いてしまうことに抵抗がある方は非常に多いようです。

■治療のためとはいえ、抜歯には抵抗があります…
・本来あるべき数の歯を抜くから(20代/女性/滋賀県)
・問題のない歯を抜くのがもったいない(30代/女性/三重県)
・将来的に残存歯が減ってしまうことが心配。抜歯の際の痛みが心配(40代/女性/福岡県)
・健康に影響を及ぼしそうなので(50代/男性/神奈川県)

などの回答が寄せられました。

二度と生えてこない永久歯は抜きたくないという方はもちろん、抜歯による将来的な健康不安が生じる方もいるようです。
 

  • 【実際抜歯してるの?】治療中の患者さんの半数以上が抜歯している

治療のためとはいえ、健康な歯を抜くことに抵抗がある方は非常に多いことが分かりました。
では、実際に現在歯列矯正治療を行っている方の中で、抜歯した方はどれくらいいるのでしょうか?

そこで、現在歯列矯正治療中の方に、「矯正治療を行う上で、実際に抜歯しましたか?」と質問したところ、半数以上の方が『はい(55.8%)』と回答しました。

どのような症例であっても抜歯することなく治療ができればいいのですが、顎より外側には動かせないなど、歯を動かせる量には解剖学的な限界があります。
そういった理由などもあり、綺麗な歯並びにするためには、抜歯して歯を動かすスペースを作るケースも多いようです。

では、治療のためだったとはいえ、抜歯したことを後悔している方はどれくらいいるのでしょうか?

そこで、「必要だったとはいえ、抜歯したことを後悔していますか?」と質問したところ、約4人に1人の方が『とても後悔している(5.0%)』『やや後悔している(20.0%)』と回答しました。

健康な歯を抜いてしまったことを後悔している方も、決して少なくないことが分かりました。
矯正治療のためであっても、二度と生えない永久歯は抜きたくないのが患者さんの本音と言えそうです。

■抜歯したことを後悔しています…
・何も問題のない歯を本当に抜かなければいけなかったのか(20代/女性/大阪府)
・かけがえのない自分の歯だから(30代/女性/神奈川県)
・悲しくなったから。もう歯は戻せないため(30代/女性/長野県)
・今後歳を取って自然と歯が無くなるのに強制的に抜くなんてもったいないことをした(40代/男性/岐阜県)

などの回答が寄せられました。

二度と生えてこない“自分の歯を失ったことによる喪失感”は、想像以上に大きいと言えそうです。
 

  • 【やるからにはここを重視します!】歯列矯正治療に求めること

矯正治療のためとはいえ、抜歯したことを後悔している方も少なくないことが分かりました。
では、歯列矯正を検討している方、そして現在歯列矯正治療中の方にとって、どのような矯正治療が理想なのでしょうか?

そこで、「歯列矯正治療に求めることを教えてください(複数回答可)」と質問したところ、
『低コスト(56.2%)』という回答が最も多く、次いで『目立たない見た目(54.1%)』『治療スピード(短期間で終わる)(52.2%)』『痛みの少なさ(50.9%)』『後戻りしない固定力(47.5%)』『自分の歯を活かせる(抜歯しない)(35.9%)』『日常生活への影響が少ない(34.0%)』と続きました。

最初の質問では、歯列矯正治療に対して『費用が高額』『治療期間が長い』というイメージを抱いている方が非常に多く、その他にも『治療中の痛みが強い』『抜歯が必要』などのネガティブなイメージを抱いている方も少なくありませんでした。
また、現在矯正治療中の方の中には、抜歯をしてから後悔しているという方もいましたから、そういったネガティブなイメージを払拭できるような歯列矯正治療が、患者さんにとって理想的な治療のようです。

では、実際に歯列矯正治療を行っている方は、現在の治療法がそういった「求めること」にどれだけ応えてくれていると感じているのでしょうか?

そこで、現在歯列矯正治療中の方に、「現在行っている治療法はその求めに応えてくれていますか?」と質問したところ、『ある程度そう思う(53.3%)』という回答が最も多く、次いで『あまりそうは思わない(24.2%)』『とてもそう思う(16.8%)』『全くそうは思わない(5.7%)』と続きました。

現在の治療法が、求めることに対して応えてくれていないと感じている方は決して少なくないという現状が浮き彫りとなりました。
患者さんにより多くの選択肢を提供し、希望に沿った治療ができるようにしていくことが、これからの矯正歯科医には求められていると言えそうです。
 

  • 【二度と生えない永久歯!】非抜歯矯正は最有力候補!?

患者さんが求める矯正治療と実際の矯正治療には乖離が見られることが分かりました。
先の質問では、歯列矯正治療のためとはいえ、抜歯することに抵抗があるという方は7割以上に上った一方で、実際に歯列矯正治療を行っている方の半数以上が治療のために抜歯し、そしてそれを後悔している方も少なからずいることが分かっています。
抜歯の必要がないという選択肢があれば、そちらを選んでいた方も多いのかもしれません。

そこで、歯列矯正治療を検討している方、現在歯列矯正治療中の方双方に、「抜歯する必要がない矯正治療法があればその方法を選びますか(選んでいましたか)?」と質問したところ、実に8割以上の方が『はい(85.1%)』と回答しました。

抜歯をしないという選択肢があれば、そちらを選ぶ方が圧倒的に多いようです。
例え歯列矯正治療のためとはいえ、健康な歯を抜いてしまうことには強い抵抗があることが、この結果からも読み取れます。

■抜歯しない矯正治療法があればそちらを選びます!
・歯の本数は減らしたくない。老後のことを考えるとできるだけ抜きたくない(20代/女性/大阪府)
・抜かずに同等の矯正効果が見込めるなら、1本でも多く健康な歯を老後に残せるほうが良いと思うため(30代/女性/東京都)
・抜歯はできる限り避けたいからです。自分の歯を無駄になくしたくないから(40代/男性/新潟県)
・不必要な歯は無いと思うから(50代/男性/京都府)

などの回答が寄せられました。

大切な自身の歯を残したいというのが、みなさんに共通する想いと言えますね。
 

  • “非抜歯矯正”でご自身の歯を活かした矯正治療を受けましょう!

今回の調査で、歯列矯正治療を検討している方、今まさに歯列矯正治療中の方にとって、“抜歯”というハードルは相当高い様子が見えてきました。

綺麗な歯並びのためとはいえ、抜歯することに対する抵抗感は、そう簡単に払拭できるものではないようです。
現に、矯正治療のために抜歯したことを後悔している方も少なからずいらっしゃいました。

一度抜いてしまったら二度と生えることのない永久歯ですから、歯列矯正治療に入る前に、十分に考えて答えを出す必要がありますが、そもそも抜歯の必要がない“非抜歯矯正”ならば、そういった懸念もあらかじめ払拭できます。
もちろん、非抜歯矯正には解剖学的な限界がありますから、全ての症例に適用できる訳ではありません。
ですが、抜歯せずとも治療ができる可能性があるのなら、そちらを選びたい方は多いでしょう。

今回の調査結果からも、歯列矯正を検討している方、そして現在治療中の方の双方が、抜歯しない矯正に魅力を感じていることが分かりました。
これから歯列矯正を行う方は、治療中の方のご意見も参考にしながら、抜歯、非抜歯を含め、ご自身が納得できる治療法を選んでください。
 

  • 銀座矯正歯科は体への負担をできるだけ少なく、満足の高い仕上がりを目指して治療に取り組みます

今回、「歯列矯正のイメージと治療に求めること」に関する調査を実施した『医療法人社団 銀座矯正歯科』https://www.ginzakyousei.com/)では、
「歯を抜きたくない」
「既に歯を抜かれてしまっている」
といった患者さまの矯正治療を行う際に有効な、歯科矯正用アンカースクリューを使用した矯正歯科治療を行っています。

歯を動かすときに、力の支えとなるところ(固定源)としてインプラントを併用する治療法ですが、この方法では歯の骨の近くに歯科矯正用アンカースクリューというビスを埋め込み、歯を移動させていきます。

歯科矯正用アンカースクリューは、2012年に厚生労働省の認可を受けた治療方法です。
また、当院で行っているヘミオステオトミー・コルチコトミーと併用することで、矯正にかかる治療期間を大幅に短縮できる可能性が高くなります。

【歯科矯正用アンカースクリューの目的と種類】
歯科矯正用アンカースクリューは、従来のヘッドギアーなど固定源を強化する装置の代わりに使用します。
ヘッドギアー等でみられる使用時間のばらつきがないため、確実に歯が動きます。
また、従来では難しかった歯の移動も可能になってきています。

目的にあわせて2種類の歯科矯正用アンカースクリューがあります。

★スクリュータイプ
通常スクリュータイプの歯科矯正用アンカースクリューは、サイズが小さいため埋入手術をしても腫れ上がることはまずありません。
しかしながら、埋入部位は歯と歯の間であまり大きな力をかけることができないので、多くの歯を一度に移動させることはできません。

しかし当院オリジナルのフカサワインプラントは従来のものより大きなスクリューを顎骨に埋入することで、大きな力をかけ、多くの歯をいっぺんに移動させることを可能にしました。
スクリュータイプなのでカラダへの負担も少なく、術後大きく腫れ上がることはほとんどありません。

★プレートタイプ
世界で初めて考えたのは、日本の菅原先生と言われています。
プレートタイプは大きなインプラントなのでスクリュータイプよりも多くの歯をいっぺんに移動することができます。
しかし欠点としては腫れが大きいことです。
 

  • 当院理事・顧問の深澤 真一はICOI日本法人の常務理事を務めています

銀座矯正歯科の理事・顧問の深澤 真一は、1972年設立の国際的な口腔インプラント学会『ICOI(International Congress of Oral Implantologists)』日本法人の常任理事を務めております。

ICOIは、すべての患者さまによりよい歯科治療を提供するため、歯科医療従事者のインプラント教育に努めており、世界最大規模のインプラント学術団体であると同時に、インプラントの継続教育を提供する最大の機関としての役割も果たしています。

会員は一般歯科医から口腔顎顔面外科医、歯周病専門医、補綴専門医、歯内療法専門医、歯科矯正医、歯科技工士、歯科衛生士、研究者、大学教員、歯学部生、卒後研修医、歯科業界の代表者など幅広い領域にわたっています。
 

  • 当院はインプラント・セーフティー・マークを取得しています

2012年5月、当院はNPO法人歯科医療情報推進機構(IDI)によるインプラントセーフティマーク(ISM)の認定審査に合格、「安心・安全な医療環境である」と認められました。

『インプラント・セーフティー・マーク(ISM)』とは、安全・安心なインプラント治療を受けたいと考える国民に対し、正確で信頼できる情報を提供するために、歯科医療機関の第三者評価機関であるNPO法人歯科医療情報推進機構がISM基準に定められた「安全性」を、「環境」「技術」「運用」の観点から総合的に評価し、一定レベル以上にあると認定した歯科医療機関にだけ付与し、使用を許諾する安全・安心の信頼マークです。

当院は理事・顧問の母校であるニューヨーク大学のインプラントシステムを実践しています。
『インプラントセーフティーマーク(ISM)制度』の審査を受けた理由は、患者さまに“安全な治療”を選んでいただけるようにするためです。

「患者さまの安全を第一に考えている」ことが客観的に評価され、より一層安心して患者さまに治療を受けていただけるのではないかと思っております。

当院ではアンカースクリューやアンカーインプラントによる矯正治療を開業当時から行っていますが、これまで上顎洞炎、副鼻腔炎、インプラントやスクリューの破折などの事故はだだの一度もありません。

詳細は「銀座矯正歯科」スタッフ・ドクターズブログをご覧ください。
https://www.ginzakyousei.com/staffblog/s/2021/05/post_416.html
 

  • 第9回IOC国際矯正歯科学会において、矯正用アンカースクリューについて発表いたしました

2020年10月に開催された第9回国際矯正歯科会議世界大会において、当院で行っている矯正用アンカースクリューについての発表が行われました。

https://www.speeddental.com/wp-content/uploads/2021/04/ioc20210409.pdf

当院では患者さまのニーズに合わせて治療期間のスピードコントロールができる治療法として、常に新しい技術を取り入れています。
単純に早さだけを追い求めているわけではありません。
あくまでも、患者さまの望みを念頭に置き、体への負担をできるだけ少なく、満足の高い仕上がりを目指して治療に取り組みます。

4,000件以上の症例、20年以上の歴史をもつ銀座矯正歯科なら、患者さまに安心と信頼をお届けできることをお約束します。
歯並びでお悩みの方、まずは銀座矯正歯科のカウンセリングでご相談ください。

■​医療法人社団 銀座矯正歯科:https://www.ginzakyousei.com/
■資料請求・お問い合わせ:https://www.ginzakyousei.com/contactssl.html
■TEL:03-3567-5454
■「銀座矯正歯科」スタッフ・ドクターズブログ:https://www.ginzakyousei.com/staffblog/s/

調査概要:「歯列矯正のイメージと治療に求めること」に関する調査
【調査期間】2021年6月9日(木)~2021年6月13日(日)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】1,053人(①歯列矯正治療を検討している男女524人 ②現在歯列矯正治療中の男女529人)
【調査対象】①歯列矯正治療を検討している男女 ②現在歯列矯正治療中の男女
​【モニター提供元】ゼネラルリサーチ

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