グッドライフデザインとトータルブレインケア、認知機能トレーニング&チェックツール「CogEvo」で提携

株式会社トータルブレインケアのプレスリリース

株式会社グッドライフデザイン(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:樋口 廣)と株式会社トータルブレインケア(本社:兵庫県神戸市、代表取締役社長:河越眞介、以下トータルブレインケア)はこのほど、トータルブレインケアが開発・提供する認知機能トレーニング&チェックツール「CogEvo(読み:コグエボ、以下 CogEvo)」の販売パートナーシップ契約を締結しました。本契約に基づき グッドライフデザイン は、CogEvoの法人向け販売を本日より開始し、健診事業(地域・企業)への活用や、従業員のパフォーマンスアップならびに高齢者雇用を進める企業向けサービスの開発・拡充を支援してまいります。

高齢化の加速に伴い、国内の認知症患者は年々増加しており、内閣府によれば 2012 年に 462 万人だった認知症高齢者は 2025 年には730 万人※1 に達すると推計されています。一方、年々労働人口における65歳以上の高齢者の割合は増加傾向にあり、仕事をしている60歳以上の9割近くが70歳以上まで働きたいとされる中、企業は高齢労働者に対し、多様な就業機会の提供が望まれています※2。

CogEvoは、手軽に認知機能のトレーニングとチェックができるクラウドサービスとして 2016 年に発売されて以降、医療機関・介護施設をはじめ、企業の健康経営支援やスポーツ選手の脳振とう復帰プログラムなど幅広い分野で活用が広がっています。中でも「個別健康の最大化」を目指した健康“生き活き”羅針盤リサーチコンプレックス(中核機関:国立研究開発法人理化学研究所)が実施する「健康計測」の認知機能測定ツールとしての採用や、ナショナルプロジェクトであるJ-MINT研究において総合機能評価(初回評価時・経過観察時・研究終了時)のひとつとして用いられている※3など、認知機能の評価指標として高く評価されています。 

グッドライフデザインでは、本格的な超高齢社会において大きな介護負担となる、脳卒中・認知症・フレイル・骨折などのリハビリ・予防サポートを新たな重点領域として取り組みを開始しています。特に、認知症では、発症予防に向けた、認知機能低下への早期発見と早期対応(生活改善)が、まだまだ進んでいないと認識しています。本提携においてもこの一環として、地域コミュニティ・各種健診・再雇用により高齢化の進む企業などで、ご自身の認知機能レベルへの気づきの機会を多く醸成することにより、認知症予防としての社会貢献をめざします。 

両社は本提携を通じ、健診事業者や健康経営とりわけ高齢労働者雇用に注力する企業向けに CogEvo 導入を推進し、超高齢社会の課題解決に貢献してまいります。 

「CogEvo」について
CogEvo は、12 種類のゲームを通じ、楽しみながら手軽に認知機能別トレーニングと認知機能チェックができるクラウドサービスです。CogEvo の特徴は、正答率だけではなく作業時間も測定することで、認知機能の軽微な変化に気づくことが可能であること、「自分自身で感じられる達成感」「ほめてくれる仕組み」といった学習科学の要素を取り入れていることが挙げられます。既に医療機関や介護施設、薬局など約 600 件の導入実績があり、スポーツ選手の脳振とう復帰プログラムや企業の健康経営サポート等、医療関係以外の分野においても導入が進んでいます。また、CogEvo パーソナルでは、測定結果を家族と共有できる仕組みを備えており、離れて暮らす高齢者の見守りサービスとしても利用できます。 

グッドライフデザインについて
株式会社グッドライフデザインは、“新しい『地域ヘルスケアモデル』の構築を通じた一人ひとりのグッドライフの実現”を目指し、地域の医療機関・介護福祉施設・企業・健康保険組合等のサポート事業(検体検査所・健診サポートサービスなど)および、各種メディカル・ヘルスケア関連商品・サービスの提供事業(保険薬局・ケアサービス・医療・福祉機器など)を展開しています。
詳細は、WEBサイトhttp://www.goodld.com/をご覧ください。 

トータルブレインケアについて
株式会社トータルブレインケアは、「認知機能の見える化」で、人々が主体的に QOL の向上と真の健康を手に入れ、生涯現役を実現すると共に、医学・医療・介護分野で培ったエビデンスと実績により、健康経営・ヒヤリハット・スポーツ分野においても、様々なソリューションと共に次世代型ヘルスケアビジネスを創造し続けます。詳細な公式 WEB サイトhttps://tbcare.jp/をご覧ください。 

※1 出典:「平成 29 年版高齢化白書」(内閣府)
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html
※2 出典:「令和2年版高齢社会白書(全体版)」(内閣府)
https://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2020/html/zenbun/index.html
※3 出典:認知症予防の多因子介入試験,研究代表:国立長寿医療研究センター 荒井理事長(通称J-MINT研究) 
* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です

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