コーセー、主要工場等でRSPO(※1)サプライチェーン認証を取得し 持続可能な原材料の調達を推進

株式会社コーセーのプレスリリース

 株式会社コーセー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林 一俊)は、このたび、持続可能な原材料調達の取り組みとして、主要工場である群馬工場・狭山工場、本社・関連拠点において、RSPOサプライチェーン認証を取得しました。
(※1)RSPO:Roundtable on Sustainable Palm Oil(持続可能なパーム油のための円卓会議) 
https://rspo.org/

 パーム油は、東南アジア等を中心に生産されるアブラヤシから採取され、世界で食品などの多様な用途に使用されている植物油で、その一部は化粧品原料としても用いられています。一方で、そのプランテーション開発に関わる熱帯雨林の破壊などの環境面や労働など人権面での問題が指摘されてきました。
 このような中、当社グループは、2019年にRSPOに加盟、2020年には持続可能なパーム油のための日本ネットワークであるJaSPON(Japan Sustainable Palm Oil Network)にも参画し、持続可能なパーム油の調達と消費に向けた取り組みを始めました。同年4月には、当社グループのサステナビリティ目標と戦略をまとめた「コーセー サステナビリティ プラン(※2)」にて、2030年までに「責任あるパーム油の調達」を100%にする目標を掲げ、全社で達成に向けて取り組んでいます。
(※2)コーセー企業情報サイト「コーセー サステナビリティ プラン」 
https://www.kose.co.jp/company/ja/content/uploads/2021/04/20210430.pdf

 また、当社グループは、サプライチェーンにおける人権課題等の把握をさらに進めるため、2021年10月に、Sedex(※3)(Supplier Ethical Data Exchange)に参加しました。今後は、そのプラットフォームを活用してサプライヤー様とのエンゲージメント強化を図り、持続可能な原材料の調達を推進していきます。
(※3)Sedex:グローバルサプライチェーンの労働条件改善のためのデータを管理・共有する、英国を本拠地とするNPO会員組織
Webサイト https://www.sedex.com/ja/

 ■コーセー 企業サイト サステナビリティ
・「サステナブルなパーム油への対応」 

https://www.kose.co.jp/company/ja/sustainability/environment/commodity/
・「サプライチェーンマネジメント」 
https://www.kose.co.jp/company/ja/sustainability/scm/

  • サプライチェーン認証(SCCS認証)とは

 SCCS:Supply Chain Certificate Systemの略。認証パーム油を使用して作られた製品を取り扱う、製造・加工・流通過程でSCCS認証の要求事項を満たしているかを認証する制度。

 

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