TISインテックグループのプレスリリース
TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 安史、以下:TIS)は、中国のAIoT技術開発企業 南京苗米科技有限公司(Miaomi Technology)(本社 中国江蘇省南京市、総裁:蘇瀚、以下:苗米科技社)と資本・業務提携したことを発表します。
特に医療・介護分野においては、従来のカメラやウェアラブル機器と異なり対象者の活動の様子(歩行追跡、転倒、睡眠、寝返り等)やバイタルデータ(心拍、呼吸)を無線センサーのみを用いて非接触で、プライバシーを保護しながら、高精度かつ継続的に収集することを可能とし、24時間の介護支援に役立てることができます。
TISはIoT関連サービスの拡充を推進しており、様々な領域に応用可能な苗米科技社の無線センシング技術は、現地中国だけでなく日本、及びASEAN地域においても付加価値の高いITサービスを提供できると考え、苗米科技社との資本・業務提携を決定しました。
まずは苗米科技社の得意とする医療・介護分野において、以下の計画を推進していきます。
① 無線センシング技術を活用したヘルスケアソリューションの開発・提供
TISの中国現地法人の提愛斯数碼(上海)有限公司(本社:上海市、総経理:朱 磊、以下:TISI上海)、苗米科技社と協業し中国内の病院・介護施設に対して見守りサービスをSaaS型で提供します。
② 無線センシング技術を活用した認知症に関する共同研究
TIS、TISI上海、苗米科技社の3者で、アルツハイマー型認知症に関する共同研究を実施します。苗米科技社が提携する南京市などの総合病院・介護施設の協力のもと、対象者の行動をWiFiやMicroWaveで検知・収集し、それらと既存データをAIを用いて解析することで、発病前の特徴的な異常行動を特定し、病状の早期検知、認知症ケアへの適用を目指します。
苗米科技社について(http://www.wieyes.cn/)
苗米科技社は2017年に南京で創業したAIoTの技術開発企業で、最先端の無線センシング領域においてトップレベルの技術を有し、中国では既に保険会社、老人ホーム、ホテルなど各業界の大手企業にサービスを提供しています。
<南京苗米科技有限公司の概要>
社名 : 南京苗米科技有限公司(Miaomi Technology)
設立 : 2017年
資本金 : 17.7百万元 *資本剰余金を含む出資後の金額
代表者 : 蘇瀚
主要事業 : 無線センシング技術の開発、サービス提供
TIS株式会社について(https://www.tis.co.jp/)
TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信などさまざまな業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。
提愛斯数碼(上海)有限公司(TISI上海)について(https://www.tisi.com.cn/)
TISの中国現地法人であり、上海市を拠点に現地の日系企業、及び中国ローカル企業に対し、SI・受託開発に加え、ITインフラの導入・保守・サポート、ERPシステムを核としたソリューションサービスを提供しています。
TISインテックグループについて
TISインテックグループはグループ社員約2万人が一体となって、強みを活かし、国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客様のビジネスを支えるITサービスを提供しています。デジタル技術を駆使したムーバーとして、未来の景色に鮮やかな彩りをつけていきます。
※ 記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
※ 記載されている情報は、発表日現在のものです。最新の情報とは異なる場合がありますのでご了承ください。
◆本件に関するお問い合わせ先
TIS株式会社 グローバル事業部 グローバル事業企画部
TEL:03-5337-4397 E-mail:global@ml.tis.co.jp
TIS株式会社 DXビジネスユニット ヘルスケアサービスユニット ヘルスケアサービス企画営業部
TEL:050-1702-4053 E-mail:healthcare_sales@ml.tis.co.jp