パス株式会社のプレスリリース
パス株式会社(東京都渋谷区:代表取締役 髙橋 勇造、東証二部 コード番号3840)及び連結子会社である株式会社アルヌール(東京都渋谷区:代表取締役 髙橋 勇造、以下「アルヌール」)は、北海道医療大学薬学部(以下「北海道医療大学」)及び株式会社漢方医科学研究所(以下「漢方医科学研究所」)との三者間で共同研究契約を締結し、「微細藻類由来フコキサンチンによる大腸がん化学予防」(以下「本共同研究」)を2021年12月27日より開始します。
〔研究試薬用フコキサンチン粉末〕
本共同研究では、主に、フコキサンチンによる大腸がん化学予防効果を検討致します。研究により、大腸腺がん発症予防効果及びその分子制御機構が解明されることが期待でき、将来的には、がん患者へ投与する原薬となるよう、知見を重ねていく第一歩となります。その他、フコキサンチンをがん以外の生活習慣病の予防へ有効な食品添加物やサプリメントとして販売することを目指し、マウスを用いて、フコキサンチンによる抗肥満効果や抗糖尿病効果等の検討も進めてまいります。当社は、微細藻類由来バイオマスを連続培養し、本共同研究に使用する全てのバイオマスの提供及びフコキサンチンを抽出・精製し、新薬候補物質の探索研究開発をおこなう漢方医科学研究所の協力のもと、研究で使用する高純度フコキサンチンを提供してまいります。
現在、生活習慣病の罹患者は、世界で20億人を超えております。今回の共同研究により、当社の提供するフコキサンチンが確かなエビデンスを持つ生活習慣病予防製品の原材料として、世界の多くの方々へお届けできるよう研究を進めてまいります。
本共同研究にご参加いただけることになりました北海道医療大学薬学部の寺崎将准教授は、フコキサンチンの研究を長年行ってきており、最近では、「Suppression of C-C chemokine receptor 1 is a key regulation for colon cancer chemoprevention in AOM/DSS mice by fucoxanthin. J Nutr Biochem, 99, 108871, 2022」の学術論文を報告しております。現在は「フコキサンチンによるがん予防」の研究テーマを、大腸がんだけでなく膵臓がんへ拡大しておられます。詳細については下記記載の北海道医療大学のホームページをご参照ください。
(ホームページURL:http://www.hoku-iryo-u.ac.jp/course-guide/course/pharm/kankyo-eisei/top/)
■北海道医療大学について
https://www.hoku-iryo-u.ac.jp/
名 称:北海道医療大学 薬学部
所 在 地:北海道石狩郡当別町金沢1757番地
■株式会社漢方医科学研究所について
会 社 名:株式会社漢方医科学研究所
所 在 地:大阪市北区西天満1丁目7番20号
代 表 者:代表取締役 大城 日出男
創 立:1991年7月
事 業 概 要:薬用植物成分由来の新薬候補物質の探索研究開発、高機能健康食品の研究開発と販売、漢方医薬品・健康食品の臨床試験受託、日本国内農業事業者との連携による生薬の栽培
■パス株式会社について
https://www.pathway.co.jp/index.html
会 社 名:パス株式会社(PATH corporation)
東京証券取引所 市場第二部 証券コード3840(2007年3月上場)
本 社:東京都渋谷区神宮前六丁目17番11号 JPR原宿ビル
代 表 者:代表取締役 髙橋 勇造
創 立:1990年9月
資 本 金:547,337 千円(2021 年9月 30 日現在)
事 業 概 要:通信販売事業(美容・健康)
■株式会社アルヌールについて
https://www.alnur.jp/
会 社 名:株式会社アルヌール
本 社:東京都渋谷区神宮前六丁目17番11号 JPR原宿ビル
R&Dセンター:東京都豊島区高田一丁目25番3号
代 表 者:代表取締役 髙橋 勇造
創 立:2020年11月
資 本 金:30,000,000円
事 業 概 要:主に微細藻類を中心とした、バイオメディカル・ヘルスケア分野 における研究・開発と
製造販売・関連製品及び技術の輸出入販売