国内カラーコスメOEM No1.のトキワによる第2回アクセラレータープログラム「TOKIWA Lab.」、採択2社の受賞アワードが開催、トキワの新サービス「TOKIWA KOBO」の紹介も

株式会社トキワのプレスリリース

コロナ禍で苦戦を強いられているスタートアップをサポート

 「RETHINK, REBUILD. Building Sustainable Systems for All.(これからの続けられる社会とは)」をテーマに開催されたMASHING UP conference vol.5。様々なディスカッションが展開される中、トキワは昨年に引き続き開催された「美をカタチに『第2回ビューティーアクセラレータープログラム』」にて、激戦の中から採択された2社を表彰するセレモニーを行いました。

 

 本プロジェクトの対象となるスタートアップ企業にとって、ビューティー分野における製品製造や販売店舗の開拓、営業戦略、投資家への交渉に必要な事業計画・運用資金計画の作成は大きなハードルになっています。特に、昨年以降のCOVID-19 の影響は、資金調達や人材確保、流通網の整備などに大きな影響を与えており、多くの新規事業が延期、中止に追い込まれているのです。そのような厳しい環境下の新規事業の育成を応援する為に、第2回のトキワのアクセラレータープログラムは開催されました。

  2021年6月から募集が始まり、同年8月から約2か月間の審査期間を経て今年度のビューティーアクセラレーターログラムで最終審査に残ったのは38社のうち7社。その中から最終的に「Cosme Hunt Japan株式会社」「MANAKABURA」の2社が採択され、今回の受賞アワードが開催される運びとなりました。
 

 

TOKIWA Lab.の紹介をするトキワインターン生の水野

 
 トキワのインターン生である水野よりTOKIWA Lab.の紹介が行われた後、採択2社によるプレゼンテーションと表彰が行われました。

 

MANAKABURA代表の成田梨沙さん

 一組目はMANAKABURA代表の成田梨沙さん。ジェンダーフリーサステナブルコスメブランドがコンセプトのMANAKABURAは、どんなジェンダーの人でも選択でき、手に入れたくなる最初のジェンダーフリーコスメとして眉の商品を提案しました。

 本人と事業のブランディングの方向性が明確であり、継続的にSNS・PRで本人のブランディングを強化しながら、眉に特化した事業計画・サイト運営を行うことが出来れば十分に事業機会があるという点と、トキワの強みであるアイライナー、アイブロウの魅力を最大限に引き出してくれるのではないかという当社研究開発陣の期待があり、それらを評価し採択に至りました。

 

米国在住の為VTRで出演した、Cosme Hunt Japan株式会社代表の高橋麻衣さん

 二組目はCosme Hunt Japan株式会社代表の高橋麻衣さん。Cosme Hunt Japan株式会社は、日本の化粧品・コスメ好きな世界の人々に、J-beauty商品・情報をお届けするECプラットフォームで、アメリカのミレニアル層をメインターゲットに2018年にサンフランシスコで創設されました。そのCosme Huntが実現を目指すのは、白人の消費者を考慮する偏った欧米の美容業界において、アジア人向けのカラーバリエーションが豊富なBBクリームなどの開発・販売です。

 

 欧米・中国・アジアでのJ-Beautyの拡大はトキワの戦略の一つでもあり、事業シナジーに期待が持てること、米国でのカラーコスメ製品の使用習慣理解に基づいた事業計画を評価し、採択に至りました。

 

●審査員の方々からの講評

左からトキワの副社長 金井博之、ファーメンステーション代表取締役 酒井里奈さん、カーライル・ジャパン・エルエルシー マネージングディレクター 渡辺雄介さん

 

  • アイスタイルBeautyTech.jp編集長 矢野喜久子さん

 トキワのOEM企業としてのアクセラレータープログラムは世界に先駆けるものとして注目していました。サステナブルなものづくりへの哲学、そしてスタートアップの立場に寄り添うビジネス支援の仕組みも素晴らしいです。今回はよく考えられた応募が多く、化粧品が持つポテンシャルやこれからの時代の化粧品の在り方を強く感じました。Cosme HuntのBBクリームなどの多色展開は、ありそうでないを叶える素晴らしいアイデアだと思います。MANAKABURAの提案はJビューティーらしさがあり、ジェンダーフリーで環境にも配慮したカートリッジ形式で、トキワの強みとしっかりマッチしており海外にも進出できるポテンシャルを感じました。
 

  • ファーメンステーション代表取締役 酒井里奈さん

 弊社もスタートアップでして、応募される方の気持ちがよくわかる立場で参加をさせていただきました。去年に引き続き今年も、本当にトキワの皆さんと審査員の皆さんが熱い審査をしているということをまずお伝えしたいなと思いました。私自身もいろいろなアクセラプログラムに応募しましたが、ここまで寄り添ってくれるプログラムはなかなかありません。事業計画やビジョンやミッション等、スタートアップのアドバイスをしながら伴走してくれるこのプログラムが改めて素晴らしいと感じました。スタートアップとしては、やりたい思いがどれだけ強いか、自分がやらなければならない理由がどれだけあるかが大事だと思っています。最終的に採択された2社のお二人を、一消費者としても同じスタートアップとしても応援していきたいです。
 

  • カーライル・ジャパン・エルエルシー マネージングディレクター 渡辺雄介さん

 今は本物でないとモノが売れない時代で、特にZ世代はそこに共感性が無いと買いません。成田さんの強い思いはプレゼンにも表れていましたし、シンプルに伝わってきて本当に感動しました。眉に特化しているということ、成田さん自身がアイリストであること、本物のブランドのストーリーテリングのマーケットがあるということ、これらの組み合わせは成功のポイントがあると思っています。ビジネスプランの作成を通して支援していきたいです。Cosme Huntは、今ある受容と供給のミスマッチを正確に捉えて具体的な商品設計をされている点でビジネスプランの完成度の高さを感じました。

●カラーコスメ業界の常識を覆す、トキワの新サービス
 また、授賞式の後にはTOKIWA Labの今後の展望や、トキワの新サービス「TOKIWA KOBO(トキワ工房)」について紹介しました。

  TOKIWA KOBOは高品質な製品を超高速・小ロットで開発し初期費用の抑制や在庫負担軽減をも可能にする、カラーコスメ業界に新たに参画したいと考えている方々のための画期的な生産委託サービスです。TOKIWA KOBOでは、主に以下3点の実現が可能となります。

     

  1. カラーコスメ国内受託製造トップシェアのトキワが保有する200種類以上の開発知財を活用し、トキワの持つ処方と容器の10,000パターン以上のカスタマイズが可能なワンストッププロダクト開発
  2. 独自プロセスによる、最短2か月(60日)~という超高速プロダクト開発
  3. 専門工場(TOKIWA Lab.)による最小発注ロット1000個~の小ロット開発対応

 

「TOKIWA KOBO」では、さいたまの川口市にオープンした「APD Lab.」にて、実際に商品製造のプロセスをご覧いただき、お客様の理想的な商品の具現化を一緒に行っていきます。また、専属のクリエイターサクセスマネージャーがカウンセリングを行い、化粧品開発知識を持たれていない方でも、円滑に事業を立ち上げを実現するサポートも実施しております。

 短時間かつロット数を抑え、理想的なコスメ製造が可能なTOKIWA KOBOのHPは以下のURLよりご確認いただけます。
https://www.tokiwa-corp.com/kobo/

過去のウェビナーはこちら
https://youtu.be/a2CbxRFgWSM

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・note
 アカウント名:TOKIWA Lab.
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●株式会社トキワについて

「世界中に美と感動と喜びをお届けする」という使命のもと、国内外の化粧品業界をリードする大手メーカーの各ブランド向けに「競争力と独創性に富んだ製品」を開発・製造しています。「化粧品容器」だけではなく「化粧品内容物」も研究開発から製造までを一貫して手がけ、国内ではカラーコスメ受託製造市場で約25%を保有しNO1. のポジションを獲得しており、世界でも五本の指に入る規模となっております。

また、トキワは、持続的な事業成長とサステナビリティの追求(MAXMIMUM SAFETY, MINIMUM IMPACT)の両立を実現する為に、世界的にも例を見ないCHIEF CLEAN BEAUTY OFFICER (クリーンビューティー推進責任者)を2020年からおき、本格的なESG経営に取り組んでいます。

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