りらいぶが機能性衣類「リライブウェア」の検証試験で、筋硬度や血流の改善効果を確認

株式会社りらいぶのプレスリリース

身体機能改善の研究・商品開発を手がける株式会社りらいぶ(旧㈱身体機能研究所、本社・仙台市、代表取締役・佐々木貴史)は、身体機能へのアプローチを目的とした機能性Tシャツ「リライブシャツ」と、機能性アンダーウェア「リライブパンツ」の着用による身体への影響の効果検証試験を第三者の検査機関で実施したところ、着用から2週間で被験者の筋硬度や血流の改善のほか、血流改善に伴う疲労回復や可動域の向上、筋力のアップといった相乗効果を確認しました。効果検証試験は、被験者の主観的バイアスを除去する臨床試験の二重盲検試験で実施したことから、試験結果の信頼性は高いとみています。

  1. 効果検証試験の概要

効果検証試験は、リライブシャツ・パンツの着用により、血流や筋硬度をはじめとする体組成への影響の検証を目的としました。参加者は首や肩、腰に違和感や痛みのある30歳以下、59歳以上の健常な男女14人(男性7人、女性7人)であり、試験機関の株式会社TFCラボ(東京都杉並区)が、参加者をリライブシャツ・パンツ着用群と、同素材に鉱石のシートを付着させていないプラセボ(*1)のシャツ・パンツ着用群の2群に分ける二重盲検試験としたうえで、着用前と着用後、2週間後の検証項目結果の経時比較と群間比較をTFCラボ測定室で実施しました。

 *1:プラセボとは、見た目や重さなど、物理的特性を可能な限り被験品に似せ、かつ改善効果を含まないものを示します。
 

  • 試験概要
被験対象者 年齢30歳以上59歳以下の健常な日本人男女14人
被験品対象 リライブシャツ・パンツ
試験機関 株式会社TFCラボ
試験スケジュール 2022年10月28日〜同12月10日の6週間

経時比較と群間比較をした検証項目は、測定機器によって計測した首・肩・腰の筋硬度や血流速度を含む11項目と、腕や腰の稼働、疲労感、ストレスなどを聞き取った主観アンケートを加えた12項目としました。

 

    リライブシャツ・パンツの効果検証試験で検証した項目
 

  • 測定結果

 

  • 身体機能の改善に重要な血流速度や筋硬度で有意差が認められる

身体機能の改善に重要とされる基礎データでは、血流速度と両腕の可動域・筋硬度のすべての指標で、有意な成果が出ました。このうち、血流速度は、リライブシャツ・パンツを着用した被験品群の着用前は43.43マイクロリットル/秒だったのに対して着用後が65.05マイクロリットル/秒、2週間後は64.9マイクロリットル/秒、プラセボ群の着用前は43.43マイクロリットル/秒だったのに対して着用後が42.00マイクロリットル/秒、2週間後は40.6マイクロリットル/秒となり、着用後と2週間後で有意差が認められました。

疲労によって硬くなるとされる筋硬度も、被験品群とプラセボ群で有意な差が現れました。具体的には、左腰部で、被験品群の着用前は20.61に対して着用後が16.79、2週間後は15.46、プラセボ群の着用前は20.61に対して着用後が20.14、2週間後は20.18となりました。右腰筋硬度は、被験品群の着用前は20.39に対して着用後が16.53、2週間後は15.68、プラセボ群の着用前は20.39に対して着用後は20.18、2週間後は19.96となり、左腰部と同様の有意差が明らかになりました。

 

  • 前屈やジャンプ力といったパフォーマンスで身体改善効果が明白に

前屈やジャンプ力、握力といったパフォーマンスでも、有意な差が明らかになりました。このうち、前屈は、被験品群の着用前は12.96㎝に対して着用後が6.46㎝、2週間後は2.96㎝、プラセボ群は着用前は12.96㎝に対して着用後が13.28㎝、2週間後は11.26㎝となり、着用後からすぐに体の柔軟性が上昇しました。

健康状態との相関性がある握力も、効果が鮮明に現れました。左握力量は、被験品群の着用前は25.96kgに対して着用後は27.61kg、2週間後は30.11kg、プラセボ群の着用前は25.96kgに対して着用後が26.08kg、2週間後は26.89kgとなり、2週間後に有意差が認められました。

右握力量も、被験品群の着用前は28.03kgに対して着用後は29.24kg、2週間後は31.29kg、プラセボ群の着用前は28.03kgに対して着用後が27.84kg、2週間後は27.95kgとなり、左握力量と同様に2週間後に有意差が出ています。

  • 身体の軽さや疲労感など、主観的指標の全7指標で有意差が認められる

主観アンケートで抽出した全7指標でも改善が見られました。このうち、「身体の軽さ」は被験品群の着用前は3.36点に対して着用後が4.43点、2週間後は6.93点、プラセボ群の着用前は3.36点に対して着用後が3.79点、2週間後は3.71点となり、2週間後に有意差が認められました。

このほか、疲労感では、被験品群の着用前は2.43点に対して着用後は3.64点、2週間後は6.29点、プラセボ群の着用前は2.43点に対して着用後は2.64点、2週間後は2.93点となり、着用後からすぐに改善が見られました。

  • 結論

本試験はリライブシャツ・パンツの着用により、血流がよくなり、血流改善の相乗効果として疲労軽減や体幹の強化、可動域の向上、筋力のアップが見込まれ、1回の着用より継続着用が優位な結果となりました。

また、試験期間中に身体の異常を訴える人もおらず、経過観察期間2週間後でも身体に異常を訴える人がいなかったため、安全性に関しても問題ないことが確認されました。
 

  • 研究商品概要

商品名  :リライブシャツ/プリントタイプ/Vネック/ポリエステル
カラー展開:全5色/8サイズ
価格   :8,800円(税込)
特許番号 :第6409143号

リライブシャツ/プリントタイプ/Vネック/ポリエステル
全5色/8サイズ
8,800円(税込)
特許番号第6409143号
 
リライブインナー
全3色/6サイズ
7,700円(税込)
 

  • リライブウェアについて

リライブウェアは、トルマリン・テラヘルツなどの鉱石の微粉末を練り込んだ特殊なプリントを衣類にプリントし、その鉱石の微弱な刺激により、人間本来の身体能力を引き出すことを目的とした衣類シリーズです。鍼灸のように経路を刺激し、身体が持つ本来の力を引き出すとされる間接テーピング技術も取り入れており、筋力や可動域、血流量、疲労感、睡眠の質、動作などへのプラス作用が期待されるといった特徴があります。

リライブウェアの基幹商品は、Tシャツとアンダーウェアのパンツです。Tシャツは2018年9月に特許を取得しました。現在も類似商品の開発に努めており、ノースリーブのインナーやスポーツインナー、スパッツ、ソックスなどの衣類を開発する予定です。    

  • リライブウェアの実証実験について

株式会社りらいぶは、リライブウェアの効果を検証するため、自治体や民間の検証機関の協力を得て実証実験を行ってきました。

自治体との実証実験は、北海道妹背牛町や大阪府守口市など4自治体で、実施しました。このうち、高齢者向け介護施設や林業会社の従事者約30人に行った岡山県新庄市との実証実験では、腰痛を感じる割合や立位体前屈での柔軟性など全26項目で、被験者より身体の変化が評価されるとともに、被験者の約8割が変化を認識しました。

民間の検証機関との実証実験は、健康食品・化粧品の効果測定に関する試験業務を手がける株式会社TFCラボとともに実施しています。2021年2月に行った前回調査では、30〜40代の女性15人が参加し、被験者の多くで可動域や握力量、背筋力量が向上するとともに、日々の疲労感が軽減されたと明らかになりました。
 

  • 株式会社りらいぶについて

株式会社りらいぶ(旧㈱身体機能研究所)(*2)は、「世界中の人たちが心身ともに健康で、幸せな生活を作り上げることに寄与する。」という企業理念のもと、リライブウェアの開発・製造・販売を展開しています。2019年より販売開始した第一号商品のリライブシャツは、延べ15万着が販売されるヒット商品となりました。

*2:身体機能研究所は2023年1月1日から株式会社りらいぶに社名変更いたしました。
 

  • 【お問い合わせ先】

社名:株式会社りらいぶ(旧㈱身体機能研究所)
本社所在地:宮城県仙台市泉区長命ヶ丘 3-27-3オメガコートビル1階
代表取締役:佐々木貴史
事業内容:リライブウェアの開発・製造・販売・卸
設立:2017年10月
HP:https://shinken.biz
連絡先:info@shinken.biz / 022-343-1250
担当:菊地、鈴木、藤里

参考サイト
https://shinken.biz/relive/
https://www.atpress.ne.jp/news/325944
 

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