一般社団法人日本捕鯨協会のプレスリリース
世界で唯一母船式捕鯨を操業している共同船舶は、今年1月から2月までに自販機による無人店舗「くじらストア」を都内に2店舗(糀谷店、大町店)、横浜に1店舗(横浜元町店)、大阪に1店舗(大阪駅前店)の計4店舗を開店し、お刺身用の鯨肉や竜田揚げ、ステーキなどの冷凍加工食品や缶詰等の常温の加工食品を販売しています。
くじらストア出店の目的は、大手量販店が軒並み反捕鯨団体による嫌がらせを怖れ、鯨製品の取り扱いを控えている中、多くの消費者の皆様からの「どこに行けば鯨が買えるの?」といった声にお応えすると同時に、これまで原料メーカーに徹することで着目してこなかった末端の鯨肉市場の需要や動向についても情報を収集し、業界最大手として横断的に需要の掘り起こしやプロモーションに貢献することです。また、サンマやイカなどの水産資源を大量に(1日当たり体重の4%)捕食している鯨を適度に利用することで、海洋生態系のバランスを守り、海のSDGsにも貢献できることをパネルなどで来店者に向け情報発信する役割も担っています。
こうした出店目的やコンセプトから、くじらストアは本来、鯨製品の取り扱いを控えている大手量販店の近隣に出店し、買い物に訪れる消費者をターゲットにすることを意図しています。そうした中、横浜元町店だけは宝石店などが隣接するおしゃれで格式高い商店街に開設し、出店当所から客層に合わせて高級コスメ商品や健康食品を自販機のラインナップに加えることを計画していました。
今回のキャンペーンは新たに販売を開始するホエールコスメを消費者に実際にお試しいただくことで、商品の魅力を実体験していただき、将来のユーザーになっていただくことを狙いにしています。報道関係の皆様方にもぜひ当日くじらストアへお越しの上、キャンペーンの模様を取材していただきたくご案内申し上げます。
本件に関するお問い合わせは、下記の担当者までご連絡ください。
共同船舶株式会社/日本捕鯨協会 広報担当:久保 電話:03-5547-1940