サブタイトル:8割以上の方が、不足している栄養素を自覚することは難しいと回答。鉄欠乏の指標となる、フェリチンを知っているのは1割以下
リ・スタート株式会社のプレスリリース
健康な体と心を維持するためには、適切な栄養素の摂取が欠かせません。
食事から摂取する栄養素は、心の健康を保つのに重要な役割を果たしています。基本であるタンパク質に加え、例えば鉄などのミネラルや、葉酸・ナイアシンを含むビタミンB群は、心の健康に必要なセロトニンやドーパミン、並びに睡眠を促進する効果があるメラトニンの生成において大切です。
では、精神的不調を感じている人とそうでない人の食生活や栄養状態には、どの程度の違いがあるのでしょうか?
そこで今回、フェリチン検査サービスや分子栄養医学ヘルスケアサービスを提供するリ・スタート株式会社(http://www.re-start.co.jp/)は、直近半年の身体と精神状況について「悪い・とても悪い」と回答した女性504名/「良い・非常に良い」と回答した女性532名を対象に「メンタルヘルスと栄養素」に関する調査を実施しました。
<調査概要>
「メンタルヘルスと栄養素」に関する調査
【調査期間】2023年12月4日(月)~2023年12月5日(火)
【調査方法】リンクアンドパートナーズが提供する調査PR「RRP」によるインターネット調査
【調査人数】1,036人(①504人/②532人)
【調査対象】調査回答時に①直近半年の身体と精神状況について「悪い・とても悪い」と回答した女性/②良い・非常に良い」と回答した女性モニター
【モニター提供元】ゼネラルリサーチ
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具体的にどのような身体と精神的不調を感じている?
直近半年の身体と精神状況について「悪い・とても悪い」と回答した女性に「どのような身体的、精神的不調を感じていますか?」と質問したところ、『ストレスを感じやすい(64.3%)』と回答した方が最も多く、次いで『疲れが取れない(58.1%)』『不安を感じる(48.0%)』と続きました。
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身体的、精神的不調がある方とない方で食生活は違う?
ここからは、直近半年の身体と精神状況について「良い・非常に良い」と回答した女性を心身の調子が良い方、「悪い・とても悪い」と回答した女性を心身の調子が悪い方として、食生活や栄養状態についての意識・現状を比較します。
「1日の食事内容や嗜好品として当てはまるものをすべて選択してください」と質問したところ、以下のような回答結果となりました。
心身の調子が良い方
『スイーツや甘味類が好き(53.4%)』『菓子類の間食をする(47.7%)』『炭水化物(こめ類、パスタなど麺類)が多い(45.1%)』『野菜中心(29.0%)』『肉や魚が少ない(14.7%)』
心身の調子が悪い方
『スイーツや甘味類が好き(52.4%)』『菓子類の間食をする(51.0%)』『炭水化物(こめ類、パスタなど麺類)が多い(50.2%)』『野菜中心(20.2%)』『肉や魚が少ない(19.4%)』
心身の調子が良い方の方が野菜中心の食事ですが、また同時に肉や魚の不足を感じている方が少ないということが示されました。
次に、「普段の食生活でコンビニ・インスタントを利用する割合を教えてください」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
心身の調子が良い方
『1割未満(36.9%)』『2~3割程度(25.4%)』『1割程度(22.0%)』
心身の調子が悪い方
『1割未満(41.9%)』『1割程度(28.8%)』『2~3割程度(22.0%)』
わずかではありますが、心身の調子が悪い方の方が、コンビニやインスタントを利用する割合が高いようです。
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身体的、精神的不調がある方とない方で栄養に関する意識や知識は違う?
「メンタルヘルスには鉄・タンパク質・ビタミンB群やナイアシン、葉酸などの栄養素不足が深く関わっていることをご存じですか?」と質問したところ以下のような回答結果となりました。
心身の調子が良い方
『はい(42.7%)』『いいえ(57.3%)』
心身の調子が悪い方
『はい(29.0%)』『いいえ(71.0%)』
心身の状態が悪い方の方がメンタルヘルスと栄養素の関わりについて知っている方が少ないということが示されました。
続いて、「摂取する栄養素のバランスについてどの程度気を付けていますか?」と質問したところ、以下のような回答結果になりました。
心身の調子が良い方
『とても気を付けている(11.1%)』『気を付けている(59.4%)』『ほとんど気を付けていない(24.3%)』『全く気を付けていない(5.2%)』
心身の調子が悪い方
『とても気を付けている(6.8%)』『気を付けている(46.6%)』『ほとんど気を付けていない(34.7%)』『全く気を付けていない(11.9%)』
心身の調子が良い方の方が、栄養バランスに気を付けている方の割合が2割程度高いということが示されました。
「不足していると思う栄養素をすべて選択してください」と質問したところ、以下のような回答結果となりました。
心身の調子が良い方
『鉄(57.5%)』『カルシウム(36.5%)』『葉酸(35.7%)』『マグネシウム(30.5%)』『ビタミンC(28.6%)』『ビタミンB群(37.3%)』
心身の調子が悪い方
『鉄(59.7%)』『カルシウム(48.6%)』『ビタミンC(38.3%)』『葉酸(38.3%)』『ビタミンB群(37.3%)』『タンパク質(34.1%)』
心身の調子の良し悪しに関わらず約6割の女性は鉄が不足していると感じているようです。
また、心身の調子が悪い方は心身の調子が良い方と比較してカルシウム、ビタミンC、ビタミンB群、タンパク質が不足しがちであることが示されました。
また、特筆すべき点は基本となる栄養素であるタンパク質に対する必要性の認識が低いという事です。
そこで鉄・タンパク質が不足していると思うと回答した方にその理由を尋ねました。
■『鉄』または『タンパク質』の摂取量が不足していると思う理由とは
・レバーなどの鉄分をあまり食べない(50代/長崎県/「悪い」と回答した方)
・貧血だから(40代/愛知県/「良い」と回答した方)
・1日の必要な摂取量がとても多いので食事だけでは補えない(60代/千葉県/「悪い」と回答した方)
・肉や魚、乳製品などが前より量が食べられなくなった(60代/神奈川県/「非常に良い」と回答した方)
・鉄分が入っている食材が苦手(20代/東京都/「良い」と回答した方)
・肉、魚類があまり摂取できていないため(30代/愛知県/「悪い」と回答した方)
・貧血気味なので(40代/宮城県/「悪い」と回答した方)
肉類や魚類などをあまり摂取できていないことや、食事だけでは補えないと感じていることが挙げられましたが、貧血などの具体的症状があることで栄養不足を自覚する方もいるようです。
また、栄養不足かの自己判断について、具体的な指標を使用している方はほとんどおらず、食事内容や身体症状から推察している人がほとんどである事が示されました。
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どの栄養素が不足しているかを自覚するのが難しいと感じる女性は8割以上
「どの栄養素が不足しているのかを自覚するのは難しいと感じますか?」と質問したところ、『とても難しいと感じる(39.3%)』『ある程度難しいと感じる(45.8%)』と回答しました。
8割以上の方が不足している栄養素を自覚することは難しいと感じていることが明らかになりました。
そこで、鉄欠乏の指標となるタンパク質であるフェリチンの知名度について伺いました。
「「フェリチン」を知っていますか?」と質問したところ、『どんなものか詳しく知っている(7.2%)』『言葉だけ知っている(16.9%)』『知らない(75.9%)』という回答結果になりました。
詳しく知っている方はごくわずかで、9割以上の方が知らないことが明らかになりました。
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【まとめ】身体と心の不調を感じている方は必要栄養素が不足している可能性あり
調査結果から、心身の不調を訴える女性は、ストレスに敏感で疲労感や不安感を抱える傾向が高いことが明らかになりました。
また、これらの女性は、栄養バランスに気を付けていない傾向があり、特に鉄分やタンパク質を含む栄養素の不足を自覚している割合が高いことが示されました。
さらに、心身の状態に関わらず8割以上の方がどのような栄養素が足りないのかを自覚するのは難しいと感じており、栄養素について不足しているかの判断材料は非常に曖昧であるということが明らかになりました。
また、体内で鉄を貯蔵し、必要に応じて放出するためのタンパク質であるフェリチンについて知っている方はわずかであり、このような栄養状態を測る指標となる物質の知名度が低い事からことからも日本人女性の栄養摂取に対する意識の低さが伺えるのではないでしょうか。
健康な身体と心を保つためには適切な栄養素摂取が必要です。
食生活を見直し、どのような栄養素が不足しているかを自覚することが体調改善の第一歩と言えるでしょう。
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分子栄養学の観点から必要な栄養素について検査してみませんか
今回、「メンタルヘルスと栄養素」に関する調査を実施したリ・スタート株式会社(http://www.re-start.co.jp/)では、栄養素を分子レベルで解析し、必要な栄養素の補給を通じて健康の回復・維持を目指す分子栄養学の観点から、フェリチン検査をはじめとしたヘルスケアサービスを提供しています。
【つらい身体や心の不調の原因はフェリチン、タンパク質、ビタミンなどの栄養素不足かもしれません】
メンタル不調の一因として、栄養素の潜在的不足によるドーパミンやセロトニンなどの脳内神経伝達物質の合成低下が考えられています。
体と脳の代謝に最も大切なミネラルである鉄を貯蔵し、必要に応じて鉄を放出する鉄タンパク質であるフェリチンが足りなくなると、潜在性鉄欠乏症となり、めまい、だるさ、動悸、気分の落ち込み、イラつき、などの症状が心身に現れます。
しかし、フェリチンは通常の血液検査の標準項目にはなく、例え検査しても、結果が基準値内であると正常とみなされます。
なぜなら基準値とは統計値であり、日本の女性の半数が鉄不足であることから母数そのものが低いためです。
鉄不足にタンパク質不足やビタミン不足が重なると、原因不明の不定愁訴やうつなどの精神疾患のリスクが高まります。
自宅や職場で利用可能な血液検査キットを通じて、不足している栄養素を分析してみませんか。
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・血清フェリチン、血清鉄(Fe)の鉄2項目と生活習慣12項目を検査
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・検査結果は後日メールで通知
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■リ・スタート株式会社:http://www.re-start.co.jp/
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