サステナブルな食品の開発と普及を目指し、食品関連企業12社で「株式会社フードテックワン」設立

~「競争力のある」代替食品の開発などに取組む~

双日株式会社のプレスリリース

サステナブル(持続可能)な食品を開発し、国内外の消費者に競争力のある品質と価格で提供することを目的に、食品関連企業12社で、株式会社フードテックワン(以下「フードテックワン」)を設立しました。植物由来の代替肉などの共同開発を行い、早期の商品化を目指すとともに、フードテックに関する多様な取組みを実施していきます。

 健康志向の高まりにともなう菜食需要の増加に加え、全世界人口は2050年までに100億人に達し、2030年にはたんぱく質の需要に供給が追いつかなくなる「たんぱく質危機」が到来すると言われています。この問題の解決策として期待され、注目されているのが代替食品です。市場の成長が期待され、開発が進められているものの、日本の市場は品質や価格、消費者の認知度、食習慣としての定着などに課題があり伸び悩んでいます。

【フードテックワンのスキーム】【フードテックワンのスキーム】

 フードテックワンには、素材調達や加工食品の開発・製造業のみならず、食材卸や外食チェーン運営会社まで、食品流通の幅広い領域を担う企業が参画しています。すでに代替食品開発の実績がある企業や、肉料理の開発に強みを持つ企業などが互いの技術と知見を掛け合わせ、消費者のニーズを反映した商品開発を行います。さらに、調達から販売までのサプライチェーンを構築することで、競争力のある価格と味のおいしさを実現した代替食品の安定供給と普及・定着を目指します。

 フードテックワンは、新技術の発掘と参画企業による共創により、「食」に関する社会課題の解決に取り組んでいきます。

【フードテックワンの概要】

会社名

株式会社フードテックワン

設立日

2023年12月8日

本社所在地

東京都港区六本木3-1-1

代表者

池本 俊紀(双日㈱ リテール・コンシューマーサービス本部)

事業内容

代替食品やフードテックの開発、プロモーション、マーケティング

主な活動内容

・新技術(代替食品、バイオ燃料、DXなど)の発掘/

 オープンイノベーションの推進

・新しい生活様式への提案・貢献

・共同開発(素材、製品、メニューなど)

・産学連携の推進

 ・原料・資材の安定調達支援

株主構成

双日㈱、双日食料㈱:67%超、その他:33%未満

株主

㈱ADEKA、㈱エフ・リンク・コーポレーション、㈱JALUX

昭和産業㈱、双日㈱、双日食料㈱、デリカフーズ㈱

㈱松屋フーズ、マリンフーズ㈱、丸大食品㈱

 ミートワン㈱、ロイヤル㈱          ※五十音順

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