【開催報告】日本初の「重ね煮コンテスト2024」盛況で閉幕。重ね煮が紡ぐ人の想い、人とのつながり

日本重ね煮協会(鎌倉市)は、2024年3月19日、短時間で栄養豊富な食事にできる調理法「重ね煮」のアイデア料理を募る「重ね煮コンテスト2024」の本選を開催いたしました。

一般社団法人日本重ね煮協会のプレスリリース

本選へ出場した19作品

彩り豊かで食欲をそそるこれらの料理は、すべて重ね煮で調理されています。

 

 

「重ね煮のある暮らし」
そこには、必ず心があります。

 大切なご家族への想いや食材への感謝、自然への敬意など、ひとつひとつの作品から様々な心を汲み取ることができました。

審査の様子

「どれも美味しすぎて順位がつけられない…」と頭を抱えられていた審査員のメンバーたち。とはいえ、コンテストなので審査しなければなりません。

審査員7人は、出来栄えに感動しては審査に悩みを繰り返しつつ、厳選なる審査を行った結果、『重ね煮コンテスト2024』受賞作品が決定しました。

スープ部門

【最高金賞】
平家の落人そば米汁
大和泰子さん

【金賞】
手作り梅干しで作る鶏手羽野菜うめ〜スープ
鞍掛友子さん

煮物部門

【最高金賞】
鶏肉じゃがの爽やか塩レモン風味
久保田倫子さん

【金賞】
「夫痩せ」重ね煮 肉豆腐
渡辺すみよさん

バラエティ部門

【最高金賞】
野菜たっぷり鯖そぼろ丼、鯖汁付き
古川香織さん

【金賞】
3種のだんごdeおもてなし
渡辺由衣さん

そして、主催の私、
田島恵が選ばせていただいた
【特別賞】
白菜ミネストローネ
橋本真弓さん

以上7名の方の作品が受賞となりました。

受賞者のみなさま、改めておめでとうございます!

【コンテストの結びに。日本重ね煮協会主宰・田島恵より】

今年で2回目となる『重ね煮コンテスト2024』では、50作品のエントリーがあり、250名以上の方が投票に参加してくださいました。

本選に進出されて直接お会いすることができた参加者の皆さんがとても楽しそうに取り組まれたり、審査員の皆さんが悩みながらも重ね煮のおいしさにカラダもココロも元気になられたりと、印象的な場面がいくつもありました。

「重ね煮」を通して、作る人の特別な思いが伝わること、そして、人と人が新たに繋がっていくことを体感し、本コンテストの意義を感じています。

 健康になれる食事を調べれば、「塩分控えめ」「ビタミンたっぷり」「たんぱく質をしっかり」など体を整えるための様々な情報が溢れています。しかし、健康について考えたとき第一に目を向けるべきものは、人間ではなく、私たち人間を取り巻く自然なのではないでしょうか。

 

偉大な自然に寄り添い、自然の助けを借りる食事こそが、人を健康にする。

私はそう信じています。それを叶えるのが、重ね煮なのです。

本コンテスト参加の皆さんが食材や心身の健康に対して見せる姿勢や熱心に考え抜いた作品を通じて、強く確信しました。このコンテストのエントリーから投票、そして本選までの期間で、重ね煮の可能性への共感の輪をさらに広げることができました。

 「重ね煮コンテスト2024」に関わってくださった皆さんに心より感謝します。これからも皆さんの暮らしの中に重ね煮が共にありますように。

 

いそして、来年も『重ね煮コンテスト2025』を開催する運びです。
ぜひ、今から楽しみにしておいてください。

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