『表情筋研究所』が国立大学法人東京大学大学院医学系研究科皮膚科学との共同研究論文を発表

「CERTEC(Cell Energy Regeneration Technology)を搭載するデバイスを用いた顔面の老化に対する効果検証」に関する論文

ヤーマン株式会社のプレスリリース

「美しくを、変えていく。」をスローガンに掲げ、技術の力でグローバルに美の進化に挑み続けるヤーマン株式会社(所在地:東京都江東区、代表取締役社長:山﨑貴三代)の研究開発の拠点『表情筋研究所』は、東京大学大学院医学系研究科皮膚科学との共同研究「CERTEC(Cell Energy Regeneration Technology)を搭載するデバイスを用いてその効果検証をする研究」に関する論文を発表いたしました。その研究内容を記載した論文はアメリカの学術研究誌「Journal of Cosmetic Dermatology | Wiley 」内で公開されました。

「CERTEC(サーテック)」とは「Cell Energy Regeneration Technology」の略で、10kHz~200kHz未満の出力周波数と電極間距離を制御することで熱刺激と電気刺激を両立した熱電気刺激を肌に与えることができるヤーマンの新しいエイジングケア技術です。この技術の一般名称は「facial Neuromuscular Electrical Stimulation(fNMES)」にくくられ、顔面神経筋電気刺激としてEMSの分類になります。

論文では「CERTEC(サーテック)」が顔の皮膚の弾力性を効果的に改善し、しわやたるみを減少させ血流を促進し、顔全体の見た目の若返りに寄与することが示唆されました。これにより、「CERTEC(サーテック)」は非侵襲的アンチエイジング療法として有望なことが証明されました。

 当社では大学との共同研究により、当社製品の具体的な有効性と安全性を検証するほか、今後の製品開発につながる独自のメカニズムの解明を目指しております。今回の論文発表を通じて美容技術開発に還元し、美容機器業界のさらなる発展につなげてまいります。

【タイトル】

Neuromuscular electrical stimulation for facial wrinkles and sagging: The 8-week prospective, split-face, controlled trial in Asians

【著者】

Jun Omatsu MD, PhD 1 | Takashi Yamashita MD, PhD 1 | Toko Mori MD 1 | Yurika Osuji MD 1 |

Ruriko Kawanabe MD 1 | Ai Kuzumi MD, PhD 1 | Asako Yoshizaki MD, PhD 1 | Tomomi Yokota 2 |

Kentaro Yamazaki 2 | Shinichi Sato MD, PhD 1 | Ayumi Yoshizaki MD, PhD 1,3

1 Department of Dermatology, University of Tokyo Graduate School of Medicine,Tokyo, Japan

2 Face Lift Laboratory, Research and Development Department, YA-MAN Ltd, Tokyo, Japan

3 Department of Clinical Cannabinoid Research, University of Tokyo Graduate School of Medicine, Tokyo, Japan

【掲載論文URL】

http://doi.org/10.1111/jocd.16403

■(補足資料)デバイスを8週間用いた、ほうれい線の変化                                                                                                                              

本研究では、顔の右側には 「CERTEC(サーテック)」を搭載したデバイスと基礎化粧品(保湿剤)を、左側には基礎化粧品(保湿剤)のみを8週間使用し、ほうれい線の変化を測定しました。肌を立体的に計測するAntera 3D 顔画像装置で介入群(保湿剤+CERTEC(fNMES))とコントロール群(保湿剤のみ)の変化を測定したところ、介入群では8週間の時点でコントロール群と比較してほうれい線の総量の変化が有意に減少しました。

Antera 3D 顔画像装置を使用して、ほうれい線の総量と最大深さを測定。(A) ベースラインと 8 週間の代表的な写真。深さは赤いグレースケールで示されています。(右頬: 保湿剤 + fNMES、左頬: (保湿剤のみ)

■論文掲載誌「Journal of Cosmetic Dermatology」について

 「Journal of Cosmetic Dermatology」は出版社の「Wiley」が発行する査読付きの医学雑誌で、世界でも数少ない美容皮膚・ヒト臨床学術専門ジャーナルです。「Wiley」は1807年にニューヨークで創業され、科学、テクノロジー、工学分野関連の幅広い分野の学術書を出版しています。

■『表情筋研究所』とは

磨き上げてきた高次元の「テクノロジー」と、先端美容研究によって辿り着いた確かな「サイエンス」。その双方をあわせ持った独自の視点で、美を深層から科学する、ヤーマンの「表情筋研究所」。ここから、新しい美のカタチをお届けします。

              
『表情筋研究所』公式サイト:https://www.hyojo-science.com/

■ヤーマン株式会社のご紹介 

 1978年の設立以来、精密電子機器メーカーとしての技術開発基盤を背景に、日本初の体脂肪計*の開発など、アルゴリズム設計に強みを生かしながら、革新的な製品を作ることに全力を注いできました。業務用美容機器からはじまり家庭用美容機器へ歩みを進め、美容機器専門メーカーとして「美しくを、変えていく。」をスローガンに掲げ、これからも先端テクノロジーと常識を変えるアイデアで、美しくなる夢や驚きをお届けしていきます。

*手足4点で計測するインピーダンス方式において

コーポレートサイト:https://www.ya-man.co.jp/

※発表日現在の情報となります。最新の情報と異なる場合がございますのでご了承ください。

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