株式会社QIXと学校法人帝京大学が特許出願中の発明を使用した動物向け製品開発および販売に関する契約を締結

株式会社QIXのプレスリリース

株式会社QIX[代表取締役社長:生田目康道 東京都町田市森野](以下、「当社」)は、学校法人帝京大学[理事長・学長:冲永佳史 東京都板橋区加賀](以下、「帝京大学」)と、同大学が特許出願中である天然成分シトラールについての発明を使用した動物向け製品の開発および販売に関する独占的通常実施権許諾契約を正式に締結したことをお知らせします。

 

本契約は、シトラールの抗真菌・抗菌作用を用いて、動物向け製品開発・販売を独占的に行うものです。帝京大学医真菌研究センター・加納塁教授らと犬と猫の皮膚科・村山信雄獣医師により、シトラールには、犬マラセチア皮膚炎の原因菌である“Malassezia pachydermatis”への予防・治療効果があることが確認されています。当該効果について、帝京大学と株式会社どうぶつの皮膚科(犬と猫の皮膚科)で『マラセチア皮膚疾患の予防又は治療用組成物及び動物のマラセチア皮膚疾患の予防又は治療方法(特願2024-133762)』として特許出願中です。今後は、帝京大学との協力により、このシトラールを使用した動物用スキンケア製品の開発・販売を進めることにより、動物病院での犬マラセチア皮膚炎の治療・予防に貢献します。

 

犬マラセチア皮膚炎は日本の気候の影響もあり、よく診られる皮膚疾患として一般的な皮膚病とされています。治療にはアゾール系抗真菌薬であるミコナゾールを主成分としたスキンケアシャンプーや抗真菌薬の経口投与により治療するのが一般的です。最近、耐性株では、アゾール系抗真菌薬の標的であるエルゴステロール合成酵素の遺伝子【ERG11遺伝子】に変異を持つことによる耐性化の報告があり、獣医療業界でも対策について検討が始まっています。この犬マラセチア皮膚炎は体質にも関連しているため、罹患すると一生コントロールが必要な場合も多く、継続的な薬剤使用に代わる新たな治療法が望まれております。

 

本契約は、獣医療業界待望の犬マラセチア皮膚炎治療/予防の新たな選択肢の一つとして貢献することが期待されます。

■ 学校法人帝京大学とは

帝京大学は、1966年に東京都八王子市に開学。生まれ持った個性を最大限に生かすべく知識と技術を身につけ責任をもった行動ができる人材の育成をめざすため、教育理念として“自分流”を掲げ、教育指針として「実学」「国際性」「開放性」を定めています。板橋、八王子、宇都宮、福岡、霞ヶ関の5キャンパスを有し、10学部33学科11研究科の総合大学として、さまざまな学びの環境を提供しています。

法人名     :学校法人帝京大学(ホームページ:http://www.teikyo-u.ac.jp/

理事⻑・学⻑  :冲永 佳史

創⽴      :1966年

本部所在地   :東京都板橋区加賀2-11-1

 

■ 株式会社QIXとは

ペットと飼い主様の生活や体験する人生をもっと豊かで快適なものにしたい。

QIX:Quest for Integrated Experienceを使命として、商品、動物医療、美容、情報、IT、出版などに関わる全ての領域で、QAL(Quality of Animal Life)を高めるために必要とされているモノやサービスを生み出す企業です。

社名       :株式会社QIX (ホームページ:https://www.qix.co.jp/

代表取締役社長  :生田目康道

設立       :2009年11月25日

本社       :東京都町田市森野1-24-13 ギャランフォトビル4F

資本金      :1,500万円

事業内容     :1. 動物病院用プロダクト事業

          2. スキンケアプロダクト事業

          3. ホームケアプロダクト事業

          4. ペットフードプロダクト事業

          5. 経営・事業開発支援事業

          6. 専門教育支援サービス事業

          7. トリミングサロン事業

 

■ 当リリースに関するお問合せ

株式会社QIX 戦略企画室 担当:宮垣

〒194-0022 東京都町田市森野1-24-13 ギャランフォトビル4F

TEL:042-860-7462

 

 

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