国際ガールズ・デーに寄せて〜相談現場できくガールズのカラダの悩み〜

相談現場では、若者のSRHRに関する相談が増加中。女の子のための、性に関する正しい知識と安心できる相談の場をNPO法人ウィメンズアイが提供。

特定非営利活動法人ウィメンズアイのプレスリリース

特定非営利活動法人ウィメンズアイ(宮城県南三陸町、代表理事 石本めぐみ)は、南三陸町に拠点を置き、地域に暮らす女性たちを応援する「エンパワーメント」の活動を行っています。2017年に相談窓口を開設し、現在3名の女性相談員が女性からのさまざまな悩みに応じています。

2024年4月からウィメンズアイ相談員が受けた124件の相談のうち、10代から20代の相談は30%を占めています。相談内容としては、思春期のからだの変化、妊娠したかもしれないという相談などSRHR(性と⽣殖に関する健康と権利​​)に関することが最も多く、インターネットやSNSに情報があふれる一方で、正しい情報を選び取ることが難しくなっていることが要因の一つとして考えられます。

このような悩みを抱える女の子たちのために、ウィメンズアイでは相談窓口を設け、彼女たちが安心して話せる環境で、性に関する知識を伝える活動を続けています。

SRHRとは、Sexual and Reproductive Health and Rights(セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)の頭文字をとったもので、「性と生殖に関する健康と権利」を意味します。
私たち一人ひとりが、性と生殖の観点について適切な知識を持ち、自分の意思で尊厳と健康を守れることを指します。

【女性と女の子の相談窓口】

電話、対面、メールなどで相談を受けています。

詳細はホームページをご覧ください。

ウィメンズアイでは、宮城県の委託事業と個人や企業からの寄付により相談活動をしています。

地域や年齢に制限を設けず相談を受けており、若年女性が引き続き相談できるよう、オンライン寄付サイト(Give One)を通じて、寄付も募集しています。

ウィメンズアイについて

ウウィメンズアイは、東日本大震災を機に宮城県北の三陸沿岸で活動を始めた市民団体です。地域女性のエンパワーメントを目的に2011年から千回以上の講座を開催し、のべ1万人を超える東北地方の女性がこれまで参加してきました。2011年の東日本大震災後、多くの若い女性たちが地域の課題に取り組みましたが、特に被災地における課題は困難であり、問題が山積しています。ウィメンズアイは東北の地域のために活躍している女性たちが力をつけ、自らの人生を自ら選択して自分らしく生きられるよう、支援を行っています。

<本件に関するお問い合わせ先>

特定非営利活動法人ウィメンズアイ

E-mail: info@womenseye.net

電話 :0226-25-9517

〒988-0474 宮城県本吉郡南三陸町歌津字田表35-1

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